
石川県小松市(宮橋勝栄市長)は、株式会社ADTOが開発した新しいお土産「ミルクとしお」を、楽天ふるさと納税で出品することを発表しました。このお菓子は、石川県の高校生たちが地元の魅力を発信するために心を込めて作り上げたものです。
高校生が作った能登復興を支援するお土産

「ミルクとしお」は、能登の新鮮なミルクと、能登の海で採れた塩を使用しています。製造は小松市内の有限会社長池製菓が担当しており、甘いミルクの風味が口の中に広がり、粒の大きい能登の塩が後味として感じられます。
このプロジェクトを推進するのは、同志社大学の学生で株式会社ADTOの代表取締役でもある向出惺真(せいま)さん。高校1年生の終わりに生徒会長に就任し、その後3期連続で務めました。高校3年生の17歳で起業し、SNSマーケティング事業を展開する「株式会社ADTO」を設立。令和6年の能登半島地震で大きな被害を受けた能登のために地元の名産を使ったお土産を作ることを決意し、「ミルクとしお」プロジェクトを立ち上げて石川県の魅力を発信しながら復興支援に取り組んでいます。
能登のミルクと塩を使った「ミルクとしお」

箱には二次元コードが印刷されており、読み込むと石川県の観光情報サイトにアクセスできます。これにより、お土産を受け取った方々が石川県の魅力を知り、「石川県に行きたい!」と思ってもらうことを目指しています。
「ミルクとしお」は、8枚入り2箱で寄附額12,000円、8箱で44,000円のラインナップで提供されます。地元の高校生たちの情熱が込められたお菓子を通じて、石川県の観光振興と復興支援に貢献してみてはいかがでしょうか。