4年連続第1位!シニアに人気の嬉野温泉は最先端のバリアフリー温泉街


嬉野温泉は、島根県の斐乃上(ひのかみ)温泉、栃木県の喜連川(きつれがわ)温泉とともに「日本三大美肌の湯」の一つです。
そんな嬉野温泉は、「日本一のバリアフリーのまち うれしの」を掲げて、温泉街全体で建物の構造から介助サービスに至るまで様々なバリアフリー化に努める、シニアやからだの不自由な方に優しい街なのです。
楽天トラベルの「シニアに人気の温泉地ランキング」で、2016~2020年まで4年連続で第1位に選ばれた嬉野温泉の取り組みに密着しました。

 

バリアフリーの街・嬉野

嬉野温泉ってどんなところ?立地とアクセス

嬉野の茶畑

佐賀県の西部に位置し、山々に囲まれた自然豊かな嬉野市。江戸時代から茶の栽培に力を入れており「嬉野茶」として有名です。

同市にある嬉野温泉は長崎街道の宿場町として栄え、今から1300年以上前の『肥前国風土記』に「東の辺に湯の泉ありて能く、人の病を癒す」と記された日本屈指の名湯です。
江戸時代の日本に西洋医学を伝えたドイツ人医師で博物学者のシーボルトも利用していたと言われており、ぬめりのあるお湯は美肌の湯として今もこんこんと湧いています。

日本三大美肌の湯

嬉野市へは、佐賀空港からジャンボタクシー(1人2,000円)が出ており、嬉野温泉の宿泊先玄関につけてもらえます。利用には希望運行日の前日17時までに電話予約(0954‐23‐6161)が必要です。

福岡方面からは、車で九州道-長崎道を利用して1時間20分で嬉野ICへ、温泉街までは約5分。公共交通機関を利用した場合は、JR「博多」駅から特急で「武雄温泉」駅まで約60分、さらにJRバスで約30分で嬉野温泉に到着します。

旅館全体の足並みを揃えた、佐賀嬉野バリアフリーツアーセンター

嬉野市のバスセンター

嬉野温泉に到着したら、まずこちらで旅の相談をしてみましょう。バリアフリーを実現した温泉街の取り組みの中心となっている「佐賀嬉野バリアフリーツアーセンター」(以下BFTC)です。嬉野市のバスセンターの中に嬉野温泉観光協会と一緒にあります。

ツアーセンター入口

障害がある場合はその程度などに合わせて宿を紹介してくれます。たとえば片麻痺でも右なのか左かで利用しやすいベッド、布団の向きも手すりの位置も違ってきます。これを考慮したうえで丁寧に相談に乗ってもらえるとあって年間300~400件の相談があります。

必要があれば、車いすやシャワーキャリー、浴槽内電動昇降機なども無料で手配してくれて、宿泊日までに旅館に設置してもらえます。旅館をすでに予約していた人も、不安なことがあれば相談してみてください。その旅館で可能なサポートを丁寧に教えてもらえ、必要なものがあれば手配してもらえますよ。

入浴介助の様子

食事に関しては、アレルギーや減塩など食事制限の有無なども確認し、対応できる旅館を一緒に考えてくれます。

嬉野が特に注目されるのは「入浴介助」。必要な場合は提携する信頼のおける介護施設から選ばれたベテランのヘルパーを宿泊旅館などに派遣してくれます。ヘルパーは事前にお風呂の構造を確認したうえで、当日は入浴前の準備からバイタルチェック、排せつ、入浴介助、着替えまで行います(1回の入浴10,000円・ヘルパー2人派遣)。

他にも予算や現地での観光案内など、一人ひとりに合わせた提案をしてもらえるのでとても安心です。

佐賀嬉野バリアフリーセンター

住所
佐賀県嬉野市嬉野町大字下宿乙2202‐55
営業時間
9:00~18:00
定休日
毎週日曜日、元旦
電話番号
0954‐42‐5126

 

佐賀嬉野バリアフリーツアーセンター会長・小原健史さんにインタビュー

「行けるところではなく、行きたいところへ」。誰もがくつろげる旅を提供したい

佐賀嬉野バリアフリーツアーセンター会長として、嬉野温泉の旅館の足並みをそろえるべく尽力してきた小原健史さん。嬉野の老舗旅館「和多屋別荘」の会長としても、旅館業に力をいれています。
日本最高峰の嬉野の名湯を一人でも多くの人に知ってもらえるよう、日本全国の市町村と共に日々新しい仕掛けを作っている小原さんに、嬉野が再び注目されるようになった理由を聞きました。

小原会長

――センター設立のきっかけは?

