【2023年最新】日光のおすすめ紅葉名所20選!2023年見頃やライトアップ情報も

日本有数の紅葉スポット「日光」

世界遺産「日光東照宮」など多くの名所が点在し、都心からアクセスしやすいことなどから、オールシーズン気軽に旅行ができる観光地として有名な日光ですが、実は紅葉の時期になるとさらに人気が増す、日本有数の紅葉スポット。独特の環境が多様な自然をはぐくんでおり、非日常的な風景を楽しむことができます。日光の標高差は実に2,000メートル以上あるため、地域によって気象が異なるので注意。日光市街地と標高が高い中禅寺湖などとでは時期が少しだけずれるので、見頃情報をチェックしてお出かけください。

 

2023年紅葉の見ごろ予想、広く平年並み。日光東照宮は11月10日頃から。
ウェザーニュースが発表した2023年秋の紅葉見ごろ予想によると、記録的な残暑により北日本の紅葉は平年より遅く、東日本や西日本は広く平年並みの予想とのこと。
栃木県の日光東照宮は11月10日頃、もみじ谷(織姫公園)は11月19日頃から見ごろになる予想です。

 

 

 

1.日光の大自然を彩る紅葉スポット

栃木県日光市中宮祠

竜頭の滝(りゅうずのたき)

竜頭の滝

中禅寺湖に注ぐ湯川にあるこの滝は、約210メートルにわたって山の岩肌を流れ落ち、滝壺近くの岩で二分されます。その姿が天から駆け下りる竜の頭のように見えることが「竜頭」の名の由来と言われている、迫力満点のスポット。奥日光は紅葉の訪れが最も早い場所としても知られ、赤や黄色に色づいた木々は滝を包み込むような広がりを見せてくれます。観瀑台から滝の正面を眺めるのもよいですが、散策路から側面の急流状の様子を眺めるのもおすすめです。

例年の見頃
10月上旬~10月中旬
アクセス
【電車】JR・東武日光線「日光」駅から東武バス湯元温泉行き「竜頭の滝」停下車、徒歩約2分
【車】日光宇都宮道路「清滝」ICから約30分

栃木県日光市中宮祠

中禅寺湖

中禅寺湖

標高1,269メートルにある中禅寺湖は、日本で最も高い場所に位置する自然湖。奥日光がパノラマで一望できるスポット「半月山展望台」からは、男体山と中禅寺湖の眺望が開け、八丁出島の美しい紅葉や広大な山々に色づく紅葉が楽しめます。また遊覧船に乗りながら、紅葉が湖面に映える景色を見渡すのもおすすめです。

例年の見頃
10月中旬~10月下旬
アクセス
【電車】JR・東武日光線「日光」駅から東武バス中禅寺温泉行きまたは湯元温泉行き「中禅寺温泉」停下車すぐ
【車】日光宇都宮道路「清滝」ICから約20分

栃木県日光市中宮祠

華厳の滝(けごんのたき)

華厳の滝

袋田の滝、那智の滝と並ぶ、日本三大名瀑のひとつに数えられる滝。高さ97メートルの断崖から一気に滝壺まで落下する姿はまさに圧巻。エレベーター(有料)で滝壺の近くまで下りれば、迫力ある滝の爆音や水しぶきを間近で観賞することができます。明智平展望台から一望できる、紅葉と滝のコラボレーションは必見です。

例年の見頃
10月中旬~10月下旬
ライトアップ
2023年11月11日~19日 16:30~19:00
アクセス
【電車】JR・東武日光線「日光」駅から東武バス中禅寺湖方面行き「中禅寺温泉」停下車、徒歩約5分
【車】日光宇都宮道路「清滝」ICから約20分
詳細
ライトアップ奥日光

栃木県日光市中宮祠

日光いろは坂

日光いろは坂

「日光いろは坂」は、「日本の道100選」にも選ばれており、市街地と中禅寺湖や奥日光を結ぶ観光道路として、多くの車が訪れます。標高差が約500メートルあることから紅葉の色づきが微妙に異なり、走りながら色の変化を見ることができるのが特徴。また、「明智平」からは、関東平野まで広がる大パノラマを楽しむこともできます。

例年の見頃
10月中旬~11月上旬
アクセス(明智平)
【電車】JR・東武日光線「日光」駅から東武バス中禅寺温泉行きまたは湯元温泉行き「明智平」停下車すぐ
【車】日光宇都宮道路「清滝」ICから約20分

