2023シーズンに初めてJ1リーグ優勝を果たし、2024シーズンは天皇杯優勝、J1リーグ連覇と二冠を達成した「ヴィッセル神戸」。
ホームスタジアムのある神戸は、全国でも有数の観光スポット。観戦した前後には、神戸観光を合わせて楽しまなくちゃもったいない!
そこで、ヴィッセル神戸・毎年恒例の「イケメン総選挙2024」で、「グルメエース部門」1位を獲得した酒井高徳(さかい ごうとく)選手に、神戸のおすすめ観光スポットやグルメを紹介してもらいました。
選手イチオシのスポットを巡って、観戦DAYをさらに特別な一日にしましょう。
1.酒井高徳選手へインタビュー
2012~2018年には日本代表として活躍し、2019年にハンブルガーSV(ドイツ)から、ヴィッセル神戸へ移籍。以降、チームを支える主力選手としてチームをけん引している酒井選手が、神戸グルメについてたくさん教えてくれました!
2019年にヴィッセル神戸に加入した酒井選手ですが、神戸や兵庫県内は、よく観光されますか?
「普段から結構ウロウロしていますね。神戸は昔ながらの建物も多く、街並みがきれいで、歩いているだけで楽しいんですよ。三宮、元町、ハーバーランド辺りにはカフェや路面店も多いので、ブラブラと歩いて、休憩がてらお茶を飲むのが好きです」
「良い意味で『ココ』って決まった場所がないところが、神戸のいいところだと思います。どこに行っても美しい街並みだし、自然が近くてリラックスできる。例えば、新神戸駅からロープウェーですぐの『神戸布引ハーブ園』まで行けば、神戸港が見渡せて最高ですよ。そんな場所が、歩いて行ける距離や車でちょっと移動するだけでいくつもあるんです」
ご家族と出かけるときは、どんな場所に行かれましたか?
「子どもが小さい時は『神戸ハーバーランド umie』に行ったり、『神戸アンパンマンこどもミュージアム&モール』に行ったりしましたね。あの辺りは子どもが喜ぶ場所がいっぱいありますし、カフェや飲食店も多いので親御さんたちも楽しめると思います」
「特に楽しかった思い出があるのは、『六甲山アスレチックパークGREENIA』。六甲山にある、自然の中の大きなアスレチック施設で、子どもたちものびのびと遊べて喜んでくれたし、大人もゆっくり休憩できるレストランがあって、家族全員で楽しめました」
「でも、最近は子どもたちも大きくなってきたので、あちこちに出掛けるというよりは、神戸の街を一緒に歩きながら買い物したり食事したりすることが増えましたね(笑)」
飲食店でよく行かれるお店はありますか?
「毎日行くのは、神戸の御影で弟の酒井高聖(ごうそん)が経営しているカフェ『Alster&Garten(アルスターガーテン)』ですね。ここにはほぼ毎朝立ち寄って、コーヒーをテイクアウトしています。コーヒーはもちろんですが、種類豊富なトーストなど、料理もおいしいのでおすすめですよ。ホームゲームではスタジアムグルメに出店していることもあるので、食べてみてください」
「勝負メシ的に決まって行くのが、元町にある『喰らうどん』。何度も行っているのでお店の人とも顔なじみになってきて(笑)。ランチタイムなので、近所のサラリーマンの人たちに紛れて食べています。最近よく注文するのは、肉ころうどんにネギトロ丼のセット。これが本当においしい!」
他の選手とも食事に行くことはありますか?
「どの選手と一緒に行く、とかは決まっていなくて、その時に予定の合う選手と行きますね。お店も決まった場所に行くというよりは、いろんなお店を開拓したいタイプなので、その時の気分で良さそうなお店を探して入る感じです(笑)」
「三宮にある『HYOE'S BURGERS + FRIES』には選手同士や友達とも行ったりしますね。山口蛍選手と一緒に並んだこともあります(笑)。イチオシは『ゴルゴンハニーチーズバーガー』。これに卵を追加でトッピングするのが絶品です。僕、結構甘いものや、ジャンクフードも好きで、意外に(笑)。調整しつつ食べています」
いろいろな都市で暮らしてきた酒井高徳選手が思う、神戸の魅力を教えてください!
「目に見える自然が多いところですね。海があって、山があって、すごく自然に囲まれているイメージが強くて好きです。これまで暮らしてきた新潟やドイツも自然が多い街だったので、とても気に入っています。それでいて神戸には現代的な部分や最先端なものもあって、まさに『いいとこどり』なところが、神戸の魅力だと思います」
「こんなに海と山をすぐに堪能できる距離感って、神戸の街くらいじゃないですかね。
頑張れば1日で回れるくらい、神戸の街は魅力がギュッと詰まっているので、せっかく神戸に来たなら、海から山までを堪能できるプランを組んでもらいたいですね。もちろんヴィッセル神戸の試合観戦を絡めつつで!(笑)」
▼汰木康也選手のインタビューもチェック!
