カマイルカたちが「のとじま水族館」へ帰還！能登半島地震からの復興の一歩【楽天トラベル】

公開日: 2024/11/29

2024年11月27日、能登半島地震の影響から一時避難していたカマイルカ4頭が、石川県七尾市にある「のとじま水族館」へ無事帰還しました。この帰還は、地震によって大きな被害を受けた地域社会にとって、明るい希望の象徴となっています。

震災で「アドベンチャーワールド」へ避難

2024年1月1日に発生した能登半島地震は、多くの施設に甚大な被害をもたらしました。「のとじま水族館」もその一つで、施設の損傷が激しく、カマイルカ5頭は安全を確保するため、和歌山県白浜町にある「アドベンチャーワールド」へと避難されました。避難生活の中で1頭が亡くなるという悲しい出来事もありましたが、残された4頭は健康を維持し、ついに故郷へと戻ることができました。

復旧作業と帰還の実現

「のとじま水族館」では、震災直後から復旧作業が進められてきました。施設の修復と安全確認が行われ、カマイルカたちが再び生活できる環境が整いました。アドベンチャーワールドの飼育スタッフと獣医師、そして水族館の専門チームが協力し、カマイルカたちの健康状態や輸送計画を慎重に検討。これらの努力が実を結び、4頭は無事に帰還することができました。

カマイルカたちの帰還は、地震からの復興が進む中での一つの節目となります。地元の人々にとっては、被災地の復旧が進んでいることの証として、また新たな観光の魅力としても期待されています。能登半島地震からの復興はまだ道半ばですが、ぜひ「のとじま水族館」を訪れて、カマイルカたちの元気な姿を見てください。