栃木県日光市中宮祠

戦場ヶ原

戦場ヶ原

男体山が噴火して湯川がせき止められ、土砂がたまってできた広大な湿原地帯。6月~10月はノハナショウブなど数々の高山植物が楽しめて、ハイキングにも最適です。湿原一面を赤く染める草紅葉(くさもみじ)は、紅葉のシーズンよりも少し早めに色づきます。

例年の見頃
10月中旬~10月下旬(草紅葉は9月下旬~10月上旬)
アクセス
【電車】JR・東武日光線「日光駅」から東武バス湯元温泉行き「三本松」停下車すぐ
【車】日光宇都宮道路「日光」ICから約40分

栃木県日光市中宮祠

小田代ヶ原(おだしろがはら)

小田代ヶ原 小田代湖

戦場ヶ原の西側に位置した湿原地帯。ミズナラやカラマツなどの木々に囲まれた大自然が広がり、春から夏にはアザミやヒオウギアヤメなどの高山植物が咲き誇ります。小田代湖は大雨が降ると一時的にできる湖で、数年に1度しかできない幻の湖。こちらも「戦場ヶ原」と同様に、湿地一面が草紅葉でグラデーションに色づきます。

例年の見頃
10月上旬~10月中旬(草紅葉は9月下旬~10月中旬)
アクセス
【電車】JR・東武日光線「日光」駅から東武バス湯元温泉行き「赤沼」停下車、徒歩約30分
【車】日光宇都宮道路「清滝」ICから約30分

栃木県日光市湯元

湯ノ湖

湯ノ湖

標高1,478メートルにある山間の湖。澄んだ湖面は、どことなく神秘的な雰囲気が漂います。周囲約3キロメートルの湖畔には散策路があり、1時間ほどで一周できるのでちょっとしたハイキングにもおすすめです。紅葉シーズンは9月下旬~10月中旬頃。赤・黄・茶といった、色とりどりの見事な紅葉が見られます。

例年の見頃
10月上旬~10月中旬
アクセス
【電車】JR・東武日光線「日光駅」から東武バス湯元温泉行き「湖畔前」停下車すぐ
【車】日光宇都宮道路「清滝」ICから約40分

栃木県日光市湯元

湯滝

湯滝

湯ノ湖の南側にある滝で、高さ約70メートル、幅は最大で約25メートル。岩壁を末広がりに流れ落ちる姿は、迫力がありながらもどこか優雅さを感じます。湯ノ湖まで続く遊歩道があり、階段上からは滝を間近に望むことが可能。紅葉は10月中旬から見頃を迎えます。

例年の見頃
10月中旬~10月下旬
アクセス
【電車】JR・東武日光線「日光」駅から東武バス湯元温泉行き「湯滝入口」停下車、徒歩約5分
【車】日光宇都宮道路「清滝」ICから約40分

栃木県日光市所野

霧降の滝(きりふりのたき)

霧降の滝

華厳の滝・裏見滝とともに日光三大名瀑のひとつに数えられています。水が岩にあたって霧のように飛び散る様子がこの名の由来。霧降川にかかる滝は上下2段になっていて、上段が約25メートル、下段が約26メートル、高さは約75メートルにものぼります。周囲の紅葉と溶け合った滝の全容はまさに圧巻。

例年の見頃
10月下旬~11月上旬
アクセス
【電車】JR・東武日光線「日光駅」から東武バス霧降高原行きまたは大笹牧場行き「霧降滝入口」停下車、徒歩約15分
【車】日光宇都宮道路「日光」ICから約10分

栃木県日光市藤原

龍王峡

龍王峡

鬼怒川温泉と川治温泉の中間に位置し、鬼怒川沿いに整備された「自然研究路」は約6キロメートルの散策コース。白い岩肌を彩る紅葉と鬼怒川の水面がおりなす秋の風景が訪れる人を魅了します。龍王峡駅から徒歩約10分の「虹見の滝」は龍王峡の見どころのひとつです。

例年の見頃
10月下旬~11月上旬
アクセス(虹見の滝)
【電車】野岩鉄道「龍王峡」駅から徒歩約10分
【車】日光宇都宮道路「今市」ICから約40分

栃木県日光市川俣

瀬戸合峡(せとあいきょう)

