2018年 シニアに人気の温泉地ランキングBEST5

「楽天トラベル」に掲載している温泉宿のうち、「シニア」のキーワードを含む宿泊プランを対象に、60歳以上の年間宿泊人泊数（＝宿泊人数×泊数）を集計した「シニアに人気の温泉地ランキング」を発表します。

このランキングには、バリアフリーなどのシニア層に配慮した設備が整った温泉地、シニアにお得な宿泊プランがある温泉地、都市部からのアクセスが良い温泉地などがランクイン。一般の人気温泉地ランキングとは顔ぶれが大きく異なるので、ぜひご両親やおじいちゃん・おばあちゃんとの温泉旅行の参考にしてください。

第1位に輝いた嬉野温泉を擁する嬉野市は、宿のバリアフリー化・ユニバーサルデザイン化を促進しており、多くの宿泊施設がバリアフリー設計を積極的に導入しています。車椅子に対応した電動ベッド付き客室など、シニアが快適に過ごせる設備が充実した宿が揃っていることがシニア人気の一因として挙げられます。

また近年、嬉野温泉の静かで落ち着いた雰囲気に再度注目が集まり、人気を押し上げています。「日本三大美肌の湯」のひとつに数えられる泉質と、福岡や長崎から車で約1時間、バスでも1時間10～20分ほどというアクセスしやすい立地も魅力のひとつです。

2位には湯河原温泉がランクイン。万葉集にも詠まれ、夏目漱石や芥川龍之介など多くの文豪にも愛された由緒ある温泉です。都心から車で約2時間でアクセスでき、相模湾と富士山の雄大な景色を望むロケーションが支持されています。

有形文化財に登録されている宿もあり、歴史的建造物に滞在しながら、タイムスリップしたかのような気分を味わえるのも人気の理由のひとつ。また、シニアのニーズに応えて、少量で味わえる会席料理や、低層階のお部屋を指定できるプランなどを展開する宿泊施設もあります。

3位の蓼科温泉は、長野県北八ヶ岳の麓にある蓼科高原に位置し、標高2,000m級の高山に囲まれた自然豊かな温泉地です。シニアとの宿泊やシニア夫婦の宿泊を割引するプランを展開する宿もあり、人気を集めています。ちなみに、蓼科温泉の60歳以上の宿泊人泊数は、前年同期比+43.2%（約1.4倍）と、2018年は一気にシニア人気が高まりました。

蓼科は、新宿駅から電車で約2時間で行けるアクセスの良さと、トレッキングやゴルフ、高山植物観賞などシニアに人気の趣味を楽しめる観光地として支持されています。また、神秘的な湖「白駒の池」や「御射鹿池（みしゃかいけ）」が、近年観光スポットとして注目を集めており、シニアのハイカーも多く訪れています。

第4位には飛騨高山温泉がランクイン。北アルプスの麓にあり、城下町風情が残る古い町並、春と秋に行われる豪華絢爛な高山祭など、自然と歴史に囲まれた温泉地です。世界遺産・白川郷へも車で約1時間で行くことができ、周辺にはシニアにおすすめの観光スポットも充実しています。

旅館、ホテル、民宿など、様々なタイプの温泉宿が揃っており、バリアフリーの宿もあるので、ニーズに応じて選ぶことができます。また、名古屋をはじめ、大阪や東京など大都市から、電車でも車でも4時間前後でアクセスでき、離れて暮らす両親やおじいちゃん・おばあちゃんとの旅行でも、現地集合しやすい立地です。

有馬・草津と並んで「日本三名泉」のひとつに数えられる天下の名泉・下呂温泉が第5位。飛騨川沿いに多数の温泉宿が立ち並び、浴衣での温泉街散策が楽しめます。また、宿泊客でなくても3軒の旅館の温泉に入ることができる「湯めぐり手形」が人気です。泉質はアルカリ性単純温泉で、滑らかな肌触りの「美肌の湯」。同時に、リウマチ、神経痛、病後回復、疲労回復などにも効果が期待できます。

下呂温泉も名古屋から電車で約1時間30分と、関西・関東・北陸などからアクセスしやすいのが魅力。4位の飛騨高山温泉とは電車で約1時間の距離なので、両方の温泉地をめぐって、温泉三昧旅行を楽しむのもおすすめです。

5位以内に入らなかったものの、シニアにおすすめの温泉地・温泉宿は全国にまだまだあります。宿泊料金の割引や、お料理のアップグレード、アーリーチェックインなど、シニアにお得な宿泊プランも多数！

シニアに該当しない同伴者も一緒に特典を受けられる宿もあるので、ご両親との旅行や、おじいちゃん・おばあちゃんとの三世代旅行などの際にぜひチェックしてみてください。

※このランキングは、楽天トラベル登録の温泉宿で、「シニア」のキーワードを含む宿泊プランについて、以下の期間における60歳以上の宿泊実績（人泊数＝宿泊人数×泊数）を温泉地ごとに集計したものです。（温泉宿が2宿に満たない温泉地は除く）
対象期間：2017年11月1日～2018年10月31日