北海道白老町「ウポポイ」のホワイトシーズン、冬ならではのアイヌ文化体験やイルミネーションを開催

北海道白老町「ウポポイ」にホワイトシーズン到来!冬ならではのアイヌ文化体験を

本格的な冬の訪れとともに、雪景色が広がる北海道白老町の「ウポポイ(民族共生象徴空間)」。冬ならではのアイヌ文化体験やイルミネーションが楽しめる、ホワイトシーズンがスタートしています。

 

白銀のイルミネーションも!「ウポポイ」のホワイトシーズン

北海道白老町「ウポポイ」にホワイトシーズン到来!冬ならではのアイヌ文化体験を

北海道白老町にある「ウポポイ(民族共生象徴空間)」は、アイヌ文化の復興・創造等の拠点として2020年に開業しました。広大な敷地に「国立アイヌ民族博物館」、アイヌ文化の体験型フィールドミュージアム「国立民族共生公園」、アイヌ民族による尊厳ある慰霊を実現するための「慰霊施設」が整備され、アイヌの歴史や文化を体感できる拠点となっています。

そんな「ウポポイ」では、秋冬を迎えると営業時間やプログラムを一部更新し、ホワイトシーズンとしての営業をスタートします。今期も2024年11月1日(金)~2025年3月30日(日)をホワイトシーズンとし、冬ならではのさまざまなプログラムが実施されます。

北海道白老町「ウポポイ」にホワイトシーズン到来!冬ならではのアイヌ文化体験を

特に見逃せないのが、毎年恒例となった「ウポポイイルミネーション」。2024年11月23日(土・祝)~2025年1月13日(月・祝)の期間、15:30~17:00の予定で点灯され、雪景色の「ウポポイ」を華やかに演出します。

ブロック型のイルミネーションに、およそ83,000個もの電球を点灯。ポロト湖を背景にアイヌゆかりの動物たちのシルエットが浮かび上がり、幻想的な風景を楽しめます。

 

秋冬ならではのアイヌ文化体験も続々スタート!

北海道白老町「ウポポイ」にホワイトシーズン到来!冬ならではのアイヌ文化体験を

さらに、秋冬ならではのアイヌ文化を体験できるプログラムも。

12月下旬から2月上旬にかけては、伝統的コタン(アイヌ集落)の冬の風物詩、「サッチェㇷ゚(干し魚)」が屋外に吊るされる光景が見られます。魚を乾燥させた「サッチェㇷ゚」は、厳しい冬を乗り切るためのアイヌの重要な保存食なのだそう。

また、1月から2月にかけては、狩りなどで山野に入る際に、雪や風から身を守るために使われた狩小屋「クチャ」の展示も。松葉などを利用してつくる簡易小屋は、アイヌの狩人たちの煮炊きや仮眠の場として活用されました。

北海道白老町「ウポポイ」にホワイトシーズン到来!冬ならではのアイヌ文化体験を

そのほか、本格的な弓矢を用いた体験プログラム「アㇰシノッ」(1回500円)や、「ムックリ(口琴)」、「トンコリ(弦楽器)」といったアイヌの伝統楽器の演奏を体験できるプログラム(各1,000円)も。

さらに、3日前までにメールで予約すると、伝統料理「オハウ(汁物)」の試食体験(1,000円)もかないます。(一部体験は金・土限定)

また、「国立アイヌ民族博物館」では2024年12月14日(土)~2025年2月16日(日)の期間、第7回テーマ展示「収蔵資料展」を開催。収蔵資料の収集、保管、活用の裏側に触れられる展示になっています。

白銀の雪に覆われた美しい自然と、寒さ厳しい北海道の冬を過ごすアイヌの人々の知恵や工夫を体感しに、「ウポポイ」のホワイトシーズンを訪れてみませんか。

 

「ウポポイ(民族共生象徴空間)」 ホワイトシーズン

期間
2024年11月1日(金)〜2025年3月30日(日)
休園日
月曜、12月29日~1月3日、3月1日~10日
※祝日・休日の場合は翌日以降の平日に振替
※2月10日は開園
営業時間
9:00〜17:00(時期により変動あり)
入場料
大人 1,200円、高校生 600円、中学生以下 無料
※有料の体験プログラムや博物館の特別展示の料金は含みません
住所
北海道白老郡白老町若草町2ー3
アクセス
JR「白老」駅から徒歩約10分
「新千歳空港」から高速道路または列車利用で約40分
詳細
ウポポイ(民族共生象徴空間)

 

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