
提供:高知放送
今回は高知県室戸市にある「むろと廃校水族館」をご紹介します!
廃校になった小学校を改修したユニークな水族館で、手洗い場や跳び箱などを水槽に活用。25mプールではウミガメやサメが泳ぐ姿を見ることができます。
※内容は2024年12月16日時点での情報です
※価格はすべて税込みの金額です
手洗い場や跳び箱が水槽に
高知県室戸市「むろと廃校水族館」は、2006年に閉校した旧椎名小学校をリノベーションし、2018年に水族館として生まれ変わりました。
NPO法人 日本ウミガメ協議会が指定管理者として運営を行っています。
館内は小学校の景観そのままに、水槽には室戸の定置網で獲れた魚たちが展示されています!


入り口には、室戸にある羽根小学校で実際に学校で使用されていた人体模型が飾られています。

2階に上がると、まず目に入ってきたのがタッチプール。
学校の手洗い場がそのまま水槽になっていて、室戸の漁師さんたちが獲ってきてくれたエビや貝に触れることができます!


手洗い場の後ろには、壁が撤去された教室が!!!

高さの低い手洗い場や机を見ると、小学生のころを思い出して懐かしい気持ちになりますね!廊下にある跳び箱にも魚やイモリが展示されていますよ。

廊下を抜けると、さまざまな種類の魚たちが泳いでいる水槽がズラーっと並んでいます。
大きく3つのエリアに分かれていて、エリアごとに円柱の大きな水槽が設置されています。


向かいの円柱の水槽にはウミガメ!
ウミガメにはエサやり体験もできますよ。(1回 200円)

残り2つの円柱の水槽では、エイとボラが泳いでいました。
色んな角度から泳いでいる姿を見られるのは、円柱の水槽のいいところですね!


標本や剥製もズラリ
3階へあがる「カイ段」には貝やカメの剥製が展示されています。


カイ段をあがると、学校のイスや机にさまざまな動物の剥製がズラリ!
数の多さ・迫力に圧倒されてしまいます。

廊下にもいろんな魚の標本がズラーっと並んでいます。

骨格標本を集めた理科準備室には、巨大なミンククジラの標本を展示しています。


重要魚名手配のポスターもありましたよ!
このように、遊び心あふれる工夫が随所にされています。
25mプールも水槽に!
最後、廊下から外に出ると現れたのは25mプール!

25mプール(大水槽)では、ウミガメやサメが優雅に泳いでいます!
見慣れているはずのプールでサメが泳いでいるとは、なんとも不思議な感覚です。


そして、プールの脇には・・・
この時期ならではの、クリスマス ‘‘ブリー‘‘ が展示されています。
このブリは、お土産売り場(チケット売り場)でお買い求めいただけますよ!
ぐるぐるこうちスタッフ3人はブリくじとサバくじに挑戦しました!(くじ 1回 1,000円)

むろと廃校水族館は、国立室戸青少年自然の家と2022年11月に協力・連携協定を締結。2024年9月には、青少年自然の家主催で「水族館に泊まろう!(第2弾)」が行われました。
また、将来漁師や水族館職員を目指す高校生の合宿を開催したり、職場体験を開催したりとさまざまな活動に取り組んでいます。

学校と水族館が絶妙に融合された「むろと廃校水族館」
みなさんもぜひ訪れてみてください!
むろと廃校水族館
- 住所
- 高知県室戸市室戸岬町533-2
- 登校・下校時間(営業時間)
- 【4月~9月】9:00~18:00
【10月~3月】9:00~17:00 - 定休日
- 無休
- 電話番号
- 0887-22-0815(OH!廃校!)
※この記事は、2024年12月16日に高知放送のWEBメディア「ぐるぐるこうち」で公開された記事を転載したものです。