京都縦貫道で行く！京都北部のはんなりスポット10選

「京の奥座敷」とも呼ばれる亀岡から流れる保津川の急峻な流れに乗って、約90分間かけて下る「保津川下り」が有名です。乗船場には駐車場も完備しており、帰りはトロッコ列車で戻るのがおすすめコースです。

園部川が流れる全長約4kmの渓谷である「るり渓」は、日本の音風景100選にも選定されており、瑠璃色の美しい清流は涼やかな音を響かせながら流れています。 奥の深山では、夏にはハイキングを、秋には紅葉を楽しむことができます。

昔ながらの茅葺き屋根の家屋が数多く残っているのが、南丹市美山町のかやぶきの里です。「日本風景街道」にも登録されており、周辺の川や田畑と相俟って、郷愁感漂う町並みを醸し出しています。

京都府唯一の鍾乳洞として知られており、ひんやりとした洞窟内への探検は、お子様にとってはちょっぴりスリルで楽しい体験となるでしょう。併設の自然公園では、キャンプやバーベキューも楽しむことができます。

京都府指定無形文化財として、800年受け継がれている黒谷和紙の製作現場の見学や手漉き体験をすることができます。機械に頼らない伝統的な手漉きで製造する職人技は、一見の価値ありです。

丹波の国を平定した明智光秀が統治した福知山城は、京都府内でも数少ない天守を復元されており、街のシンボルとして風格を漂わせています。 城周辺には新興の店舗も立ち並び、賑わいを見せています。

日本海に沈む美しい夕陽を堪能できるのが、京丹後市網野町の夕日ヶ浦。美しい風景だけではなく、温泉も海の幸も楽しむことができます。とくに冬のカニは有名で、京阪神地区から直行バスが出ています。

言わずと知れた、日本三景のひとつである天橋立は、京都北部の代表的な観光地として府内外の観光客が集まるスポットです。体を屈めて天橋立を臨む「股のぞき」によって見られる風景は、まさしく京都の持つ奥ゆかしさを表出させています。

日本海を臨む舞鶴漁港は、海上自衛隊の基地として、また天然の漁港としてもよく知られています。海軍カレーや肉じゃがといったグルメに舌鼓を打ちつつ、迫力満点の護衛艦を堪能することができる贅沢スポットです。

「伊根の舟屋」の独特の風景で知られる与謝野郡伊根町は、古代より京都と中国大陸の交易の漁港として栄えた町です。約230軒もの舟屋が並び立つ景観はまさに壮観で、どこか懐かしく、子どもの頃に戻ったかのような気持ちにさせてくれます。