
日本が世界に誇る超人気コンテンツ『ONE PIECE』の世界観が表現された山陽新幹線の「ONE PIECE新幹線」が、2025年4月12日から運行されます。
「偉大なる線路(グランドレイル)」と名付けられたせとうちエリアで、ルフィたち麦わらの一味とのワクワクの新幹線旅が始まります。
西日本を“ひとつなぎ”! 山陽新幹線と『ONE PIECE』が夢のコラボ

新大阪〜博多間をつなぐ山陽新幹線は、2025年3月10日に全線開業から50周年を迎えました。JR西日本ではそのアニバーサリーイヤーに合わせて、沿線のせとうちエリアの魅力をもっと楽しむ「新たな乗車体験」をコンセプトに、尾田栄一郎氏原作の大人気アニメ『ONE PIECE』とタッグを組みます。
プロジェクトの目玉となる「ONE PIECE新幹線」は、山陽新幹線「こだま」を中心に運行される予定で、4月12日に待望のデビューを果たします。
全3編成のうち第1弾のデザインは、大海原の冒険をイメージした真っ青な「せとうちブルー号」。車体には主人公のモンキー・D・ルフィを先頭に、麦わらの一味や、これまでに登場した数々の仲間、ライバルたちが描き下ろしで表現されます。

続いて、5月28日から運行される第2弾は、マスコット的キャラクター・チョッパーをアイコニックに表現した「トニートニー・チョッパー号」。イメージカラーのピンク&ブルーに染められたかわいらしい車体が、ほんわか幸せな新幹線旅をかなえてくれます。

そして、7月22日から運行される第3弾は、主人公・ルフィが全面に描かれた「モンキー・D・ルフィ号」です。
トレードマークの麦わら帽子をモチーフにしたカラーリングの車体には、これまでの冒険で見せたさまざまな服装やデザインのルフィ(全32種類)が描かれます。見ているだけで、数々の名シーンがよみがえってきそうです。
乗客が手配書に!? 作品の世界観に彩られた車内装飾にも注目



「ONE PIECE新幹線」は車体だけではなく、車内デザインも至る所にこだわりが光ります。乗降ドアや客室ドアはそれぞれの外装にリンクしたラッピングが施されるほか、全ての座席のヘッドカバーがオリジナル仕様に装飾されます。

なかでも注目は洗面台の鏡! 作中でおなじみの「手配書」が鏡の表面にデザインされていて、洗面台の前に立つだけで、まるで海軍から追われる大海賊になったような気分を味わえます。

さらに車内放送では、一部の駅の発着時にルフィ(CV:田中真弓)とチョッパー(CV:大谷育江)のオリジナルボイスが聞けるほか、車内チャイム・メロディにはテレビアニメ版の初代オープニングテーマ「ウィーアー!」が起用されるなど、誰もが一度は耳にしたことのある声や楽曲が、旅を一層盛り上げてくれます。
オリジナルグッズや駅での特別企画も続々!


JR西日本エリアの一部駅ナカ店舗などでは、運行開始日の4月12日からオリジナルグッズの販売もスタートします。また今後、沿線各駅の空間を活用したオリジナルコンテンツ企画なども予定されていて、駅空間も含めて『ONE PIECE』一色の旅を楽しめそうです。

まだ見ぬ場所を旅する時の「わくわく・どきどき」「感動」「希望」「人とのつながり」は、まさに『ONE PIECE』が描く物語世界そのもの。
作中での冒険の舞台「偉大なる航路(グランドライン)」になぞらえた「偉大なる線路(グランドレイル)」を駆け抜ける新幹線旅は、豊かな自然風景や人々とのふれ合いなど、せとうちの持つさまざまな魅力に気付かせてくれること間違いありません。
忘れられない思い出という自分だけの“大秘宝”を探しに、麦わらの一味たちと西日本の旅へ出かけてみませんか?
ONE PIECE新幹線
- 運行開始日
- 第1編成「せとうちブルー号」 2025年4月12日
第2編成「トニートニー・チョッパー号」 2025年5月28日
第3編成「モンキー・D・ルフィ号」 2025年7月22日 - 運行区間
- JR新大阪駅〜博多駅間
【運行スケジュール】



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