
アートの島・直島などへのフェリーが発着する岡山・宇野港近くのホテル「UNO HOTEL」。2025年4月20日、ジーンズの聖地・倉敷市児島のジーンズメーカー「BettySmith(ベティスミス)」とコラボしたコンセプトルームが誕生しました。
国産ジーンズカルチャーやライフスタイルを存分に感じられる客室で、宿泊客はオプションでオリジナルジーンズ作り体験などにも参加できます。
国産ジーンズの魅力がギュッと凝縮されたコンセプトルーム

日本を代表するデニムの聖地として知られる倉敷市児島にあるジーンズメーカー「BettySmith」が全面協力して誕生した「UNO HOTEL」のデニムのコンセプトルーム。
客室内はベッドカバーやピローケース、カードキーケースなど、細部に至るまでデニム仕様で、壁には「児島デニム」の歴史が感じられる写真がアートワークとして飾られました。

室内には裁断パネルやパーツオブジェなど、デニムがどのようにして作られるのかを学べる品々も展示。実際に手に取ることで、生地の風合いや縫製など、児島デニムの温もりある丁寧なつくりを感じ取ることができます。

また、この客室の宿泊者には、カードキーケース用デニムポーチがプレゼントされます。BettySmithのタグが付いたここでしか手に入らない限定アイテムで、岡山旅行の思い出にぴったりです。さらに、BettySmithの店舗で使える1,000円分のクーポンも進呈されます。
国産ジーンズのクラフトマンシップに触れる特別な体験も

デニムコンセプトルームでコラボしている「BettySmith」は、倉敷市児島で1962年に創業した日本初のレディースジーンズメーカー。まさに児島デニムの生き字引といえる老舗ブランドで、長年にわたって高品質な国産ジーンズ製品を生み出し続けています。
コンセプトルームの宿泊客はオプションで、BettySmithの職人によるオーダージーンズ作成や、自らジーンズ作りにチャレンジする体験にも参加できます(電話で要事前確認)。ホテルからBettySmithまでは送迎車が用意されているので、見学ツアーのような気分で楽しめそうです。


工場そばには日本初のジーンズ博物館「ジーンズミュージアム」も設けられています。
1号館ではアメリカで誕生したジーンズの歴史や時代背景をパネルで紹介するほか、世界的ブランド「リーバイス」社の有名ヴィンテージ「501XX(ダブルエックス)」の原型モデル、日本でジーンズ生産が始まった当時の特別なミシンなど、貴重な品が展示されています。
1970年代に稼働していた洗い工場をリノベーションした2号館には、当時の機械などがそのまま展示されていて、国産ジーンズの製造過程を知ることができます。
瀬戸内の魅力が詰まった宿泊プラン

デニムコンセプトルームの宿泊プランでは、ほかにもうれしいサービスが。ホテルから徒歩約2分の場所にある、岡山県内最大級の露天風呂を備えた施設「瀬戸内温泉 たまの湯」の入浴券がセットになっていて、自由に利用できます。
瀬戸内の多島美を望むロケーションが自慢の露天風呂は、旅の疲れを洗い流して心身ともにリラックスできること間違いありません。
- 利用時間
- 10:00〜22:00(最終受付 21:00)
- 休館日
- 毎月第3火曜日

ぐっすり休んだ翌朝は、ホテル1階にある「瀬戸内レストランBLUNO」の絶品朝食で健やかに一日をスタート。瀬戸内の食材をたっぷり使った彩り豊かなメニューは、UNO HOTELが誇る魅力の一つです。

和とモダンテイストが融合したデザインが特徴的な「UNO HOTEL」では、コンセプトルームはもちろん、館内や各客室がデニムブルーを基調とした色合いでコーディネートされています。また、岡山らしさを感じられる家具や小物がアクセントに添えられるなど、ホテル全体が地元文化の継承にも一役買っています。
また、直島へのフェリーが出ている宇野港フェリーターミナルまでは徒歩約3分の場所にあり、今年開催される「瀬戸内国際芸術祭」の拠点としてもおすすめ。日本のジーンズカルチャーに触れられるコンセプトルームで、瀬戸内の旅を楽しんでみませんか?
UNO HOTEL
- 住所
- 岡山県玉野市築港1-1-12
- アクセス
- 【電車】JR宇野みなと線「宇野」駅から徒歩約1分
【車】瀬戸中央自動車道「水島」ICから約30分、山陽自動車道「備前」ICから約60分 - 駐車場
- あり(無料)
▼関連記事