
世界遺産「春日山原始林」にたたずむ一軒宿「奈良・春日奥山 月日亭」の客室がリニューアル。「竹の間」「若葉の間」が、高野槙のお風呂を設け、モダンな和洋室に生まれ変わりました。
世界遺産「春日山原始林」に抱かれた料理旅館「奈良・春日奥山 月日亭」

「奈良・春日奥山 月日亭」が位置するのは、大仏で知られる東大寺など、奈良の代表的な観光名所が集まる奈良公園の奥。古来、春日大社の神域として保護されてきた静寂の森、世界遺産に登録されている「春日山原始林」にたたずんでいます。
建築は、1903(明治36)年に奈良県知事が要人をもてなすための迎賓館として建てられたもの。奈良観光の拠点となる近鉄「近鉄奈良」駅・JR「奈良」駅のいずれからも車で約10分の場所にありながら、街の喧騒から離れ、静寂を味わえます。

客室はすべて離れになっていて、プライベートな時間を過ごせる設計。大きな窓から移ろいゆく春日山原始林の四季を眺め、野鳥のさえずりや川のせせらぎに耳を澄ませ、悠久の歴史に育まれた佳趣を堪能できます。
和モダンにリニューアルされた客室

今回リニューアルされた「竹の間」と「若葉の間」は、いずれも高野槙を使用した大きなお風呂を客室内に完備。木のあたたかみを感じるベッドを配し、ゆったりとくつろげるモダンな和洋室に生まれ変わりました。
「竹の間」にはベンチ、「若葉の間」には縁側があり、いずれからも四季折々の春日山原始林の風景を堪能できます。また、「月日亭」の名の由来となった「月日の磐」をイメージしたデザインを随所に取り入れ、奈良らしい空間になっています。

自然のぬくもりを感じさせる上質な空間でいただく本格的な会席料理は、上質な季節の食材を用い、料理長が心と技を尽くして調理したもの。奈良の郷土料理である「茶粥」を主とした朝食も自慢です。
神々に守られた悠久の森に抱かれて、特別な時間を過ごせる「奈良・春日奥山 月日亭」。上質な奈良を堪能しに、訪れてみてはいかがでしょうか。
奈良・春日奥山 月日亭
- 住所
- 奈良県奈良市春日野町158
- アクセス
- 近鉄「近鉄奈良」駅・JR「奈良」駅より車で約10分
- 総客室数
- 5室
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