沖縄本島(那覇市)から南西に約300㎞、那覇空港から飛行機で約45分の場所に位置する宮古島。宮古島を中心に点在する大小8つの島が宮古群島です。宮古島をはじめ、おすすめの観光スポット3島を合わせてご紹介します。
宮古ブルーと呼ばれ世界屈指の透明度を誇る、宮古島周辺の海域。いつまでも眺めていたくなる美しいブルーの海と白砂のビーチが最大の魅力です。宮古島を訪れたなら、ダイビングやシュノーケリングで色とりどりの魚やサンゴ礁を観察したり、シーカヤックやSUPを楽しんだり、種類豊富なアクティビティにぜひチャレンジを。また、海を眺めるリゾートホテルにはオーシャンビューのプールを備えたホテルも多く、南国リゾートの雰囲気たっぷり。コンドミニアムやビジネスホテル、アットホームな民宿まで様々なタイプの宿泊施設があるので、予算や旅の目的にあわせて宿泊先が選べます。
▼おすすめ観光情報
絶景の「与那覇前浜ビーチ」と「来間大橋」
東洋一ともいわれる美しさの「与那覇前浜ビーチ」。キメ細かい白い砂浜とエメラルドグリーンの海とのコントラストが素晴らしい、宮古島の人気ビーチです。海の向こうには、絶景橋として知られる「来間大橋」が望めます。島巡りが可能!宮古島と橋で繋がる3つの島へ
宮古島と「来間島」「伊良部島」「池間島」の間には橋が架かっており、ドライブでの島巡りが気軽に楽しめます。それぞれの橋からの眺めは、思わず目を見張ってしまう絶景。それぞれの島の見どころをチェックして宮古諸島の観光を楽しみましょう。国指定名勝の「東平安名崎(ひがしへんなざき)」
宮古島の東の海に大きく突き出ている、長さ約2km、幅200mほどの岬。先端の灯台までは遊歩道が続き、左右にコバルトブルーの海が広がる爽快な景色が楽しめます。荒波が岸に打ち付ける様子も迫力満点。灯台から眺める景色は必見です。音楽やスポーツなどの多彩なイベント
「宮古島ミュージックコンベンション」や「MIYAKO ISLAND ROCK FESTIVAL」といった音楽イベントや、複数のマラソン大会などのスポーツイベントも多く開催しています。イベントに合わせて旅を計画するのもおすすめです。
- 宮古島へのアクセス
- 【飛行機】宮古空港まで
羽田空港から約3時間 / 関西空港から約2時間10分 / 那覇空港から約45分 / 石垣空港から約35分
宮古島の北西に位置する、宮古諸島で2番目に大きな島です。宮古島から伊良部島へは、全長約3,540mの伊良部大橋で繋がっており、フェリーを必要とせずに行き来が可能。無料で通行できる橋としては日本最長を誇り、絶景ドライブが楽しめます。
▼おすすめ観光情報
伊良部島の屈指の絶景ビーチ「渡口の浜」
白い砂浜が続く、長さ約800mのロングビーチ。エメラルドグリーンの海が広範囲に見渡せ、見事なグラデーションを満喫できるスポット。白砂とのコントラストも美しく絶景が楽しめます。ダイナミックな景観が続く「白鳥崎」
伊良部島の北部に位置する白鳥崎周辺は複雑な地形の岩場が続き、ビーチとは異なる景色が楽しめます。遊歩道が設けられており、渡り鳥の形が特徴的なフナウサギバナタ展望台まで散策するのがおすすめ。
- 伊良部島へのアクセス
- 【車】宮古空港から約10分
2019年3月に「みやこ下地島空港ターミナル」が誕生、国内線・国際線の定期便の運航がスタートする「下地島」。伊良部島に隣接する周囲約17.5㎞の島で、宮古島から伊良部島を経由して車で訪れることができる離島です。周辺の海域は複雑な地形で「ケーブダイビング」のメッカとしても有名。
▼おすすめ観光情報
透明度抜群の海を満喫するSUP(サップ)体験!
