
茨城県ひたちなか市の「国営ひたち海浜公園」で、チューリップやネモフィラなど春の花々を楽しめる「Flowering(フラワリング)2025」が、2025年4月1日〜6月1日まで開催中。
花の絶景だけでなく、クラフトや自然体験などのイベント、注目グルメなども盛りだくさん。うららかな行楽シーズンをたっぷり満喫できます。
春の花々が見頃のバトンをつなぐ「国営ひたち海浜公園」
スイセン(3月下旬〜4月中旬)

ひたち海浜公園が最も華やかになる春に開催される「Flowering2025」。園内のフラワーリレーは、3月下旬に見頃を迎えるスイセンから始まります。
園内には、春の到来を告げる約180品種100万本ものスイセンが咲き誇り、黄色と白色のじゅうたんが一面に広がります。特に今年は、クリスマスローズと組み合わせたエリアも見どころの一つ。
チューリップ(4月中旬〜4月下旬)

続いて4月中旬から下旬にかけては、木漏れ日が降り注ぐ森の中にチューリップがカラフルな模様を描き出します。
今年は昨年より約1万本増え、295品種27万本にスケールアップ。園内にある風車や跳ね橋のオブジェを囲むように、色とりどりのチューリップが花を咲かせます。
ネモフィラ(4月中旬〜5月上旬)

チューリップと同時期に見頃を迎えるのは、約530万本ものネモフィラです。丘から空へとつながるように青一色に染め上げられた景色は、まさに圧巻の一言。
花畑では、黄色やクリーム色のナノハナとのコラボレーションも楽しめます。
バラ(5月中旬〜6月上旬)

春の開花リレーの最後を飾るのは、芳醇な香りを漂わせるバラ。5月中旬から6月上旬まで見頃が続き、約120品種3,400株が園内を優雅な雰囲気で包みます。
花とあわせて楽しめるイベントもいっぱい!

「Flowering2025」期間中の週末は、イベントが目白押しです。
4月13日には、公園の植物管理担当スタッフによるチューリップのガイドツアーが実施されます。専門知識豊富なスタッフと一緒に園内を散策しながら、花の構造や自宅での育て方などをたっぷり学べそう。

ゴールデンウィークの4月27日には、間伐材を使ったクラフト体験やガーデニングなどが楽しめる「いばらき都市緑化フェスティバル」、5月5日には関東地区の学校など8団体による吹奏楽・マーチングの発表会「The World of Brass 2025 in ひたちなか」が開催され、連休中の公園をにぎやかに彩ります。

そのほか5月11日は「いばらき県央PRの日」として、園内に多くの観光PRブースが登場。地元特産品の販売や親子で楽しめるさまざまな体験企画など、花の鑑賞にあわせて茨城の魅力に触れられるイベントが盛りだくさんです。


また、地元食材を使ったご当地グルメにも注目です。ひたち海浜公園の名物「ハム焼」をはじめ、写真映え間違いなしの「ネモフィラブルーソフト」や新登場の「おはなソフト」「ネモフィラブルーフロート」など、ここでしか味わえないスイーツメニューも豊富にそろいます。


ショップでは、ひたち海浜公園のマスコットキャラクター「ルリィ」と「アイシィ」のグッズのほか、園内で咲いたネモフィラをアクセサリーにした「ネモフィラリアルフラワーコレクション」など、来園記念にぴったりのアイテムがいっぱい。お土産としても喜ばれそうです。

3月には新たな自然体験スポット「森の広場」や、バイキング型の新アトラクション「シーガーディアン」も完成し、ますます見どころが増えたひたち海浜公園。
さわやかな陽気と色とりどりの花々に包まれた広大な公園で、家族や友人たちと春らんまんのひとときを過ごしてみてはいかがでしょうか。
国営ひたち海浜公園「Flowering2025」
- 開催期間
- 2025年4月1日~6月1日(期間中無休)
- 開園時間
- 9:30〜17:00
※4月27日、29日、5月3〜5日は7:00開園 - 料金
- 大人(高校生以上)450円、シルバー(65歳以上)210円、中学生以下無料
※4月4日〜5月6日は大人、シルバーともに+350円 - 住所
- 茨城県ひたちなか市馬渡字大沼605-4
- アクセス
- 【電車】JR常磐線「勝田」駅からバス「海浜公園西口」「海浜公園南口」下車、ひたちなか海浜鉄道湊線「阿字ヶ浦」駅から徒歩約20分
【車】常陸那珂有料道路「ひたち海浜公園」ICすぐ、常磐自動車道「日立南太田」ICから約15km - 詳細
- 「国営ひたち海浜公園」公式サイト