2.酒井選手直伝!おすすめ観光スポットまとめ
神戸布引ハーブ園/ロープウェイ
約200種75,000株のハーブや花が咲き集う、日本最大級のハーブ園。標高約400メートルに位置するため、JR「新神戸」駅から徒歩約5分ほどの「ハーブ園山麓」駅からロープウェイで向かいます。テーマの異なる12のガーデンのほか、旬の野菜をブッフェ形式で食べれるレストランや、標高約400メートルから神戸の街並みを見渡せるカフェもあり、一日楽しめるスポットです。
- 営業時間
- 時期・曜日により異なるため、公式サイトでご確認ください。
- 入場料
- 往復 大人2,000円 小人(小中学生)1,000円
※ハーブ園の入場料はロープウェイ往復運賃に含まれています - 住所
- 兵庫県神戸市灘区六甲山町北六甲4512-98
- アクセス
- ロープウェイ「ハーブ園山麓」駅より約10分「ハーブ園山頂駅」下車
※神戸布引ハーブ園へのアクセスはロープウェイのみです - 公式サイト
- 神戸布引ハーブ園/ロープウェイ
六甲山アスレチックパークGREENIA
自然豊かな六甲山で楽しめるアウトドアアスレチック施設。日本最大級の規模を誇り、森や湖に設置された空中アスレチックや水上アスレチック、ボルダリングなどがそろいます。自然と一体化したコースで四季折々の美しい景観とともに楽しめると人気です。人気動画クリエイターの「フィッシャーズ」監修のアスレチックもあり、子どもから大人まで大はしゃぎできること間違いなし。
- 営業期間
- 2024年3月16日~11月17日
※11月下旬~3月中旬は冬季休業
※天候不良の場合は営業時間の変更および中止の可能性あり - 営業時間
- 10:00~17:00(16:30受付終了)
- 定休日
- 木曜日(祝日は営業)、冬季休業(六甲山スノーパークとして営業)
- 入場料
- 大人3,000円、学生2,500円、小学生2,000円、未就学児(4歳~6歳)1,500円
- 住所
- 兵庫県神戸市灘区六甲山町北六甲4512-98
- アクセス
- 六甲山上バス「アスレチックパーク前」下車、徒歩約4分
- 公式サイト
- 六甲山アスレチックパークGREENIA
Alster&Garten
酒井高徳選手の弟である酒井高聖さんが経営するカフェ。自家焙煎コーヒーと、こだわりのスイーツやフードをいただけます。店名の由来はドイツ・ハンブルクの「アルスター湖」からで、湖の周りにカフェや緑が広がり、自然と人が集まる雰囲気をイメージしたもの。ヴィッセル神戸の選手やサポーターもよく訪れる人気店です。
- 営業時間
- 月~金8:00~17:00/土8:00~21:00/日8:00~18:00
※その他不定休あり - 住所
- 兵庫県神戸市東灘区御影1-14-25 メビウスビル B1-02
- アクセス
- 阪急「御影」駅より徒歩約8分
- 公式サイト
- Alster&Garten
喰らうどん
神戸市営地下鉄みなと元町駅から徒歩約1分の人気うどん店。黄色みを帯びた色調と冴えが特徴の最高峰小麦「金斗雲(きんとうん)」を使用したうどん麺は、もちもちとした粘りとつるみのある特別な食感。花ガツオを多く使用しており、優しく上品な味わいを追求した京都風の出汁とよくマッチします。神戸市民だけでなく観光客にも大人気のお店です。
- 営業時間
- 11:30~売り切れ次第終了
※不定休、最新情報は公式サイト要確認 - 住所
- 兵庫県神戸市中央区栄町通り3-6‐17
- アクセス
- 地下鉄「みなと元町」駅より徒歩約1分
- 公式サイト
- 喰らうどん
HYOE'S BURGERS + FRIES
神戸で大人気の本格バーガーショップで、新鮮な食材と手作りのバンズを使用したジューシーなハンバーガーが特徴。カナダ仕込みのスマッシュパティは牛肉100%超粗挽きの荒ぶる旨みで、ボリューム満点。チーズやベーコン、わさびバターなどトッピングのバリエーションも豊富で、何通りもの味が楽しめます。一度食べたらクセになる味で、友人や家族とのランチやディナーにぴったりのグルメバーガーです。
- 営業時間
- 11:00~16:00(15:30L.O)、17:00~20:00(19:30L.O)
- 定休日
- 水曜日
- 住所
- 兵庫県神戸市中央区中山手通2-12−10 マンションリーベ 1-A
- アクセス
- 各線「三宮」駅より徒歩約5分
- 公式サイト
- HYOE'S BURGERS + FRIES
3.紹介スポットMAP
取材・執筆:中西義富、撮影: 福羅広幸
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