星野リゾートが展開する日本旅館「星のや東京」では、人力車と貸切舟から桜を愛でる「東京・春昼舟あそび」を2021年3月25日から4月10日までの期間限定で開催。忙しい日常から離れ、家族や友人と過ごす春の優雅なひと時を楽しめるアクティビティとして注目されています。
水運機能に優れ活気にあふれた「水の都」
物資や人を運ぶための高度な水運機能を持ち、「水の都」として栄えた江戸の町。水路を中心に問屋や市場が生まれたことで活気にあふれ、人々は水辺に多くの楽しみを見出してきた経緯があります。そんな水辺の楽しみとして親しまれたのが、四季折々の豊かな水辺の風景を舟から眺める「舟あそび」。春には江戸の徳川将軍家が隅田川沿いに植えた桜が咲き誇り、幕府が庶民の行楽を奨励したこともあって人々は舟から花見を楽しんだのだそう。
老舗料亭がオリジナル特製花見弁当を提供
星のや東京では「日常から離れて優雅で贅沢な春のひとときを過ごしてほしい」という思いから、江戸の町の情緒を活かした「東京・春昼舟あそび」を企画。そのコースは星のや東京を起点に人力車で日本橋桟橋へ移動し、貸切舟に乗り換えて日本橋川から隅田川へと向かいます。
水上コースは潮位や開花状況に合わせて、“その日に見頃となっているスポット”を巡ることに。佃島沿岸や大横川沿いなど数ある桜の見所の中からルートが選ばれるので、じっくりと咲き誇る桜を眺められるのではないでしょうか。
川沿いに咲く美しい桜とともに、永代橋や東京スカイツリーなどの観光名所も楽しみたい人には開放的な桟敷席がおすすめ。舟を運航する「舟遊びみづは」のガイドが、橋や町の歴史など周囲の観光名所について紹介してくれるのもポイントです。
また舟で花見をしながら食事が楽しめるよう、神田明神下の老舗料亭「新開花」が星のや東京のために仕立てた特製花見弁当を用意。木製の2段重には淡い桜色の鯛の昆布締めを酢飯に乗せた「桜ちらし」や、山菜など旬の素材を用いた色とりどりのおかずがつめ込まれました。
馴染みのある場所でも、舟上から眺めることで景色が一変。新たな視点から、これまで気づかなかった江戸の町の魅力を発見してみませんか?
星のや東京「東京・春昼舟あそび」
- 期間
- 2021年3月25日~4月10日
- 時間
- 12:00~14:30(乗船時間90分)
- 料金
- 2名102,000円、3名132,000円、4名142,000円(税・サービス料別、宿泊料別)
- 対象
- 星のや東京宿泊者