干潮時には水面から美しい砂紋が見られる下地島空港の北端、通称「17エンド」。SNSで話題の絶景スポットで、現在は車で行くことはできませんが、SUPツアーで海上から絶景を楽しむのもおすすめ。SUPは、サーフボードよりも安定感があり初心者でも気軽にチャレンジ可能です。※17エンド周辺の管理用通路は2019年3月23日より車両通行止めです。ご注意ください。人魚伝説など神話が残る神秘的なスポット「通り池」
国の名勝と天然記念物にも指定されている池。大小2つの池が水中で繋がっている珍しい地形で、池の底には外海と繋がる洞窟も。ダイビング上級者におすすめのスポットです。
- 下地島へのアクセス
- 【飛行機】下地島空港まで
成田空港から約3時間 / 関西空港から約2時間20分
【車】宮古空港から約30分
宮古島北部から全長1,425mの池間大橋で繋がる「池間島」。島全体が国の「鳥獣保護区」に指定されており、1年を通して沢山の渡り鳥が飛来する島です。
▼おすすめ観光情報
ロケ地として話題になった「幸せのハート岩」
朝の連続テレビ小説に登場して有名になったビーチ。隆起したサンゴ礁が波の浸食により、ハート型の空洞をつくり上げています。青い海と石灰岩のコントラストでクッキリと見えるハート型。干潮時にしか見られない光景なので、時間をチェックして向かいましょう。綺麗に見える撮影ポイントに立て看板が設置されており、そこから眺めるのがおすすめ。幻の大陸と呼ばれるサンゴの群生「八重干瀬(やびじ)」
池間島沖合の海域、5~22㎞に広がるサンゴ礁エリアが「八重干瀬」。大小100以上のサンゴ礁からなり、国の名勝および天然記念物の両方に指定されている絶景のダイビングスポットです。年に数回ある大潮の日にだけ海面に姿を現すことから、「幻の大陸」とも呼ばれています。
- 池間島へのアクセス
- 【車】宮古空港から約30分
コバルトブルーの海はもちろん、八重山諸島ならではの豊かな自然に恵まれたエリア。星空保護区にも認定されている石垣島北部や、竹富町の西表石垣国立公園内から眺める星空観賞も魅力です。
沖縄本島から南西約340kmに位置する、八重山諸島の玄関口「石垣島」。起伏のある地形の島内では、絶景ビーチだけではなく、亜熱帯の植物が生い茂る森やマングローブが生息する水辺、鍾乳洞などが点在します。
▼おすすめ観光情報
石垣島随一の観光名所「川平湾(かびらわん)」
北西海岸に位置し、周辺に9つの小島が点在する入り江。高い透明度を誇る海は川平ブルーと呼ばれ、美しいブルーのグラデーションが広がります。船底がガラス張りのグラスボートで、サンゴ礁など海中の景観を楽しむのがおすすめ。その他、シーカヤックやSUP体験ができるツアーもあります。潮の流れが速いので海水浴はできません。白亜の灯台が目印!島北端の地「平久保崎」
晴れた日には多良間島まで一望でき、コバルトブルーの海がパノラマビューで楽しめる絶景スポット。周辺の牧草地には、草をはむ牛達がくつろぐ姿もあり、のどかな光景が見られます。口径105cmの望遠鏡を備えた「石垣島天文台」
九州・沖縄地区で最大口径の望遠鏡を備え、星空観賞会や宇宙を立体的に見ることができる「4D2Uシアター」を上映しています。(星空観賞会、4D2Uシアターは予約制 / 施設見学は予約不要)世界有数の遭遇率「川平石崎マンタスクランブル」
3~4mの大きなマンタがゆったりと泳ぐ様子は大迫力。各地から人が集まる石垣島の人気ダイビングスポットです。
- 石垣島へのアクセス
- 【飛行機】石垣空港まで
羽田空港から約3時間 / 成田空港から約3時間40分 / 関西空港から約2時間30分 / 中部国際空港から約2時間45分 / 福岡空港から約2時間(夏季限定)/ 那覇空港から約1時間
石垣島から高速船で約10分、周囲約9.2㎞の「竹富島」。昔ながらの原風景が守られ、美しい赤瓦の伝統的な家屋が並びます島内は観光バスツアーの他、レンタサイクルもあるので車がなくても気軽に観光が楽しめます。
▼おすすめ観光情報
外せない観光名物「水牛車」で集落めぐり
竹富島で、のんびりと島旅を満喫するなら水牛車での散策がおすすめ。ガイドの話や三線の音色を聞きながら、竹富島の風景を楽しめます。竹富島の絶景ビーチ「コンドイ浜」「カイジ浜」
