【2024年最新】浜松の観光スポット27選と名物グルメ！フラワーパークや浜名湖パルパルなど楽しいスポットめじろ押し

静岡県の沿岸部にある浜松市。「浜名湖パルパル」や「かんざんじロープウェイ」などに代表される浜名湖周辺のレジャーリゾートをはじめ、浜名湖の自然が楽しめる「浜名湖遊覧船」や花畑が美しい「浜名湖ガーデンパーク」などフォトジェニックスポットもたくさん。また、世界のHONDAのルーツを知る「本田宗一郎ものづくり伝承館」や、航空自衛隊の広報施設「エアーパーク」なども見逃せません。今回は、現地スタッフが選ぶ、浜松旅行で訪れるべき観光名所をご紹介します！

浜名湖に面した遊園地。メルヘン系から絶叫系まで約30種類の多彩なアトラクションがそろい、やなせたかし氏デザインのマスコットキャラクター「パルパルファミリー」も大人気。夏は大人も子どもも楽しめる「パルプール」もオープン。国内唯一の湖上を渡るかんざんじロープウェイや浜名湖オルゴールミュージアムも併設しています。

【現地スタッフおすすめコメント】

子どもに大人気のステージショーも多彩です！

豊かな森に囲まれた浜松市のセントラルパーク。青年期の徳川家康が17年間過ごしたことから「出世城」と呼ばれる浜松城の城跡を整備し、戦国時代の面影を残す石垣が現存します。中央芝生広場を中心に、日本庭園やアスレチック遊具のある冒険広場もあり、春は桜の名所としても有名。天守閣の最上階からは浜松市街が一望できます。

【現地スタッフおすすめコメント】

石垣にハート型の石を見つけるとステキなことがあるかも！

浜松銘菓「うなぎパイ」の製造工程を楽しく学べるスポットです。工場見学は3種類で、「うなぎパイ」のできるまでを予約なしで気軽に楽しめる「自由見学」、コンシェルジュによる説明付きの「コンシェルジュ付見学」（要予約）、焼き立てのうなぎパイが食べられる「窯出しうなぎパイツアー」（要予約）。工場見学後は、うなぎパイを使った限定スイーツが味わえるカフェや直売店も要チェック！

【現地スタッフおすすめコメント】

ここでしか味わえないうなぎパイスイーツも人気！

浜名湖畔に30万平方メートルの広大な敷地を有する花と緑の公園。季節ごとに趣向を凝らしたテーマ展示を行う大温室「クリスタルパレス」をはじめ、四季折々3,000種の草花が楽しめます。音楽に合わせて水が踊る「大噴水ショー」や、園内を走る観覧乗物「フラワートレイン」も人気。桜やホタル、クリスマスの時期には夜間開園もあります。

【現地スタッフおすすめコメント】

産直のフラワーショップでは季節の草花が安価で購入できます

2つのエリアからなるレジャーパークは、西エリアでは地ビールが飲めるレストランやフードコート、フルーツをモチーフにした大型遊具や「ふわふわ広場」など子どもも大満足の遊具がそろいます。東エリアはセグウェイなどのアクティビティや、広大な果樹園が。1日中家族みんなで遊びつくせます。

【現地スタッフおすすめコメント】

旬のフルーツ狩りをはじめとした様々なアクティビティで大人から子どもまで楽しめる。園内のワイナリーではオリジナルワインを醸造しています。夏はグランピングもおすすめ！

2004年に開催した浜名湖花博の跡地を利用して造られた都市公園。湖畔の美しい自然と四季折々の花に包まれた園内は、西側エリア、街のエリア、里のエリアの3つのゾーンから成り、花の美術館や水遊び広場など、大人も子どもも気軽に楽しめる施設が充実。高さ50メートルの展望塔からはガーデンパークの全景や浜名湖の風景が一望できます。

【現地スタッフおすすめコメント】

水遊び広場から花の美術館を結ぶ遊覧船ガーデンクルーズも人気

浜名湖畔の自然を生かし、120種を超える動物たちを飼育する動物園。日本では唯一、ここでしか見ることのできない「ゴールデンライオンタマリン」という小型サルは必見。きれいな黄金色の毛に包まれ、顔の周辺には雄ライオンのようなたてがみ状の毛が生えています。土日祝開催のカンガルーやニホンザルのエサやり、ふれあい体験も人気です。

