タイトル画像:シンシンと双子 左:レイレイ、中央:シャオシャオ(2022年3月22日撮影)
新型コロナウイルス感染拡大に伴い臨時休園していた東京都・上野動物園で2022年3月25日、昨年生まれた双子のジャイアントパンダ「シャオシャオ」「レイレイ」の公開が再開されました。母親パンダの「シンシン」とともに親子3頭で過ごす様子を見られるのは、双子が幼少期のうちだけ! 現在はパンダ母子の観覧は抽選制のため、事前に予定を立てて上野動物園へ出かけてみませんか。
元気いっぱい!じゃれ合う双子のパンダに会いに行こう
2021年6月23日に生まれた双子のパンダ、シャオシャオ(オス)とレイレイ(メス)。2022年3月時点でそれぞれの体重は20㎏を超え、順調に成長しています。
管理上、背中に緑色の印を付けられているのがシャオシャオです。
日中も活発に動き回る双子。2頭でじゃれ合ったり、母親パンダのシンシンを追いかけたり、観覧が始まり人が多く集まるようになっても普段通り落ち着いて過ごしています。
シャオシャオは木の上に登っていることも多いそうなので、姿が見当たらなければ探してみましょう!
シャンシャン、リーリーも。全部で5頭のパンダがお出迎え
上野動物園にいるパンダは全部で5頭。おとなのオスのリーリーは双子もいる「パンダのもり」に、2017年に生まれたメス・シャンシャンは、正門から入園してすぐの東園パンダ舎で見られます。タケを食べたり、のんびりと過ごしたり、愛嬌たっぷりの姿を見せてもらえます!
2020年、西園にオープンした「パンダのもり」
双子とその親合わせて4頭のパンダに会えるのは、2020年に西園にオープンした「パンダのもり」。敷地面積は約6,800平米あり、東園パンダ舎に比べおよそ3倍の広さがあります。
屋内外に広がる展示スペースの一部にはガラスがなく、より間近でパンダを見られる空間に。
ジャイアントパンダのふるさとである中国・四川省をモデルに、木や岩、水場を再現。パンダのほか、生息地の近いレッサーパンダやキジ類も展示されており、森に暮らすような生き生きとした姿を目にすることができます。
双子のパンダ観覧は、事前の抽選制
双子と母親のジャイアントパンダの観覧は、当面の間は事前抽選制。抽選応募はインターネットのみで受け付けています。公式Webページ「パンダ母子観覧」抽選ページで会員登録をすれば、希望日時の抽選申し込みが可能。現在、上野動物園自体も事前予約制(先着順)ですが、「パンダ母子観覧」の抽選に当選した場合は先着制の入園整理券を取得する必要なく、双子パンダを含む園内の動物を観覧することができます。
リーリー、シャンシャンをはじめとした、パンダ母子以外の動物を見に行きたい場合には、上野動物園の「入園整理券」を予約しましょう。
かわいらしい様子を見せてくれる、上野動物園の双子パンダたち。事前にスケジュールを立てて、東京観光や週末のおでかけに上野動物園を訪れてみてください。
- 営業時間
- 9:30~17:00
※入園は16:00まで
※当面の間は入園予約制。ジャイアントパンダ観覧は事前抽選制。
- 休業日
- 月曜(祝休日の場合は翌日休園)、年末年始(12月29日~翌年1月1日)
- 料金
- 大人600円、中学生200円(都内在住・在学の中学生は無料)、小学生以下無料、65歳以上300円
- アクセス
- JR「上野」駅から徒歩約5分
- 公式・関連サイト
- 上野動物園
写真/(公財)東京動物園協会提供