【大分】うみたまごで誕生セイウチ「いちこ」成長と新たな繁殖への挑戦

【大分】うみたまごで誕生セイウチ「いちこ」成長と新たな繁殖への挑戦

提供:テレビ大分

 

大分県大分市の水族館「うみたまご」で初めてとなるセイウチの赤ちゃんが2024年誕生しました。
実はこのセイウチ全国でも20頭ほどしか飼育されていない貴重な生き物で、今、新たな仲間を増やすための取り組みが進められています。

 

 

うみたまごで誕生した赤ちゃんセイウチ「いちこ」

2024年4月、大分市のうみたまごで誕生したメスのセイウチ「いちこ」。
うみたまごでは初めてとなるセイウチの赤ちゃんの誕生でした。
現在も順調に成長を続けていて、体長はおよそ160センチ、体重は180キロ以上に。


◆うみたまご飼育部獣類グループ 沢田達雄サブリーダー
「少し反抗的な態度もちょいちょいみられてだいぶ手を焼き始めている」


◆TOS 渡辺一平記者
「今、いちこがショーに出てきた。お母さんの後ろを追いかけて、よちよちと歩いている姿がとてもかわいらしい」

 

得意の腹筋でお客さんを沸かせるお母さんの泉。
いちこも1月からお客さんに慣れさせようとショーに参加し、芸を練習しています。

 

【大分】うみたまごで誕生セイウチ「いちこ」成長と新たな繁殖への挑戦
ショーに参加しているいちこの様子

 

◆客
「(お母さんの)横で餌を食べている姿がすごくかわいかった」
「大人と比べて毛並みも赤ちゃんっぽい感じがしてかわいい」

 

新たな繁殖の挑戦

大人気のセイウチですが、海外からの新たな輸入は規制されているため、将来的な展示が危ぶまれています。

このため、うみたまごでは一定期間、オスがいる別の水族館に個体を貸し出すブリーディングローンという繁殖の方法に取り組んでいます。

 

【大分】うみたまごで誕生セイウチ「いちこ」成長と新たな繁殖への挑戦
芸を練習中のいちこ

 

その一環で1月13日、メスのみーが三重県にある鳥羽水族館に向けて出発しました。


◆うみたまご飼育部獣類グループ沢田達雄サブリーダー
「無事に帰ってきてそこからまたスタートになってくるので 元気に戻ってきてくれるのを今、待っているだけ」


鳥羽水族館ではオスのポウちゃんとのカップル成立が期待されています。
実は、みーは過去にも2回同様の繁殖に挑戦していますが、いずれも妊娠とはなりませんでした。


◆うみたまご飼育部獣類グループ沢田達雄サブリーダー
「今回がんばってなんとかポウちゃんとの間に赤ちゃんを授かるといいなと」
いちこに続く新たな仲間が誕生するのか関係者の期待も高まっています。

 

【大分】うみたまごで誕生セイウチ「いちこ」成長と新たな繁殖への挑戦
カップル成立が期待されている2頭

 

大分マリーンパレス水族館「うみたまご」

住所
大分市大字神崎字ウト3078-22
営業時間
9:00~17:00
電話番号
097-534‐1010
公式サイト
うみたまご

 

 

※この記事は、2025年02月06日にテレビ大分「TOSオンライン」で公開された記事を転載したものです。


 

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