【現地スタッフおすすめコメント】

動物たちのお食事タイムは毎日見学できます！

浜松の建築家、佐々木茂良（しげよし）氏が手がけたファンタジックな複合施設。ショップやレストランが点在する森の中は、まるでおとぎ話の世界に迷い込んだかのような、メルヘンな雰囲気。ボトルチーズケーキ・カフェ、レストランや、ふくろうと触れ合えるスポットなどが人気。

【現地スタッフおすすめコメント】

中世ヨーロッパの田舎村の気分を味わえます！

日本で一番長い周囲長を持つ汽水湖・浜名湖を、優雅に周遊する遊覧船。舘山寺港、フラワーパーク港、瀬戸港より毎日出港。出港した港へ戻る約30分コースや景色を楽しむ片道約30分、往復約70分のコースがあり、奥浜名湖方面から浜名湖かんざんじ温泉への足としても利用できます。夏のサンセットクルーズなど季節の限定クルーズもあり。

【現地スタッフおすすめコメント】

遊覧船に自転車を乗せて湖畔のサイクリングも楽しめます

日本で唯一の湖上を渡るロープウェイ。浜名湖パルパルと大草山山頂・オルゴールミュージアムを全長723メートル、所要時間約4分で結びます。浜名湖上空から360度の大パノラマを楽しめ、大草山展望台からのパノラマビジョンも絶景です。

【現地スタッフおすすめコメント】

空気が澄んでいる日は、遠く富士山を望むこともできます

2億5千万年前の石灰岩地帯に形成された、総延長1キロメートルを越える東海地方最大級の観光鍾乳洞「竜ヶ岩洞（りゅうがしどう）」。約400メートルの見学コースでは、落差約30メートルの地底の大滝や鍾乳石など、数多くの自然の神秘に魅了されます。鍾乳洞の水や、マイナスイオンたっぷりの鍾乳洞の風を楽しむ足水＋天然冷風浴場「ようきた洞」も人気です。

【現地スタッフおすすめコメント】

洞内の年間平均気温は18度。夏は涼しく冬暖かい地底探訪が楽しめます

遠州灘海浜公園は、石人の星公園（中田島北地区）、風車（中田島地区）、凧場公園（白羽球技場）の3地区から成る広大な公園です。「風車公園」は、南には雄大な中田島砂丘が広がり築山からは馬込川河口や遠州灘を一望。大型の屋外遊具やサイクル広場のある「石人の星公園」は親子連れに人気。「凧場公園」は春の浜松まつりの凧揚げ合戦の際には大勢の観光客が集まります。

【現地スタッフおすすめコメント】

小さいお子さんでも遊べる遊具あり。うれしい入園無料！

日本三大砂丘の一つともいわれる「中田島砂丘」。遠州灘に面した、約4キロメートルにわたる広大な砂丘です。遠州灘の風を受けてできる「風紋」が美しく、多くのPVやロケ地にも選ばれています。また、アカウミガメの産卵地としても有名。JR浜松駅から車で10分ほどなので、市街地にも近く気軽に訪れられる絶景スポットです。

【現地スタッフおすすめコメント】

「風紋」の見ごろは3～5月と10～11月。風の強い日の翌日は特にきれいに見られます！

弁天島海浜公園は、夏に海水浴や潮干狩りが楽しめる家族連れに人気のレジャースポットです。高さ18メートルの赤い鳥居「舞阪町観光シンボルタワー」が目印で、秋から冬にかけては鳥居の間に沈む夕日を楽しめます。春から夏の間の暖かい季節には、渡し船で鳥居のある「いかり瀬」まで行くことも可能です。

【現地スタッフおすすめコメント】

鳥居の間に沈む夕日はフォトジェニック！

浜松市屈指の絶景スポット。眼下には新東名、浜松市街、アクトタワー、さらにその先に遠州灘まで展望できる素晴らしい景色が広がります。人もあまり多くなく、ゆっくりと景色を楽しむには最適。夜景スポットとして人気ですが、夜間は真っ暗闇。懐中電灯は必携です。

【現地スタッフおすすめコメント】

滝沢小学校を過ぎた先、「滝沢展望台」の看板を目印に！

浜名湖が太平洋と接する今切口のすぐ西側に位置し、海にちなんだ各種の体験学習ができる施設。貝殻や流木を使ったクラフト体験のほか、夏は魚やウナギのつかみ取り体験、冬は「牡蠣小屋」での焼き牡蠣体験も大人気。施設内の食堂では、生シラス丼など浜名湖の名産を堪能できます。人気の釣り場「新居弁天海釣公園」にも隣接。