遠浅で海水浴も可能なコンドイ浜は、コーラルサンドの砂浜とエメラルドグリーンの海が広がる人気のビーチ。浜づたいに歩いて行けるカイジ浜では、珍しい星型の砂を見ることができます。
- 竹富島へのアクセス
- 【船】石垣港離島ターミナルより、高速船で約10~15分
安栄観光 TEL:0980-83-0055
八重山観光フェリー TEL:0980-82-5010
石垣島ドリーム観光 TEL:0980-84-3178
石垣島と西表島の間に位置する周囲約16.6㎞の「小浜島」。サトウキビ畑が広がるのどかな島で、シュガーロードや、ドラマ『ちゅらさん』のロケ地「こはぐら荘」などがあります。
▼おすすめ観光情報
八重山諸島を見渡す「大岳(うふだき)」
島の中心に位置する標高約99mの大岳は、360度の大パノラマの眺望が楽しめる絶景スポット。開放的な展望台から青い海のグラデーションを満喫しましょう。高確率でマンタに会える「ヨナラ水道」
別名「マンタウェイ」ともよばれるスポット。小浜島と西表島の間に位置する約5㎞のヨナラ水道から、少し離れた水深30mほどの場所に遭遇ポイントがあります。中級者以上のダイバーにおすすめ。
- 小浜島へのアクセス
- 【船】石垣港離島ターミナルより、高速船で約25~30分
安栄観光 TEL:0980-83-0055
石垣島ドリーム観光 TEL:0980-84-3178
八重山観光フェリー TEL:0980-82-5010
石垣島の南西約18.5kmに位置する「黒島」は、牧畜が盛んで住民よりも牛の数が多い島。島の輪郭から、「ハートアイランド」とも呼ばれています。サンゴ礁に囲まれた海は、シュノーケリングやダイビングに最適で、ウミガメの産卵地としても知られています。
▼おすすめ観光情報
小さな博物館&水族館的に観光が楽しめる「黒島研究所」
ウミガメの研究を行っている施設で、国内屈指の数を誇るサンゴの標本やウミガメの剥製を展示。生物飼育室では、八重山諸島に生息するアカウミガメ、アオウミガメ、タイマイの3種や、沖縄ならではのヤシガニやハブなどを観察できます。
- 黒島へのアクセス
- 【船】石垣港離島ターミナルより、高速船で約25~30分
安栄観光 TEL:0980-83-0055
石垣島ドリーム観光 TEL:0980-84-3178
八重山観光フェリー TEL:0980-82-5010
東洋の「ガラパゴス」と呼ばれ、特有の動植物が生息する「西表島」。沖縄県では沖縄本島の次に大きな島で、その大半が亜熱帯植物が生い茂るジャングルで覆われています。日本最大規模のマングローブ原生林があることでも知られ、西表島ならではのアクティビティが魅力。秘境の絶景ビーチ「イダの浜」や水牛車で渡る「由布島」などバラエティ豊かな観光が楽しめます。
▼おすすめ観光情報
マングローブの原生林が広がる「仲間川流域」
「仲間川天然保護地区」として国の天然記念物に指定されているエリア。マングローブクルーズをはじめ、カヌーやトレッキングなど様々なツアーで大自然の中を探検できます。沖縄県最大の落差を誇る「ピナイサーラの滝」
落差約55mの断崖を白く長いひげのようにを水が流れる様子が見事な滝。島内では、カヌーやトレッキングツアーで滝を目指すツアーが人気です。短い距離ながら変化に富む「ユツン川」
河口では干潟の生き物観察ができ、下流ではカヌーでのマングローブ探検、上流までトレッキングすれば約30mの滝もあり、1度に様々なアクティビティを楽しみたい人におすすめのスポットです。国内有数の美しい星空を観賞!
日本初の星空保護区に認定されている西表石垣国立公園内に位置する西表島。外灯が少なく暗い夜だからこそ、天の川をはじめとする美しい星空を楽しめます。
- 西表島へのアクセス
- 【船】石垣港離島ターミナルより、大原港まで高速船で約35~40分、上原港までは約40~45分
安栄観光 TEL:0980-83-0055
石垣島ドリーム観光 TEL:0980-84-3178
八重山観光フェリー TEL:0980-82-5010
石垣島から南へ約60km、日本の有人島の中で最南端に位置する「波照間島」。南十字星が見られることでも知られ、ダイナミックな星空が眺められます。また、沖縄屈指の透明度を誇る「ハテルマブルー」と呼ばれる青い海が魅力。
▼おすすめ観光情報
「星空観測タワー」で星座解説を聞きながら夜空を観察!