瀬戸合峡

凝灰岩が浸食されてできた峡谷。高さ約100メートルの断崖絶壁が約2キロメートルに渡って続く光景は迫力満点!県道23号線からは、その様子を眼下に眺めることができます。紅葉の見頃は例年10月中旬~10月下旬頃。赤、黄、緑などに色づく樹木とむき出しの岩肌が織りなすコントラストを楽しんで。「とちぎの景勝100選」にも選定されています。

例年の見頃
10月中旬~10月下旬
アクセス
【電車】東武鬼怒川線「鬼怒川温泉」駅から市営バス女夫渕行き「川俣平家塚」下車、徒歩約15分(見晴休憩舎)、徒歩約30分(渡らっしゃい吊橋)
【車】日光宇都宮道路「今市」ICから約80分

2.日光の建築名所を彩る紅葉スポット

栃木県日光市山内

日光東照宮など 二社一寺

日光東照宮

世界遺産に登録された二社一寺(日光東照宮・日光二荒山神社・日光山輪王寺)は、日光でもっとも有名な観光名所。日光東照宮を中心とした日光社寺周辺も、紅葉シーズンは大にぎわい!黄・赤を帯びていく木々のコラボレーションは、日光の社寺をより魅力的に彩ります。見頃時期のわずか数日だけライトアップされるので、この期間をねらって訪れてみては。

例年の見頃
11月上旬~11月下旬
ライトアップ
(ライトアップ日光)
 2023年11月3日~11月5日 18:00~21:00
(日光山輪王寺 逍遥園ライトアップ)
 2023年10月27日~11月12日 期間中の金・土・日曜
 10月 17:00~19:00、11月3日~5日 16:00~21:00、10日~12日 16:00~19:00
アクセス(日光東照宮)
【電車】JR・東武日光線「日光」駅から東武バス中禅寺温泉または湯元温泉行き「神橋」停下車、徒歩約8分
【車】日光宇都宮道路「日光」ICから約10分
詳細
日光市観光協会公式サイト「日光旅ナビ」

栃木県日光市上鉢石町

神橋(しんきょう)

神橋

日本三大奇橋のひとつに数えられる、日光観光のシンボル的存在。二荒山神社の建造物で日光山内の入り口にあり、山間の峡谷に用いられた「はね橋」の形式としては我国唯一の古橋です。大谷川に架かる鮮やかな朱塗りのアーチ形の橋は、秋になると紅葉に彩られてさらに美しくなります。

例年の見頃
11月上旬~11月下旬
アクセス
【電車】JR・東武日光線「日光」駅から東武バス中禅寺湖方面行き「神橋」停下車すぐ
【車】日光宇都宮道路「日光」ICから約5分

栃木県日光市中宮祠

中禅寺

中禅寺

784年に建立されたお寺で、世界遺産「日光山輪王寺」の別院。五大堂からの中禅寺湖を望むと、「半月山展望台」などから見る景色とまた一味違った絶景を楽しむことができます。境内にある「愛染かつら」の木(二代目)も、シーズンになると鮮やかな黄色に。映画にもなったこの「愛染かつら」の木、葉っぱがハートの形をしていることから縁結びの木としても密かな人気があります。

例年の見頃
10月中旬~10月下旬
アクセス
【電車】JR・東武日光線「日光」駅から東武バス中禅寺湖方面行き「中禅寺温泉」停下車、徒歩約25分
【車】日光宇都宮道路「清滝」ICから約20分

栃木県日光市中宮祠

日光・イタリア大使館別荘記念公園

日光・イタリア大使館別荘記念公園

中禅寺湖の湖畔の木々に囲まれた、明治時代の外交官の旧別荘。テラスからは美しく色づいた八丁出島を望め、散策路を歩くとその周囲に鮮やかな紅葉が迎えてくれます。湖に向いたベンチに座って眺めるのがおすすめ。目の前に湖面と紅葉と空が調和する景色が広がります。

例年の見頃
10月中旬~11月下旬
アクセス
【電車】JR・東武日光線「日光」駅から湯元温泉行または中禅寺温泉行き乗車、「中禅寺温泉」乗り換え半月山バス乗車「イタリア・英国大使館別荘記念公園入口」停下車、徒歩約5分
【車】日光宇都宮道路「清滝」ICから歌ヶ浜駐車場まで約35分、歌ヶ浜駐車場から徒歩約15分
詳細
日光自然博物館