小原会長 温泉街というものは、戦後の高度経済成長期は「男性主体」で「団体旅行」を中心として歓楽型の観光地としてもてはやされておりました。ここ、嬉野も西日本一のピンクゾーンとして知られていました。しかし、バブルの崩壊とともに女性や個人のお客様が増え始め、癒しやくつろぎを求められるように変化。しかし、それも頭打ちとなり、超高齢化社会の中で業界としてどのように生き残るかを考えたときにバリアフリーへの転換を決めたのです。

シニアに限らず、一人ひとりの価値観や生き方が尊重され始めた時でした。いまやBFTCは全国的になりましたが、私たちは伊勢志摩BFTC(2003年設立)の「100人の障がい者がいればバリアの種類も100通りある」というパーソナルバリアフリー基準に心を打たれ、その4年後に任意団体としてスタート。誰にでも優しいバリアフリーの温泉街の実現に乗り出しました。

介助はベテランのヘルパー

――どういったお客様が多いですか?

小原会長 「定年後、夫婦で旅行を楽しもうと思っていた矢先に脳梗塞を発症し、体が自由に動かなくなって旅行をあきらめていたが、対応できる旅館はあるか?」との相談もよくあります。
また、「両親を連れてみんなで温泉旅行をしたいが、自分たちだけでうまくサポートできるか心配」という若いご夫婦からの相談もあります。大人数の家族で同じ部屋を使いたいケースや体がまったく動かないご家族を受け入れることもあります。

今では医療機器や看護師を同乗させた民間救急サービスとも提携し、飛行機や新幹線などの移動もサポートできるようになりました。盲導犬や聴導犬も一緒に宿泊されることももちろんございます。
嬉野の良いところは選択肢があること。「行けるところはどこか」ではなく、「どこに行きたいか」を大切にしたいと思っています。

言うまでもなく、旅館業はこれまで以上に心地よさや安心・安全、感動、満足感が大切になってまいりました。嬉野は「どんな人でも受け入れたい」。それが私たちの姿勢であり使命ですから、全ての人にとってくつろげる最高の旅を提供したいですね。

小原会長

――これから街として挑戦したいことは?

小原会長 お風呂はとても大切なもの。特に我々日本人には、生きている証や満足感につながるものです。入浴介助の充実はこれからも課題であり、一人ひとりのニーズに合わせた要望をできるだけ叶えていきたい。

旅館内に設置された点図

小原会長 他には、細かいツールも随時増やしているところです。視覚に障害のある方に点図という旅館内の非常口案内図なども作成し、現在9旅館分が用意できています。全旅館で用意する予定です。

指さす会話板
スナックのマナー

小原会長 言語のバリアの一助になる「指さす会話板」や、海外のお客様にはスナックの利用の仕方(お通しなどのマナーなど)のチラシも多言語で準備しています。

坂道や階段などが描かれた街歩きマップ

小原会長 坂道や階段の有無、みんなのトイレの場所などを書いた街歩きマップの充実にも力を入れたいですね。

バリアがあってもなくても、誰でも利用しやすい温泉街になるようにトイレや客室内、貸し切り風呂などは随時改装しています。目指すところはバリアフリーが特別室ではなく、すべての部屋やサービスが標準仕様で利用できる温泉街です。

「バリアフリーやユニバーサルデザインは、もはや配慮ではなく社会の前提である」という言葉を幹に、これからもすべての人が心から幸福感や感動を常に提供できる街にしていきます。ぜひ一度、嬉野の名湯を堪能しに来てください。

嬉野温泉街で見つけたバリアフリーへの取り組み

旅館の駐車場には十分なスペースが

街のいたるところに、受け皿としての大きな余裕が見受けられます。例えば、旅館の駐車場は隣の車との間隔を広くとるなど十分なスペースが確保されており、車いすなどの福祉用具をスライドドアでなくても安心して出し入れできます。