波照間島に訪れたのなら、星空観賞は欠かせません。島内の星空観測タワーでは、月や惑星の観察も可能な200mm屈折式望遠鏡を備え、屋上では夜空を眺めながら星座解説(星空ガイド)を聞くこともできます。ハテルマブルーが存分に楽める「ニシ浜」
島の北西部に位置する、真っ白な砂浜と海のグラデーションが目を見張る美しさのビーチ。シャワーやトイレなども備わっており、安心して海遊びが楽しめます。夕日の絶景スポットとしてもおすすめ。
- 波照間島へのアクセス
- 【船】石垣港離島ターミナルより、波照間港まで高速船で約60分~70分
安栄観光 TEL:0980-83-0055
「与那国島」は、日本最西端の有人島。国境から近く、他の八重山の島々とは異なる独自の文化が感じられる場所。島内では、「与那国織」の織り体験や「与那国馬」の乗馬体験、ドラマ『Dr.コトー診療所』のロケ地巡りやなどが楽しめます。また、与那国島の海はハンマーヘッドシャークの遭遇率が高くダイバーにもおすすめ。
▼おすすめ観光情報
日本で一番最後に沈む太陽を「西崎(いりざき)」から眺める
日本最西端の島を訪れたなら、見逃がせない観光名所。最西端之地碑や展望台があり、天候条件がよければ台湾の島影が見えることもあります。夕陽の時間帯にぜひ訪れていただきたいスポットです。半潜水型観光船やダイビングで海底遺跡を見学
島の南東部、沖合に全長約100m、幅約60mの巨大な海底遺跡があります。未だ詳細が解明されていない海の中の秘境で、ロマンが感じられるおすすめダイビングスポット。ダイビングのライセンスがなくても、半潜水型観光船で観察が可能です。
- 与那国島へのアクセス
- 【飛行機】与那国空港まで那覇空港から約1時間30分 / 石垣空港から約30分
【船】石垣港離島ターミナルより、久部良港まで約4時間~4時間30分 ※週2便
福山海運 TEL:0980-87-2555(与那国)
360度海に囲まれた絶景ビーチが魅力の久米島をはじめ、慶良間諸島の座間味島(ざまみじま)、渡嘉敷島(とかしきじま)と、沖縄本島から約360㎞離れた太平洋に浮かぶ孤島、独自の地形が特徴の南大東島までをご紹介します。
沖縄本島から西へ約100kmに位置する「久米島」。琉球王朝時代から、琉球列島の中でもっとも美しい島とされ「球美の島(くみのしま)」と呼ばれてきた島です。島のほぼ全体が県立自然公園に指定されており、「日本の渚百選」にも選ばれている「イーフビーチ」や、約200mの断崖絶壁から島々が望める「比屋定バンタ」などの自然の絶景スポット、海洋深層水を100%使用した癒しのスパ施設もあります。
▼おすすめ観光情報
海の真ん中!まるで天国のような絶景「ハテの浜」
久米島の沖合、約7kmにわたり砂洲が広がる場所がハテの浜。エメラルドグリーンの美しい海と真っ白な砂浜が美しく、「一度見たら忘れられない景色」と言う人も多い人気のビーチです。カメの甲羅のような不思議な形「畳岩」
国指定天然記念物、久米島町奥武島(おうじま)の畳石。幾何学的な形は、約600万年前に噴火した溶岩が冷えて固まる時に亀裂がはいり、侵食により表面が平らになったといわれてます。干潮時には石の上を歩けるので、時間をチェックして訪れてみてください。近くに、「久米島ウミガメ館」があるので合わせて観光するのがおすすめ。
- 久米島へのアクセス
- 【飛行機】久米島空港まで那覇空港から約30分、羽田空港から約2時間30分(季節運航)
【船】沖縄本島泊港より、約2時間50分~約4時間
久米商船 TEL:098-868-2686
慶良間諸島の1つ、世界有数の透明度を誇り「ケラマブルー」の海で知られる「座間味島」。年間を通してダイビングが楽しめ、世界中からダイバーが訪れます。起伏に富んだ地形で100m以上の山も点在。「高月山」など、抜群の眺望スポットもあります。