【現地スタッフおすすめコメント】

浜名湖を見渡しながらバーベキューも楽しめます

県立森林公園の南隣になる豊かな自然の中で、子どもからお年寄りまで3世代が楽しめるアスレチック。人間ロープウェー、吊橋わたり、あり地獄など全40ポイントがある本格仕様です。敷地内には、ゴーカートやサイクルモノレール、パターゴルフ場などもあり、1日たっぷり遊べます。

【現地スタッフおすすめコメント】

森林浴を楽しみながら、体を思い切り動かして気分爽快！

日本で唯一の航空自衛隊の広報施設。歴代ブルーインパルスや戦闘機の実物、装備品などの展示をはじめ、パイロット気分を味わえるフライト・シュミレータ、迫力の全天周シアターと、大人も子どもも夢中になれる魅力が満載です。フライトスーツやヘルメットなどの体験試着や、航空自衛隊グッズのミュージアムショップもあります。

【現地スタッフおすすめコメント】

航空自衛隊の広報施設。本物の戦闘機のコックピットに座ろう！

かんざんじロープウェイの空中散歩でたどりつく、自動演奏楽器のミュージアム。西洋の古城風の建物内には、19世紀末から20世紀初頭のオルゴールからフェアグランドオルガンなど、約70点の貴重なコレクションが展示されています。屋上展望台からは浜名湖のパノラマ景観を一望でき、毎時00分にはカリヨンの音色が鳴り響きます。

【現地スタッフおすすめコメント】

世界に一つのオリジナルオルゴール作り体験もできます！

浜松市天竜区は、世界的な自動車メ－カ－『HONDA』を創設した天才エンジニア・本田宗一郎氏の出身地。国の登録有形文化財に指定されている旧二俣町役場を改装した同館では、本田氏の人柄やものづくりの精神を紹介。特に、未来を担う若い世代の人々に向けたさまざまな展示活動や、ワークショップに力を入れています。

【現地スタッフおすすめコメント】

世界のHONDAのルーツを知ることができます！

「浜名湖体験学習施設ウォット」は、浜名湖の自然や浜名湖に住む生き物について体験学習できる小さな水族館。館内は、レイクシアター、アクアゾーン、体験ゾーン、学習ゾーンの4つのエリアに分かれていて、さまざまな水槽やシアター、写真パネル、ゲームやクイズなどで楽しみながら学ぶことができます。 生き物と触れ合えるプールや、手を入れても水がこぼれない不思議な水槽など、ふれあいコーナーも充実。3階の展望デッキは、浜名湖の景色を望む絶景スポット。晴れた日には富士山を見ることもできます。

【現地スタッフおすすめコメント】

大きな水槽で浜名湖の魚や生き物をみたり、餌やりの公開を見学したり、タッチプールで触れ合ったりできる体験型の小さな水族館です。

 

世界中から集められた約1,300点の楽器が展示されており、古代から現代までの楽器の歴史と文化を学ぶことができます。特にリードオルガンや馬頭琴など様々な楽器に、実際に触れて演奏できる「体験ルーム」が人気です。1日4回開催の「ギャラリートーク」ではスタッフが実際に演奏しながら解説してくれるので、ぜひ参加してみては。

【現地スタッフおすすめコメント】

各国のめずらしい楽器がたくさん！

営業時間

9:30～17:00

定休日

毎月第2・4水曜日(祝日の場合は翌日、8月は無休)、年末年始、その他臨時休館日あり

料金

大人800円、高校生400円、中学生以下無料

アクセス

【電車】JR「浜松」駅より徒歩10分
【車】東名高速道路「浜松」ICより約30分

公式サイト

浜松市楽器博物館

お寺や歴史にふれるスポット

舘山寺

810年に空海（弘法大師）によって開かれた「舘山寺（かんざんじ）」。「縁結びのお地蔵様」として長くにわたって信仰されており、多くの人が良縁を願って訪れています。絵馬に願ったことを忘れないよう、「心に鍵」をかけて精進するように意味の「縁結び絵馬」が有名です。

【現地スタッフおすすめコメント】

恋愛成就の縁結びの舘山寺として有名！

 

