楽天トラベルら3社がサステナブルに配慮した旅行の啓発活動を実施【楽天トラベル】

公開日: 2024/09/25

楽天トラベルは、JTB、Booking.com™と共同で、サステナブルな旅行の啓発活動を行うことを発表しました。この取り組みは、2024年9月26日から29日まで東京ビッグサイトで開催される「ツーリズムEXPOジャパン 2024」での展示を通じて行われます。このイベントでは、持続可能な旅行と観光のための国際基準を提供するグローバル・サステナブル・ツーリズム協議会（GSTC）に加盟している三者が、サステナビリティに配慮した旅行の重要性を訴え、具体的な行動ヒントを提供します。

サステナビリティへの具体的な取り組み

楽天トラベルでは、サステナブルな旅行を推進するために、旅行者に向けた「サステナブルな旅行のヒント」を提供します。これには、地域の文化や環境に配慮した12の行動指針が含まれており、例えば、サステナブルに配慮した宿泊施設の利用、公共交通機関の活用、地元の食材を楽しむことなどが挙げられます。これらのヒントは、楽天トラベルのウェブサイトにも掲載されており、より多くの人々に情報が届けられるようになっています。

「サステナブルな旅行のヒント」全 12 項目

・サステナブルな取組をしている宿に泊まろう
・公共交通機関や自転車、徒歩などの移動手段を使おう
・その土地のお土産を選んでみよう
・伝統工芸や伝統芸能を通じて地域の文化に触れよう
・家と同じように宿の水も大切につかおう
・リネンやタオル交換は最小限にしよう
・自然体験ツアーに参加しよう
・マイ○○を持参しよう
・フードロスを減らそう
・その土地の食材をその土地で味わおう
・混雑しない時に、ゆったり旅行してみよう
・長期滞在で、その土地をより深く感じてみよう

サステナビリティに関する情報を発信しているページ

意識調査から見る現状と課題

楽天トラベルが行った意識調査によると、旅行時にサステナビリティを意識している旅行者は全体の35.1％に留まり、日常生活で意識している人の割合（43.3%）と比べて低いことが明らかになりました。旅行時のサステナビリティへの意識がまだまだ低いことから、その啓発の必要性が浮き彫りになりました。サステナビリティを意識しない理由として、「日常から意識していない」という回答が多く、旅行を通じての環境意識の向上が求められています。

旅行・観光におけるサステナビリティへの意識調査

全国

2021/10/28

楽天トラベルでは、旅行者を対象に「旅行や観光分野のサステナビリティへの取り組みに関する意識調査」を実施しました。旅行先や宿泊施設でのサステナビリティについて特に感心を集めた内容をお伝えします。

今後の展望と取り組み

楽天トラベルは、今後もサステナブルな旅行の推進に向けて、他の企業との連携を深め、観光地や宿泊施設の持続的な成長と発展、そして地球環境の保全に貢献していく方針です。このような取り組みが、旅行業界全体のサステナビリティへの意識向上につながることが期待されます。

サステナブルな旅行は、ただ自然を楽しむだけでなく、その地域の文化や経済にも配慮した行動を取ることが求められます。楽天トラベルの取り組みを通じて、より多くの人々がサステナビリティを意識した旅行を選択するようになることで、持続可能な観光が実現を目指します。次の旅行計画を立てる際は、ぜひ「サステナブルな旅行のヒント」を参考にして、新しい旅のスタイルを体験してみてはいかがでしょうか。