ユニバーサル・スタジオ・ジャパンや通天閣・新世界など見どころいっぱい、お好み焼きにたこ焼き、串カツなど名物グルメも豊富な大阪。2025年は「大阪・関西万博」も開催されます。これらを2泊3日で満喫するモデルコースを紹介します。
公開日: 2025/07/05
大阪のメインストリート・御堂筋（みどうすじ）や、水都大阪のシンボル・中之島エリアを中心に、毎年秋〜冬に開催されている大規模イルミネーション「大阪・光の饗宴」。
年末年始の大阪を彩る恒例イベントですが、2025年は「大阪・関西万博」の開幕に合わせて大幅に期間を前倒しし、4月から御堂筋での特別点灯がスタートしました。
大阪のシンボルストリート・御堂筋が鮮やかにライトアップ
「大阪・光の饗宴2025」のコアプログラムのひとつ「御堂筋イルミネーション2025」は、大阪・関西万博の開催に合わせて4月9日〜12月31日にかけて開催中。
今年度は「Glow Light -育てる光-」をデザインコンセプトに、街の歴史に思いをはせる演出や一般参加型のワークショップなど、さまざまなコンテンツが実施されています。
御堂筋一帯を彩るイルミネーションは、大阪の過去から未来をテーマに、エリアごとに異なる趣の演出がなされています。街の歴史をほうふつとさせる色合いから、現在、そして未来の街のイメージを、さまざまな色の光をミックスすることで表現しているそうです。
さらに大阪ガスビルディングやホテル日航大阪など、御堂筋を代表するビル群のファサードのライティングも実施。大阪の発展を支えてきた歴史ある建物が、イルミネーションと連動したカラーに染め上げられます。
沿道のイルミネーションは、日没〜25:00まで実施されています。
また2024年に実施して好評だった、デザイナーと一般参加者でつくる「光の箱」のワークショップが今年も開催。それぞれが制作したたくさんの「光の箱」がひとつの作品となって、御堂筋沿いにあるビル8カ所に展示されます。
これらの光の箱は、イベント期間中に実施されるワークショップを経て、どんどんカラフルに成長していくので、訪れる度に姿を変えるアートを楽しめます。作品は、万博の開催期間と同じ10月13日まで展示される予定です。
プロジェクションマッピングやAR体験も！
万博期間中は、イルミネーションを鑑賞するだけではなく、来場者が触れることで光が変化する参加型のプロジェクションマッピングも開催されています。
7月1日〜10月31日までは、南御堂（真宗大谷派難波別院）でプロジェクションマッピングが行われます。特に南御堂では、通常のマッピングに加えて、ARとコラボした演出も。
プロジェクションマッピングは、19:00〜23:00に実施。1回15分間のコンテンツがループして上映されているので、いつ行っても楽しめるのもうれしいポイントです。
また、北御堂（本願寺津村別院）山門前の階段では「影に色をつける」光の演出が。階段を照らしている光自体に色はありませんが、その光の中に人が入ると影がカラフルな色に染まるという、一風変わった体験が楽しめます。思い思いのポーズを取りながら、不思議な映え写真を撮影してみては？
この「カラーシャドウ」は万博閉幕後も引き続き実施され、12月31日まで、日没後〜23:00に体験できます。
そのほかにも、「光の箱」の展示スポットや北御堂に設置されている二次元コードを読み取ることで、万博キャラクターのミャクミャクと一緒に写真が撮れたり、画面の中にネオンサインが走ったりする期間限定のコンテンツも（〜10月13日）。
最新のAR技術とイルミネーションが融合した、ここでしか撮れない写真撮影が楽しめます。
万博に沸く大阪を、より一層華やかに照らし出す「御堂筋イルミネーション2025」。圧倒的スケールの光できらめくシンボルストリートの景色を求めて、ぜひ夜の御堂筋に足を運んでみてはいかがでしょうか。
「大阪・光の饗宴2025」御堂筋イルミネーション
- 開催期間
- 2025年4月9日〜12月31日
- 詳細
- 「大阪・光の饗宴2025」公式サイト
▼関連記事
