一度は行ってみたい!リオデジャネイロの観光スポット10選

リオデジャネイロって?

リオデジャネイロは、ブラジル南東部に位置するリオデジャネイロ州の州都。人口は600万人を超え、サンパウロに次ぐブラジル第二の都市。グアナバラ湾は世界三大美港のひとつ、リオのカーニバルは世界三大カーニバルのひとつに数えられるなど、見どころ満載の国内最大の観光都市です。美しい海岸線、そびえ立つ巨大な岩山の緑が融合した絶景など、都市周辺の美しい文化的景観は「リオデジャネイロ:山と海の間のカリオッカの景観」として、2012年に世界遺産に登録されています。


1. コルコバードのキリスト像

コルコバードのキリスト像

リオデジャネイロの象徴ともいえる巨大なキリスト像は、1931年のブラジル独立100周年を記念して、丘の上に建設されたもの。高さ39.6メートルで、中は礼拝堂になっています。大きく両手を広げてリオの街を見守る姿は、ブラジルの人々の心の温かさを表しているといわれており、包まれるような優しさを感じさせてくれます。コルコバードの丘へは、リオデジャネイロ市内から登山列車で向かうことが可能です。

2. グアナバラ湾

グアナバラ湾

リオ五輪のセーリング会場となる湾で、1502年の正月にポルトガル人の探険家がこの湾を大きな河口と勘違いしリオデジャネイロ(ポルトガル語で「1月の川」という意味)と名付けたとのことから、リオデジャネイロの名前の由来となっています。世界三大美港のひとつとされ、130以上の島々が浮かぶ風光明媚な景色が望めます。キリスト像もこの湾を見下ろす形で立っています。

3. リオデジャネイロ近代美術館

リオデジャネイロ近代美術館

フラメンゴ公園内にある、ブラジルを代表する建築家アフォンソ・レイディがデザインしたユニークな建物が特徴の美術館。内部にある丸くくり抜かれた階段も見どころのひとつ。フランス画家フェルナン・レジェなど、国際的に有名な芸術家の彫刻や絵画など1万5千点以上のコレクションを所蔵。併設されている映画館では常時企画展が行われているので、映像好きな人も楽しませてくれます。

4. コパカバーナ海岸

コパカバーナ海岸

リオデジャネイロを代表する景色といっても過言ではない、白い砂浜の海岸。隣に続くレーメビーチからコパカバーナ端にある要塞まで、全長約4kmにわたって美しいカーブを描く砂浜が続きます。年間を通して各種イベントやスポーツが行われており、フットバレーやフレスコボールもここが発祥とされています。

5. リオデジャネイロ植物園

リオデジャネイロ植物園

コルコバード丘の麓にある、200年以上前にポルトガル王ジョアン6世によって設立された植物園です。54ヘクタールととにかく敷地が広大。多数の温室もあり、ブラジル原生の植物や海外の植物約6千500種が栽培されています。背の高いヤシの木の並木道は圧巻。園内のあちこちに南米らしい巨大な樹木も生い茂っていますので、歩いているだけでもトロピカルなムードを満喫できます。

6. チジュカ国立公園

チジュカ国立公園 熱帯植物

コルコバードの丘も含むチジュカ国立公園は、1961年に国立公園として設定。コーヒーのプランテーションによる森林伐採が問題になっていた状況から、植林によって見事に回復。「都市公園の森林の再造林では世界で最も成功した例の一つ」とされています。公園内には滝などもあり、ハイキングスポットとしても楽しめます。

7. アルポアドール海岸

アルポアドール海岸

アルポアドール海岸は、コパカバーナ海岸とイパネマ海岸の間にある半島の先っぽのエリアで、岩の上から海や山の景色を眺めることができ、リオで最も有名な夕日鑑賞スポットといわれています。日没の時間帯には、海に沈みゆく夕日を見るため多くの人が集まります。アントニオ・カルロス・ジョビンのボサノバの名曲「イパネマの娘」の名前を冠した公園があり、野外ライブもたびたび開催されています。

8. ウルカの丘とポン・ヂ・アスーカル

ウルカの丘とポン・ヂ・アスーカル ウルカの丘

2つのロープウェイを乗り継いでアクセスでき、リオの街や海などの美しい景色を眺められるスポット。1本目のロープウェイを降りたところにあるのがウルカの丘です。カフェテラスもあるのでゆったりと過ごせます。その先のロープウェイで行くポン・ヂ・アスーカルは、半島の上にある巨大な奇岩で、頂上からの眺めは見応え抜群の絶景です。

9. ペドラ・ダ・ガヴェア

ペドラ・ダ・ガヴェア

バッハエリアにある、ユニークな形をした山。切り立った巨大な絶壁がテレビでも取り上げられ、日本でも有名となった絶景スポットです。山頂まで登山するにはロッククライミングのように崖を登らなければならず、上級者以外はおすすめできませんが、頂上からの景色もなかなかのものです。

10. セラロン階段

セラロン階段

215段、全長125mの階段。ステップ一段ごとにカラフルなタイル絵が施され、下から見上げると一大アートを鑑賞できます。これは1990年からチリ人のアーティストであるホルヘ・セラロン氏が手掛けたもの。自宅前の階段から始め、地域の人々の理解を得て広がっていったとか。海外からの旅行者からプレゼントされたタイルも多く使われています。


いかがですか?
日本から見ると地球の裏側になるブラジル・リオデジャネイロ。時差はマイナス12時間、直行便の就航はなく、ヨーロッパ経由、アメリカ経由、中東経由など乗り継ぎしていくことになるため、簡単に訪れることは難しいかもしれませんが、魅力あふれるリオデジャネイロへぜひ訪れてみるのはいかがでしょう。

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