いま旬の旅

高速バスに対する意識調査。車内の社会的距離などバス選びの新基準が明らかに

新型コロナウイルス感染症の拡大防止の流れを受け、これまでとは異なる旅の形が求められる昨今。旅の移動手段のひとつである高速バスに対しても、利用状況や意識に変化が生じています。楽天トラベルでは、サービスご利用者様を対象に「高速バスに対する意識調査」のアンケートを実施。ユーザーの高速バスに対する考え方についてまとめました。

調査対象者:楽天トラベルのバスサービスを過去1年間で予約された方 3,360名
調査期間:2020年6月9~18日

不安を感じ自粛。8割以上がバスの利用が減ったと回答

新型コロナウイルスの流行前後で、高速バスを利用する頻度が変わりましたか?  

新型コロナウイルスの流行の前後で、高速バスを利用する頻度が変わりましたか?

新型コロナウイルス流行後の高速バスの利用頻度について聞いたところ、8割以上のユーザーが以前より「減っている」と回答。「変わらない」という回答も約1割見られますが、「増えている」と回答したユーザーは1%を下回っていて、コロナ流行後に高速バスの利用を避けている人が多いことが分かります。

高速バスを利用する回数が減ったのは、どのような理由からですか?

新型コロナウイルスの流行の前後で、高速バスを利用する回数が減ったのは、どのような理由からですか?

利用頻度が減った理由として最も多かったのが、外出自粛が要請されたからといった回答。次いで、「コロナウイルス感染を防ぐため」「狭い車内で感染のリスクがあるため」といったバス乗車への懸念の声が多く集まりました。長時間「密」を避けられない環境に不安を感じている人が多いようです。

一方で、「テーマパークが閉まっている」など観光ができなくなったことや、各種イベント・出張の中止、高速バスの運休・減便、「予定していた旅行や帰省が延期になった」といった意見も。感染への不安がある一方で、高速バスに乗りたくても乗れなかった状況についても明らかになりました。

次の高速バス利用は、7~8月の夜行バス。用途に変化は見られず

次回の高速バス利用について、具体的にいつ利用したいと考えていますか?

あなたは次回の高速バス利用について、具体的にいつ利用したいと考えていますか?

続いて、高速バスを次回利用するタイミングについて聞いたところ、約4割が「わからない」と回答。新型コロナウイルス終息の見通しが立たない今、高速バスの利用再開時期を決められないという人が多い結果に。

一方、具体的な時期を回答した人の意見を見てみると、2020年7~8月と直近のタイミングに集中していることも分かりました。コロナウイルスの感染拡大後も、夏休みの旅行や帰省で例年利用者が増加するこの時期の需要が高いようです。

次回、高速バスを利用する場合、利用の可能性が高い路線を教えてください。(複数回答)

次回の高速バス利用する場合、利用の可能性が高い路線を教えてください。(いくつでも)

昼行・夜行をはじめ、空港行きや日帰りバスツアーなど、さまざまな場面で活躍している高速バス。中でも、4割以上と多くのユーザーの回答が集中したのが「夜出発、朝着の夜行高速バス」でした。

次いで多く見られたのは「乗車時間1~4時間程度の高速バス」「乗車時間4~6時間程度の昼行高速バス」の2つ。逆に「空港、アウトレット行きなどの高速バス」「日帰りバスツアー」は少ない結果に。これには、高速バスを利用する際の目的も大きく関わっていると予測できます。ユーザーの意見を詳しく見ていきましょう。

高速バスを利用して「やりたいこと」を教えてください。(複数回答)

今現在、あなたが高速バスを利用して「やりたいこと」を教えてください。(いくつでも)

※過去1年の利用目的と比較

「今現在、高速バスを利用してやりたいこと」についてのアンケート結果を見たところ、観光やライブ・イベントへ行きたいという意見が最多。また、手頃な価格で全国各地すみずみへ運行しているバスを帰省に利用するというニーズも、引き続き高いことが分かりました。これは、テーマパークやライブ・イベントの再開や、県をまたいだ移動の自粛が解除されたらまた高速バスを利用したい、という傾向の表れだと推測できます。

全体を通し、コロナウイルスの流行前後で多少の増減は見られるものの、高速バスを利用する目的は昨年とほぼ同様。利用目的自体は、Withコロナ時代においても、大きく変わることはなさそうだと言えます。

新しいバス選びの基準は、「密」回避と衛生管理

新型コロナウイルスの流行する前と後で、コロナが理由でバス会社を選ぶ基準に変化はありますか?

あなたは新型コロナウイルスの流行する前と後で、コロナが理由でバス会社を選ぶ基準に変化はありますか?

具体的な移動や旅の前に、考えなければいけないのはバス会社の選び方。新型コロナウイルス感染症の流行前後で、選び方に変化はあるのでしょうか?

アンケートによると、「変えないと思う」が約5割にのぼるものの、約4割は「変えると思う」と回答。宿泊施設の選び方についても同様の質問をしたところ、「変えると思う」との回答は3割弱にとどまり、バス会社選びは宿泊施設選び以上に慎重になされていることが分かりました。

新型コロナウイルス対策で、高速バス利用時に希望するサービスを教えてください。(複数回答)

新型コロナウイルス対策で、高速バス利用時に希望するサービスを教えてください。(いくつでも)

続いて、今後のバス会社選びで重要になってくる、「高速バスの利用時に求めるサービス」について詳しく見てみると、3密な状態を回避する「ソーシャルディスタンス」の確保に回答が集中。また、バス車内の除菌や走行中の車内換気、乗員・乗客全員のマスク着用など、衛生管理に対する要望も多数見られ、日常と同様に気を配ることで、「高速バスを安全・安心に利用したい」と考えている人が多いことが分かりました。

各バス会社は、情勢や利用者の要望を踏まえ、3密回避・衛生管理など新型コロナウイルス感染症対策に日々取り組んでいます。取り組みの内容は、こちらの記事でも詳しくご紹介しています。


「新しい生活様式」が浸透し始め、旅行に対する考え方も少しずつ変わってきています。高速バスも同様に、手頃な価格や時間を効率よく使える利便性だけでなく、3密回避や衛生管理への対策が強く求められていることが分かりました。旅行や帰省で遠出をする際には、参考にしてみてください。

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