街の至るとことにインターホンも

音声案内やインターホンもいろいろな場所に設置してあります。こちらは公衆浴場「シーボルトの湯」の入口。障がい者用駐車場のすぐそばにインターホンがあるため、車から降りてすぐに誰かの手を借りたいときや雨の日なども「安心」というおもてなしが受けられます。

車椅子のまま入浴できるシーボルトの湯

シーボルトの湯

塩田川沿いに建つドイツ人が設計したゴシック風建築は街のシンボル「シーボルトの湯」。江戸時代に藩営浴場として整備され、シーボルトも利用したという歴史ある公衆浴場です。

:シーボルトの湯駐車場

建物の側面にも障がい者用の駐車場が整備されています。体に不安のない方でも90分無料の駐車場が広く設けられていますので、街全体のマナーもよく、気持ちよく利用できます。

シーボルトの湯の入浴介助リフト

浴場内も充実したバリアフリー設計。ロビーには段差もなく、スロープや手すりがあります。また貸し切り風呂には写真のようにリフトを付けることができるので、入浴介助が必要な方も安心して入れます。

シーボルトの湯

住所
佐賀県嬉野市嬉野町下宿乙818-2
入浴料
70歳以上320円 大人420円 こども320円
貸切風呂
50分2,100円(別途、入湯税が大人1人50円)
営業時間
6:00~22:00(受付21:30まで)
定休日
毎月第3水曜日
駐車場
あり
電話番号
0954‐43‐1426

 

車いすでも楽しめる!足湯もバリアフリー設計

シーボルトのあし湯

他にも嬉野温泉街のあちらこちらには無料の足湯があります。こちらは地元の人や観光客の語らいのスペースとして人気の「シーボルトのあし湯」。

車いす専用の足湯
車いす専用の足湯

足湯というと、腰を下ろして足を浸けて…というイメージですが、嬉野は車いすから降りなくても気軽に楽しめよう、くぼみを作るなど気軽に利用できる工夫が所々に見受けられます。

シーボルトのあし湯

住所
佐賀県嬉野市嬉野町大字下宿乙882‐1
入浴料
無料
営業時間
24時間
定休日
無休

 

旅館を改装したアットホームな「うれしのカフェ」でくつろぎのひと時

うれしのカフェ

シーボルトのあし湯の目の前にあるのは老舗旅館「笹屋」を改装して造った風情あふれる「うれしのカフェ」。

うれしのカフェのスロープ

ゆるやかなスロープが玄関をはじめ建物内にも設置されているので、車いすのまま利用できます。

うれしのカフェソファ席
うれしのカフェ中庭も風情

店の入口近くにはお座敷の部屋もあり、子連れにも人気です。奥には中庭が見えるカウンターもあり、一人旅でも気兼ねなくくつろげますよ。

嬉野紅茶とスイートポテト

名物は九州のさつまいもを使ったスイートポテトと「嬉野紅茶のセット」(510円)。とてもボリュームがあって、おなかいっぱいになります。

うれしのカフェ

住所
佐賀県嬉野市嬉野町大字下宿乙834
営業時間
11:00~17:00
定休日
木・金曜日
電話番号
080‐2741‐5051

 

噛めない人にも安心!嬉野名物の絶品「温泉湯どうふ」

嬉野名物の温泉湯どうぶ

噛むことに不安があり、固いものはちょっと…という方には、江戸時代から愛されている嬉野温泉の名物「温泉湯どうふ」がおすすめ。優しい温泉で煮込んだ白濁のスープに浮かぶ、とろとろの豆腐を特製のタレでいただきます。シニアだけでなく、赤ちゃん連れの家族にも大人気です。
旅館の朝食をはじめ、温泉街の至る所で提供されているので、ぜひ味わってみてください。

選んで安心!バリアフリー対応の旅館

楽天トラベルで予約できる嬉野温泉でバリアフリーに対応した旅館を紹介します。

嬉野温泉 和多屋別荘

和多屋別荘

2万坪の広大な敷地をもつ洗練された空間が、まるで美術館のような旅館。薩摩藩の島津家が旅の途中に休息していたゆかりから、建物の一部に島津家の紋が配されています。
館内には足湯をはじめ上質なお湯が楽しめ、特に天然御影石と檜を用いて設計された大浴場は圧巻です。

