能登など地元の新酒「イシカワ・ヌーヴォー」の伝統と革新の味わいを「休暇村 能登千里浜」が提供

石川県羽咋市に位置する「休暇村 能登千里浜」では、2025年1月7日から日本酒の新たな風物詩とも言える「イシカワ・ヌーヴォー」の販売を始めました。この新酒は、フランスのボジョレー・ヌーヴォーになぞらえて名付けられ、石川県にある酒蔵が日本の伝統的な酒造り技術と地元の新米を使用しています。同ホテル内の食事処「レストラン日本海」にて期間・数量限定で、訪れる人々に新鮮な味わいを提供しています。

 

ユネスコ無形文化遺産に登録された伝統技術

昨年、日本の伝統的な酒造りがユネスコの無形文化遺産に登録されました。特に石川県は、能登杜氏として知られる酒造りの名手たちが活躍する地域であり、その技術は国内外から高く評価されています。無形文化遺産への登録は、地元の酒蔵だけでなく、震災からの復興を進める地域社会にとっても大きな励みとなっています。

「休暇村 能登千里浜」で提供される「イシカワ・ヌーヴォー」には、「しぼりたて」と「にごり酒」の2種類があります。しぼりたては、その名の通り新鮮なまま瓶詰めされた日本酒で、フレッシュで力強い味わいが特徴です。一方、にごり酒は、米の粒や酵母が残ることで濃厚で豊かな風味を楽しめるお酒です。どちらもこの時期にしか味わえない、特別な一杯となっています。

注文した1合酒は、能登國一宮 氣多大社のすぐそばにある窯元で作られた「大社焼き」の真葉手(しんようで)と呼ばれる片口に注いで提供されます。森から採取してきた生の葉を器に焼き付けて作成される技法が特徴で、1枚1枚、葉の虫食いや葉脈なども焼き上がりに現れる自然と調和した焼物として地元民に愛されています。

 

地元の酒蔵と連携

休暇村 能登千里浜
休暇村 能登千里浜

この新酒は、地元・石川県内の複数の酒蔵が協力して造られています。各酒蔵は、地元で収穫された新米を使用し、それぞれが持つ独自の技術と情熱を注ぎ込んでいます。例えば、「手取川」(石川県白山市)は果実のような甘みと爽やかな炭酸が特徴の純米生原酒、「宗玄」(石川県珠洲市)は濃醇で甘みのある飲みやすい生原酒です。

「休暇村 能登千里浜」は、能登半島国定公園内に位置し、自然に囲まれたリゾートホテル。訪れる人々は、新酒を楽しむだけでなく、源泉かけ流しの温泉や地元の食材を生かした料理も堪能できます。また、周辺には千里浜なぎさドライブウェイやキャンプ場があり、自然とのふれあいを楽しむことができます。この冬、新しい味わいと共に、石川県の豊かな自然と文化に触れてみてはいかがでしょうか。

 

休暇村 能登千里浜

住所
石川県羽咋市羽咋町オ70
総部屋数
67室
駐車場
あり(100台・無料)
アクセス
【電車】「金沢」駅からJR七尾線の特急「能登かがり火」で約35分、または普通電車で約60分で羽咋駅下車(送迎バスあり・要予約)
【車】のと里山海道「羽咋柳田」ICから約5分
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