3.知る人ぞ知る穴場の紅葉スポット

栃木県日光市匠町

憾満ヶ淵(かんまんがふち)

憾満ヶ淵

日光の大自然に囲まれた大谷川の渓谷に位置する「憾満が淵」。数えるたびに数が違うと言われることで有名な約70体の地蔵群「化地蔵」と、川を挟んだ対岸には日光植物園があります。色とりどりの紅葉と渓谷美を堪能、そして石仏や石塔を眺めながらゆっくり散策してみて。上流の絶壁には、「弘法大師の投筆」と呼ばれる伝説の由来となった「かんまん」の梵字が刻まれた様子を見ることができます。

例年の見頃
11月上旬~11月中旬
アクセス
【電車】JR「日光」駅より東武バス中禅寺温泉駅または湯元温泉駅行き「総合会館前」停下車、徒歩約15分
【車】日光宇都宮道路「日光」ICから約10分

栃木県日光市所野

霧降高原(きりふりこうげん)

霧降高原

標高約1,200メートルと、関東平野を一望できる雄大な高原。赤薙山の斜面に位置し、ニッコウキスゲなど高山植物の宝庫として知られています。年間を通して豊かな自然に親しむことができ、秋は一面に広がる紅葉を堪能できる人気のスポット。高原エリアには紅葉前線を眼下に見下ろす「六方沢橋」や、カエデ、ナナカマドの紅葉が美しい日光三名瀑のひとつ「霧降ノ滝」などもあり、ドライブコースとしても人気です。

例年の見頃
10月中旬~10月下旬
アクセス
【電車】JR「日光」駅より東武バス霧降高原、または大笹牧場行き「霧降高原」停下車、徒歩すぐ
【車】日光宇都宮道路「日光」ICから約30分

栃木県日光市細尾町

明智平

明智平

「明智平」は、第2いろは坂をほぼ登りきったところにあるビューポイント。ここからロープウェイに乗って標高1,373メートルに位置する展望台に行くことができ、「男体山」や「中禅寺湖」、「華厳の滝」などを一望できます。雄大な山並みが色づく様はまさに絶景。大パノラマで見る紅葉に思わず圧倒される、日光を代表する名所です。いろは坂の紅葉も一望できます。

例年の見頃
10月中旬~10月下旬
アクセス
【電車】JR「日光」駅より東武バス中禅寺温泉または湯元温泉行き「明智平」停下車、徒歩すぐ
【車】日光宇都宮道路「清滝」ICから約20分

栃木県日光市鬼怒川温泉大原

鬼怒楯岩大吊橋(きぬたていわおおつりばし)

鬼怒楯岩大吊橋

鬼怒川温泉街の南部と名勝「楯岩」を結ぶ歩行者専用の吊り橋です。全長約140メートルに渡って、鬼怒川の急流と色とりどりに染まる秋の山並みを眺めることができます。「楯岩」の頂上にある展望台からの眺めの必見。眼下には温泉街が、遠くには鶏頂山など高原山系の美しい山並みの景色が広がります。散策スポットや写真撮影スポットとしても人気です。

例年の見頃
10月中旬~11月中旬
アクセス
【電車】東武鉄道東武鬼怒川線「鬼怒川温泉」駅から徒歩約15分
【車】日光宇都宮道路「今市」ICから約20分

栃木県日光市・那須塩原市

日塩もみじライン(にちえんもみじらいん)

日塩もみじライン 白滝

鬼怒川温泉と塩原温泉を結ぶ全長約28キロメートルの山岳道路。モミジ、カエデ、ブナ、カツラ、シラカバ、ナラ、ナナカマド、ヤマウルシ、カラマツ、ツタなど様々な樹木の紅葉が楽しめます。サイクリングコースやドライブコースとしても人気で、途中にはビュースポットも多く点在。「太閤下ろしの滝」や「白滝」などの名所では、紅葉と滝の壮大なコラボレーションを堪能できます。

例年の見頃
10月中旬~11月上旬
アクセス
【電車】JR「西那須野」駅からバスで約30分
【車】東北道「西那須野塩原」ICから約40分

4.日光の紅葉スポットMAP


※紹介している紅葉の画像は過去のものです。

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