和多屋別荘
和多屋別荘

和室にセミダブルベッドが2台。畳は丈夫な琉球畳で車いすのまま利用可能です。バリアフリー対応の12階展望浴室は、源泉かけ流しの檜風呂で、嬉野の街を一望できます。

住所
佐賀県嬉野市嬉野町下宿乙738
総部屋数
126室
駐車場
あり(200台・無料)

嬉野温泉 大正屋

大正屋

大正14年創業の老舗旅館。100年変わらぬ日本文化のもてなしが人気です。館内に一歩足を踏み入れると静かで上質な空間が迎えてくれます。
皇居新宮殿の基本設計を手掛けた故・吉村順三が設計したとあって、きめ細やかな気配りや丁寧さが随所に見受けられます。

大正屋
大正屋

ベッドが背中を起こせるギャッジベッドになっており、自動・手動で背中を起こしたり上下することができるので、宿泊者の必要に合わせて姿勢を変えられます。

住所
佐賀県嬉野市嬉野町下宿乙2276-1
総部屋数
73室
駐車場
あり(150台・無料)

嬉野温泉 茶心の宿 和楽園

和楽園

温泉街を望む嬉野川沿いに建つ旅館。美肌効果が高いと有名な嬉野温泉に、お茶をたっぷりと浸したお湯が特徴。巨大な石の急須から浴槽へとお茶エキスたっぷりのお湯が注がれる珍しいお風呂が楽しめます。

和楽園
和楽園

館内全体に手すりや緩やかなスロープがあり、バリアフリートイレがあるなど部屋以外も優しい造りになっています。客室内は、一つひとつのスペースが十分に取られています。

住所
佐賀県嬉野市嬉野町下野甲33
総部屋数
54室
駐車場
あり(60台・無料)

嬉野温泉 大正屋 椎葉山荘

椎葉山荘

嬉野温泉の中心街から車で5分。のどかな棚田と椎葉川沿いに佇む宿です。嬉野一の広さを誇る「しいばの湯」の露天風呂は、自然の中で温泉を満喫できます。
大正屋・椎葉山荘・湯宿清流の宿泊者は大正屋「四季の湯」「滝の湯」、椎葉山荘「山の湯」「しいばの湯」をすべて無料で利用できます(送迎車付き)。

椎葉山荘
椎葉山荘

館内すべてがスロープでつながる造りになっています。初夏は蛍の観賞もでき、ゆったりとお部屋で過ごす贅沢を味わえます。

住所
佐賀県嬉野市嬉野町岩屋川内椎葉乙1586
総部屋数
20室
駐車場
あり(100台・無料)

湯快リゾート 嬉野温泉 嬉野館

嬉野館
嬉野館

豊富な湯量を誇る、カジュアルでリラックスした温泉旅館です。部屋食や食事処での飲食が一般的な嬉野では珍しく、食事はビュッフェ形式を採用。カラオケ、卓球、まんが、インターネット、サウナ、麻雀など無料で楽しめるファミリーにはうれしい館内施設が揃っています。

建物内に段差がほとんどなく、部屋のあちらこちらに手すりもあります。トイレにはオストメイトも設置。客室内のわずかな段差にもスロープがついています。

住所
佐賀県嬉野市嬉野町下宿乙2091
総部屋数
100室
駐車場
80台・無料

嬉野温泉「心ほぐす宿」入船荘

入船荘
入船荘

大浴場の内湯には畳が敷き詰められており、安心感からシニアや子連れに人気の宿です。ヘルシーな和洋織り交ぜた創作懐石料理も好評。「忍者部屋」というユニークな部屋もあり、子ども用に忍者服の用意やお楽しみの仕掛けも楽しむことができます。

バリアフリー客室を備え、お風呂に座って利用できるシャワースペースがあるなど楽にお風呂に入れると評判です。

住所
佐賀県嬉野市嬉野町下宿乙2330
総部屋数
38室
駐車場
80台・無料

嬉野温泉 旅館 初音荘

初音荘
初音荘

畳を敷き詰めた畳風呂が人気の旅館。部屋はテーブル、いす、座卓などを選ぶこともできます。マットレスにはクッション性の高いトゥルースリーパーを全室採用しており、体に負担がかかりません。他にも筆談の対応や杖、老眼鏡の貸し出しなど細かな対応もしています。

