足元から源泉が湧き出る温泉が自慢!青森「蔦温泉旅館」が4月18日から営業再開

「蔦温泉」離れ

青森県十和田市にある高級旅館「蔦(つた)温泉旅館」が、2025年4月18日に冬期休館を終えて営業を再開しました。注目は、2022年10月にオープンした3室の最高級離れ。源泉かけ流しの半露天風呂を完備した和の空間で、極上の癒やし時間を過ごせます。

 

平安時代にルーツをもつ“千年の秘湯”

「蔦温泉」外観

十和田八幡平国立公園の中部にある高級旅館「蔦温泉旅館」。「千年の秘湯」と呼ばれ、平安時代の久安3(1147)年からこの地にあった湯治場がルーツとされています。木造2階建ての本館は築100年を超え、歴史を感じられるエントランスが宿泊客を出迎えてくれます。

「蔦温泉」源泉湧き流し

蔦温泉旅館の特徴と言えるのが、国内でも数少ない「源泉湧き流し」の温泉。本館浴場は源泉の真上に浴槽がある設計で、湯船の底板から湧き出す「空気に触れていない源泉」に浸かることができます。

湯治場として親しまれてきた歴史を裏付けるように、泉質は神経痛や冷え性などに効果があるとされています。

 

自然に囲まれた最高級離れで過ごす極上のひととき

「蔦温泉」瓢箪・客室

蔦温泉旅館では2022年10月に、和の建築設計で名高い建築家・松葉啓氏がプロデュースした最高級離れがオープン。

紅葉や朝焼けをイメージした「月寛(げっかん)」、青を基調とした「薬鶴(やっかく)」、国立公園内にある「蔦七沼(つたななぬま)」のひとつ「瓢箪沼」をモチーフにした「瓢箪(ひょうたん)」と、趣の異なる3室が用意され、まるでプライベートな別荘に滞在しているようなぜいたくを味わえます。

和の静寂にこだわった室内には、調度品として地元の伝統工芸が用いられているほか、畳の香りや和紙の照明が安らぎの時間を演出します。

「蔦温泉」月寛・半露天風呂

離れには全室、源泉100%かけ流しの半露天風呂を完備。青森の静かな自然を感じながらの湯浴みに、心も体もじんわりほぐれていきます。

「蔦温泉」月寛・デッキ

また、全ての離れにウッドデッキが設置されているほか、「月寛」ではヨガや瞑想ができるメディテーションルームも設けられました。

「蔦温泉」高圧酸素BOX

一方、「薬鶴」と「瓢箪」にはヘルスケアルームがあり、室内にはプロスポーツ選手にも愛用者が多いという「高圧酸素BOX」が。

高圧酸素療法は、けがなどの治癒促進や疲労回復、免疫力向上などに効果があると言われていて、滞在中は普段なかなか体験できないリラクゼーションマシンを自由に利用できます。

「蔦温泉」月寛・客室

自然豊かな景勝地・奥入瀬(おいらせ)渓流そばにたたずむ、心ほどける秘湯の温泉は、何にも代えがたい極上の癒やしをもたらしてくれます。平安時代から“千年”にわたって人々の心と体をほぐしてきた湯治場を求め、冬が明けた十和田を訪れてみませんか。

 

蔦温泉旅館

住所
青森県十和田市奥瀬蔦野湯1
アクセス
【電車】JR「七戸十和田」駅からタクシーで約60分 ※無料送迎あり(要予約)
【バス】JR「青森」駅からJRバス「みずうみ号」で約120分
総部屋数
35室・離れ3棟
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