
提供:北日本放送
富山市の中心市街地を流れる、いたち川。
こんこんと湧き出る名水で知られる石倉町の延命地蔵尊の周辺は、春には桜、初夏には木々の新緑がまぶしく、繁華街も近いまちなかでありながら豊かな自然を感じられる景色の美しい場所です。石倉町の延命地蔵からいたち川をさかのぼるように歩いて5分ほど、のどかな住宅街にある絶品ランチの店を紹介します。
木漏れ日が気持ちいい川沿いの居酒屋「魚楽」

延命地蔵尊から久右衛門橋を渡り、南へ5分ほど川をさかのぼるように歩くと、花水木通りに出る少し手前にぽつっと居酒屋が現れます。

「食べ処 呑み処 魚楽(うぉんらく)」。富山の下町感ある昔ながらの住宅街で、旬の食材にこだわる店主が腕をふるった、おいしい肴と酒が味わえる店です。
魚と肉から選べる!豪華などんぶりランチ

夜は電話予約のみを受け付ける居酒屋の「魚楽」ですが、ランチを提供する昼の部もあります。昼の営業は、11時から。魚か肉、どちらかのどんぶりを選べるランチ「魚楽の昼ご飯」が用意されています。魚と肉。迷う方が多いそうですが、旬の魚介に定評のある「魚楽」ということもあり、迷ったら魚丼にする方が多いのだとか。
魚のランチ「魚丼」

今回は魚のランチ「魚丼(うぉんどん)」をチョイスしました。季節の魚をふんだんに盛り込んだ豪華な海鮮丼がメインです。ネタは旬や仕入れの状況によって変化しますが、店主が自らセリに足を運び厳選している新鮮なものばかり。2025年の4月は「魚丼~春version~」として、この時期に旬を迎えるホタルイカなどが入っていました。

店主のオススメは、塩で食べるメジマグロ。大きめに切った身は食べごたえも抜群で、味付けがシンプルなだけに素材の味が引き立ちます。

注文が入ってから釜揚げにするホタルイカは、身がぷりぷり!このほか、メジマグロの漬けや炙りなど、豪快にかきこみたくなるのが醍醐味の海鮮丼ですが、「魚楽」ではネタごとに別々の味付けを施すという丁寧さ。
すべてに醤油を回しかけるスタイルとは違って、ひとつのどんぶりで色んな味を楽しめるので、最後まで飽きずに楽しみながら食べ進めることができます。
お肉のランチ「魚丼」
ちなみに、肉がメインの「楽丼」に入るのは、牛赤身の炙り焼きや豚そぼろ、鶏の酒蒸し、唐揚げやハンバーグなど。こちらも日によって内容は違うそうですが、肉の種類が豊富で、いろんな味の彩りを楽しめます。
仕上げに温玉やいくらものって、豪華などんぶり。具だくさんなので、最後にごはんが余っちゃった・・なんてことはなさそう。肉好きやガッツリ食べたい方にオススメなんだとか。

ランチには、天ぷらか揚げ物、茶わん蒸し、サラダ、デザートがセットになっています。
一見すると、ちょっと贅沢に豪華なランチのように思えますが、これだけ手が込んだ魚や肉の料理で、ボリュームもたっぷり。そんなどんぶりがこの値段で味わえるならオトクに感じる人も少なくなさそうです。魚丼と楽丼。どちらを選んでも大満足間違いなしの「魚楽」のランチでした。
食べ処 呑み処 魚楽
- 住所
- 富山県富山市清水町5-8-15
- 営業時間
- 昼 11:00~
夜 電話予約のみ受付 - 定休日
- 不定休
- 電話番号
- 076-493-9983
- 公式SNS
- Instagram「uonraku.toyama」
※この記事は、2025年4月4日に放送したKNBテレビ「いっちゃん☆KNB」をもとに、2025年4月18日に北日本放送「nan-nan」で公開された記事を転載したものです。