バリアフリー対応の部屋風呂「湯の香」は、檜の内湯付きで洗い場は畳敷き。すべりにくく、冷たくないので快適に入浴できます。

住所
佐賀県嬉野市嬉野町岩屋川内甲340-1
総部屋数
28室
駐車場
あり(50台・無料)

嬉野温泉 花とおもてなしの宿 松園

松園
松園

嬉野川のほとりに佇むレトロな雰囲気の松園。「故郷に帰ってきたようだ」と感じる温かさが魅力です。女将さんをはじめ、スタッフも丁寧に対応してくれるおもてなしの宿です。川べりにある大浴場は全面ガラス張りなので、春には満開の桜、冬には雪景色を楽しめます。

お風呂の浴室は畳敷き。客室内の和室には、希望に応じて簡易ベッドやいす、テーブルなどを設置してもらえます。

住所
佐賀県嬉野市嬉野町下宿乙855-2
総部屋数
27室
駐車場
あり(50台・無料)

嬉野温泉 大正屋 湯宿 清流

清流
清流

二階建ての和風旅館と広々とした庭園が迎えてくれます。老舗旅館の心を受け継ぎながら、館内にはエレベータも完備されており、機能性も重視された造り。料理は、自家製豆乳を使ったヘルシー志向の鍋など趣向を凝らしたものが楽しめます。

バリアフリー客室にはギャッジベッドもあり、トイレには背もたれもある心遣い。客室内に内風呂はありませんが、部屋の前にバリアフリーの貸切風呂があり、中に板を設置して少しの段差で入れるように工夫されています。

住所
佐賀県嬉野市嬉野町下宿乙2314
総部屋数
25室
駐車場
あり(75台・無料)

嬉野温泉 割烹旅館 鯉登苑(りとうえん)

鯉登苑
鯉登苑

出来合いのものは一切使わず、長年の経験を生かしたこだわりの料理が自慢の宿。壁、クロスなども体に優しい建築素材を取り入れており、ライトには和紙を使用するなど温かい光が心を休めてくれます。

バリアフリー客室の浴室内には檜と十和田石を使った内湯がついており、腰高の長い手すりが付いていて入浴の不安を取り除いてくれます。洗い場で立ち上がる際の手すりもあり、細かなところまで配慮されている造り。客室内には電動ベッド2台、セミダブルベッド2台を完備。人数が多くてもゆっくりできるのも特徴です。

住所
佐賀県嬉野市嬉野町岩屋川内甲437
総部屋数
16室
駐車場
あり(30台・無料)

嬉野温泉 風の宿 旅館 千湯樓(せんとうろう)

千湯樓
千湯樓

嬉野の奥座敷、清流と大自然に囲まれた蛍の訪れる山間の静かな宿。嬉野名物の湯どうふや佐賀牛、旬の野菜の天ぷらなど地元の名物を堪能できます。

バリアフリー客室は半露天風呂。窓を開けると清流のせせらぎと共に一面茶畑が広がり、解放感抜群です。15畳の和室は車いすで入室できます。ギャッジベッドもあり、ソファは車いすと同じ高さに設置されています。

住所
佐賀県嬉野市嬉野町岩屋川内乙2117-1
総部屋数
8室
駐車場
あり(15台・無料)

 

誰もがくつろげる空間を提供し続ける嬉野温泉

嬉野温泉

佐賀嬉野バリアフリーツアーセンターは国内外でツーリズムの発展、拡大に貢献した取り組みを表彰する「ジャパン・ツーリズム・アワード」でも観光庁長官賞を受賞。また、社会性の高い取り組みに焦点を当てた「UNWTO(国連世界観光機関)倫理特別賞」も受賞するなど、日本のみならず世界が注目する温泉地となっています。

「体に不安な部分があるがゆっくり温泉につかりたい」「足が悪いことを理由に、旅行ができなかった両親を連れていきたい」。温泉旅行をあきらめかけていた家族に、優しいおもてなしがあふれる嬉野温泉を一度訪れてみませんか?

取材・撮影・文/原 陽子

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