アクセス

【電車】JR「浜松」駅よりバスで約45分
【車】東名高速道路「舘山寺」スマートICより約5分

公式サイト

舘山寺

龍潭寺

2017年の大河ドラマの主人公・井伊直虎ゆかりの古刹で、井伊家四十代を祀る菩提寺「龍潭寺（りゅうたんじ）」。国指定名勝の小堀遠州作の庭園をはじめ、江戸時代そのままの建造物は静岡県指定文化財にも選ばれています。江戸初期の彫刻職人・左甚五郎（ひだりじんごろう）の作と伝わる山堂の龍の彫刻や本堂の鶯張りの廊下、森川許六（もりかわきょりく）の襖絵など名刹としての見どころも多彩。

【現地スタッフおすすめコメント】

春のさつき、秋のどうだんつつじの紅葉など、四季折々の池泉観賞式庭園は必見

 

営業時間

9:00～16:30（閉門17:00）、8月15日・12月22日～27日休み※その他不定休あり

拝観料金

大人（高校生以上）500円　小中学生200円

アクセス

【電車】JR「浜松」駅より遠鉄バス渋川・伊平行き「井伊谷宮前」停下車、徒歩約5分
【車】新東名高速道路「浜松いなさ」ICより約10分

公式サイト

龍潭寺

摩訶耶寺

神亀3（726）年に開かれた古刹「摩訶耶寺（まかやじ）」。県下最古の鎌倉時代前期作の庭園は、平安時代の様式を色濃く残す池泉観賞・回遊式蓬莱庭園。その見事さは、龍潭寺のそれに勝るとも劣りません。宝物殿に並ぶ、国指定重要文化財の千手観音立像と不動明王立像、県指定重要文化財の阿弥陀如来像の三尊も必見。いずれもヒノキの1本造りで仕上げられています。

【現地スタッフおすすめコメント】

古くから厄除けの寺として知られる由緒あるお寺

 

営業時間

9:00～16:30、8月10日休み（他、臨時休あり）

拝観料

大人400円　高校生300円　中学生200円　小学生以下無料

アクセス

【電車】JR「浜松」駅より遠鉄バス三ヶ日行き「三ケ日」停下車、徒歩約30分
【車】東名高速道路「三ヶ日」ICより約15分

公式サイト

摩訶耶寺

臨済宗方広寺派大本山 方広寺

臨済宗方広寺（ほうこうじ）派の大本山。杉の大木に囲まれた荘厳な方広寺は、建徳2（1371）年、後醍醐天皇の皇子・無文元選禅師によって創建。国指定重要文化財の七尊菩薩堂を収蔵し、境内各所には五百羅漢の石像が安置され、その豊かな表情で訪れる人を出迎えます。予約制で、写経や写仏、座禅、日帰り禅寺などが体験でき、精進料理も味わえます。

【現地スタッフおすすめコメント】

「五百羅漢」では自分に似た像が必ず見つかると言われています

渭伊神社の本殿後ろ「薬師山」にある古代の祭祀場遺跡と伝わる「天白磐座（てんぱくいわくら）遺跡」。巨大な石が絶妙なバランスでいくつも配置されており、遺跡からは土器や勾玉、鉄矛などがいくつも見つかっています。2017年の大河ドラマ「おんな城主 直虎」のロケ地としても使われました。

【現地スタッフおすすめコメント】

巨大な石が作り出す神秘的な雰囲気は、唯一無二

円形に並んでいるのが特徴の「浜松餃子」。具材にはキャベツや豚肉がたっぷり使われ、シャキシャキとした食感が楽しめます。餃子の中央にはもやしが添えられ、見た目も美しい一品です。浜松市は餃子の消費量が全国トップクラスで、市内には多くの専門店があり、地元の人々や観光客に愛されています。

浜名湖はうなぎの養殖の発祥地。豊かな自然環境と清らかな水が育むうなぎは、肉厚でふっくらとした食感が魅力です。また、浜松は関東風と関西風、2種類の蒲焼が味わえる地域。ちょうど中間に位置していることから、それぞれの焼き方のお店が点在しています。ふっくらやわらかい関東風か、パリッと香ばしい関西風か、ぜひ好みを探してみて。

10月〜3月中旬にかけて、浜名湖に来たら必食なのが牡蠣！うなぎが有名な浜名湖ですが、実は明治時代から牡蠣の養殖も続けています。浜名湖は、酸素が多い海水と、栄養が豊富な川の水が程よく混じる「汽水湖」であることから、ぷりっとした質の良い牡蠣になるのだそう。