▼おすすめ観光情報
ミシュラン・グリーンガイド・ジャポンで2つ星「古座間味(ふるざまみ)ビーチ」
約1kmの真っ白な砂浜が弧を描く、島を代表する絶景ビーチ。海水浴はもちろんですが、海底にストンと落ちる深みがあるので絶好のシュノーケリングスポットとしても人気。ダイビングのビーチエントリーも可能です。冬の人気アクティビティ「ホエールウォッチング」
12月下旬~4月上旬にかけて、座間味の沖合にはザトウクジラの群れが訪れます。船から眺めるクジラの潮吹きと豪快なジャンプは迫力満点。クジラが出現するポイントが港から近く、高い遭遇率も魅力です。
- 座間味島へのアクセス
- 【船】沖縄本島泊港から高速船で約50分、フェリーで約2時間
座間味村役場那覇出張所 TEL:098-868-4567
慶良間諸島で最大の島であり、座間味島と同じく「ケラマブルー」の海を求めて世界中の観光客が訪れる「渡嘉敷島」。周辺の海を含め島全体が、慶良間諸島国立公園に指定されており、一帯に広がるサンゴ礁は必見。テーブル状、枝状、角状など様々な形状がみられ、アオウミガメとの遭遇も期待できます。山林が発達した地形で、トレッキングやネイチャーウォーキングもおすすめ。
▼おすすめ観光情報
渡嘉敷島を代表する人気スポット「阿波連(あはれん)ビーチ」
弓状に白い砂浜が約800m続き、ケラマブルーの海を満喫できる絶景のビーチです。珊瑚礁に囲まれた湾内は波も穏やかで、絶好のシュノーケリングスポット。美しい珊瑚や熱帯魚が観察できます。また、ビーチ横に位置する阿波連展望台も要チェック。高い位置から阿波連ビーチが見下ろせ、海のグラデーションと島の豊かな自然がワイドビューで楽しめます。ウミガメがエサを食べにくる「渡嘉志久(とかしく)ビーチ」
渡嘉敷島の中央あたりに位置する浅瀬のビーチ。阿波連ビーチと比べると珊瑚や魚は少ないものの、ウミガメとの遭遇率が高いことで人気があります。運がよければシュノーケルで出会えることも。観光客が比較的少なく穏やかな雰囲気のスポットです。
- 渡嘉敷島へのアクセス
- 【船】沖縄本島泊港から高速船で約35分、フェリーで約1時間10分
渡嘉敷村役場船舶課 TEL:098-987-2537
沖縄本島から約360㎞離れた太平洋に浮かぶ「南大東島」。約4,800万年前の火山隆起により誕生した島が沈み、その上にサンゴ礁が堆積してできたのが島の成り立ちといわれてます。他の地域では見られない固有の動植物生態も魅力です。
▼おすすめ観光情報
島民が岩盤をくり抜いて誕生した「海軍棒プール」「塩屋プール」
360度、断崖絶壁に囲まれた南大東島には浜辺がありません。海水浴が楽しめるのは島内の2か所にある海のプール。岩の向こうに大海原を間近に観察でき、プール内で珊瑚が見られることも。他では体験できない南大東島ならではの光景が楽しめます。干潮時に行くのがおすすめ。南大東島を代表する観光名所「星野洞」
サンゴ礁の隆起によりできた南大東島は、石灰岩が多く100以上の鍾乳洞が存在します。なかでも、星野洞は長さ約375m、約1,000坪の規模を誇る、島内最大の鍾乳洞。長い年月をかけて作り出された空間は神秘的で美しく、様々な形状の鍾乳石が見られます。
- 南大東島へのアクセス
- 【飛行機】南大東空港まで那覇空港から約1時間15分
【船】沖縄本島泊港または那覇新港から約15時間
大東海運 TEL:098-861-0515
沖縄本島から車で行ける古宇利島をはじめ、水納島や伊江島など日帰り観光も可能なアクセス便利な離島、ムーンライトマラソンで話題の伊平屋島をご紹介します。
人類発祥の神話が伝えられ「神の島」、「恋の島(くいじま)」と呼ばれる「古宇利島」。沖縄本島から屋我地島(やがじしま)を経由して車で訪れることができる周囲約8kmの離島です。沖縄屈指の人気観光スポット「美ら海水族館」から車で30分内の立地なので、水族館見学の前後に足を延ばしてみるのもおすすめ。
