著書に、『ホテル王になろう』（オータパブリケイションズ）、『知的な男はモテる』（大和書房）など、多数。 http://www.an-web.com/   　 異性を口説く場所として、ホテルのインテリアや部屋を使うのは効果的です。 　 でも、ホテルの空間だけを利用するのは、あまり有効とはいえません。 　 最も有効活用できるのは「ホテルの人」です。 　 大きいホテルでも小さいホテルでも、ホテルマンを味方につけられるかどうかで成功率は大きく分かれます。 　 ホテルマンは、中立な立場ではないのです。 　 ホテルマンが味方してくれると、20人のスタッフのいるホテルなら、21対１で口説くことになります。 　 まわりはみんなあなたの身内のような状態になるのです。 　 １対１では、どんなに口説くのが上手な人でも限界があります。 　 21対１なら成功率はグンと高くなります。 　 スタッフが５００人いるような大きなホテルなら５０１対１です。 　 スタッフが５人しかいなくても、６対１で口説けます。 　 大切なのは、ホテルの大きい小さいではないのです。 　 いかにホテルマンを味方にできるかです。 　 ホテルマンを味方にするには、ホテルマンに愛されるお客様になることです。 　 味方してあげたくなるような、愛されるお客様になるのです。 ホテル日航東京 レインボーブリッジを望み、光・海・風にあふれるロケーション！夜には美しい夜景が目の前に広がります。お台場に建つ、全室バルコニー付きのリゾート感覚あふれるホテルです。 SPA＆STAY PLAN 広々40平米のお部屋からは、レインボーブリッジがパノラマで見渡せる眺望抜群のハーバービュールーム！家具や調度品、リネン類にいたるまで上質な自然素材を用いて心安まる空間になっています。 　 ホテルマンといえども人間です。 　 すべての人に平等にサービスするわけではありません。 　 サービスマンにも人情があります。 　 好きな人には思いきりサービスするし、好きではない人には手を抜きます。 　 １つ間違って嫌われるようなことをすると、ホテルマン全員があなたの敵にまわります。 　 だから中立ではないのです。 　 ホテルマンが味方になるか敵になるか、ホテルマンに好かれるか嫌われるかで、どんなにオシャレなところでどんなにお金をかけても、まとまる話もまとまらなくなります。 　 これが理解できない人は、ホテルへ行って、場所の力をかりればなんとかなると考えています。 　 インテリアやスペースの問題ではないのです。 　 あくまでも人の問題です。 　 あなた自身がホテルマンから愛される存在になれば、口説くにしても、商談にしても味方になってもらえます。 　 あなたが口説くのは苦手でも、ホテルマンが「今日は口説くのが目的で来ているんだな」とわかれば、ホテルマンたちが協力してくどいてくれます。 　 あなた自身は何も口説く必要がないのです。 　 自分一人でくどこうとすると、見え見えになってギラギラします。 　 うまくいくものもいかなくなるのです。 　 ムードを壊すのは簡単です。 　 そのためにも、当事者ではなく、まわりの人たちがムードをつくり上げてくれるようにすればいいのです。 「今日この人はデートで来ている」とわかったら、誰でもなんとか話がまとまるようなムードづくりに協力したくなるものです。 　 口説く気配は何もなくても、気がついたら相手が口説かれていたという状態が最も理想的なのです。 さまざまなニーズにお応えし、最適なプランをプロデュース。一流ホテルならではのホスピタリティで、あたたかくもさりげなくムードを高めてくれることでしょう。   第1回　大胆なホテルの使い方 第2回　ホテルで異性を口説く方法 第3回　予約・キャンセルの電話を入れることで、ホテルとの信頼関係が生まれる 第4回　エグゼクティブ・フロアに泊まると、早く覚えてもらえる 第5回　ホテルのバーで、待ち合わせをして、チェックインしよう 第6回　ホテルでは、ディスカウントではなく、アップグレードのサービスを求めよう。 第7回　子供からの旅行のプレゼントで、親は元気になる。 第8回　ピークより、オフのほうが、いいお客さんになれる。 第9回　大人の事情で宿泊する時は、「ノーネーム」を活用する。 第10回　ホテルで朝ごはんを食べると、その日は、うまくいく。 第11回　ホテルのロビーに、出会いがある｡ 第12回　宴会場のあるホテルに泊まろう。     出張プランから探す   エグゼクティブフロア   シティホテルを探す