▼おすすめ観光情報
エメラルドグリーンの海を渡る「古宇利大橋」
屋我地島と古宇利島を結び、通行無料の橋としては国内で2番目に長い全長約1,960mの橋。両側に美しい海が広がり、絶景橋として知られています。橋を渡るとすぐに、海水浴やシュノーケリングに人気の「古宇利ビーチ」や地元の特産品を扱う「古宇利ふれあい広場」があり観光が楽しめます。CMに登場し話題になった「ハートロック」
ハートロックがあるティーヌ浜は、海水浴には適していませんが、遠浅のビーチで透明度も抜群。美しい海のグラデーションが楽しめ、多くの観光客が訪れる人気スポットです。ゆっくりと写真を撮るなら早朝に訪れるのがおすすめ。
- 古宇利島へのアクセス
- 【車】沖縄自動車道「許田」ICから約40分
水納島は、クロワッサンアイランドとも呼ばれる三日月形の離島。沖縄本島の港から船で約15分の近さですが、島の周囲を美しいサンゴ礁が囲み、ダイビングをはじめ、シュノーケルに適した高条件が揃います。バナナボート、シーカヤック、パラセーリング、グラスボートなど豊富なアクティビティ体験も可能。
▼おすすめ観光情報
島を代表する絶景の浜辺「水納ビーチ」
エメラルドグリーンの海と白い砂浜が訪れた人々を魅了する美しいビーチ。底が透き通ってみえる透明度の高い海では、海面からも熱帯魚が泳ぐ姿が確認でき、ダイビングやシュノーケルでは色とりどりのサンゴ礁が織りなす見事な海中世界を楽しめます。
- 水納島へのアクセス
- 【船】沖縄本島本部町渡久地港から、約15分
水納海運 TEL:0980-47-5179
沖縄本島から約9㎞の沖合に位置する「伊江島」。平坦な島に、ひときわ目立つ標高約170mの城山(ぐすくやま)が島のシンボルになっています。ブランド牛「伊江牛」やサトウキビなどの農業が盛んで、本島から手軽に行ける離島として人気。
▼おすすめ観光情報
山頂からの景色が爽快な「城山(ぐすくやま)」
城山は伊江島ダッチューの愛称で親しまれる島のビュースポット。ダッチューとは「先端が尖っているもの」という意味で、城山の特徴的な形状を表しています。山頂は360度視界が開けた抜群のパノラマビュー。階段を登ると約15分ほどで登頂できます。祭りも行われる「伊江島リリーフィールド公園」
毎年、4月中旬から5月上旬にかけて約100品種のユリが咲き誇る公園。白いテッポウユリが一面に咲き並び、見事な青空とのコントラストを楽しめます。また、世界各国から集めた特徴的なユリも魅力。
- 伊江島へのアクセス
- 【船】沖縄本島本部町本部港から、約30分
伊江村公営企業課 TEL:0980-49-2255
沖縄最北端の有人島。200m級の山々や田畑が広がり、沖縄の原風景が残る「伊平屋島」。「伊平屋ムーンライトマラソン」の開催地としても知られています。琉球王国を統一に導いた第一尚氏王統の始祖・屋蔵大主(やぐらうふぬし)を祀る「屋蔵墓(やぐらばか)」や、古来から神事が行われる歴史深いスポットなどが点在します。
▼おすすめ観光情報
大パノラマの見事な眺望「腰岳展望台」
伊平屋島の中央あたりに位置する腰岳林道は、トレッキングにもおすすめのスポット。5分ほど歩いた場所には「腰の平松」と呼ばれる見事な琉球松も。山頂の展望台からは、島の田園地帯と東西の海が見渡せます。山頂へは車でのアクセスも可能。ダイナミックな地形を楽しむダイビング
島周辺の海は県内有数の透明度。サンゴ礁が連なる島の周辺では、色鮮やかな熱帯魚達をはじめ、ギンガメアジやイソマグロなどの大型回遊魚にも出会えます。アーチ状やトンネルなど変化にとんだ地形も魅力。
- 伊平屋島へのアクセス
- 沖縄本島今帰仁村運天港から約1時間20分
伊平屋村役場船舶課 TEL:0980-46-2177