旅の楽しみ方

「スパルタンレース」はチーム参加でみんなが楽しめる障害物レースだった!

2018年12月15日に仙台で行われた世界最高峰の障害物レースの模様と会場でのイベントをご紹介!

2018年12月15日に仙台で行われた世界最高峰の障害物レースの模様と会場でのイベントをご紹介!

2018年12月15日(土)、宮城県・仙台の楽天生命パーク宮城にてアジア初となるスパルタンスタジアムレースが開催されました。 世界最高峰の障害物レースであるスパルタンレース。会場は早朝から雪というあいにくの天候でしたが、日本のみならず世界各地から集まった参加者の溢れる熱気は雪をも溶かしそうでした。

ゴール直後の参加者の様子

タイムを競わない一般参加のオープンレースでは、チームで参加して協力しながら障害物をクリア、最後はみんな揃って笑顔でゴールする姿が多く見られました。
楽しみながらの参加もできるスパルタンレースの様子を会場の雰囲気とともに紹介していきます。

1. スパルタンレースって?

スタートを待つエリートレースの参加者

世界39カ国で165回以上開催されている、世界最高峰の障害物レースがスパルタンレースです。腕力や体力を使う障害物がほとんどで、身体の限界にチャレンジします。
通常は山や広大な敷地の中で開催され、障害物によってはクリアするときに泥まみれになります。
今回開催された「スタジアムレース」は距離も短く、泥だらけにならないことからも初参加の方にはおすすめのレースです。コースは2つ。18歳以上が参加できる「スプリント」、5~12歳までが参加できる「キッズ」がありました。

エリートレース表彰式

【カテゴリー】
参加種別は、「エリート」「エイジ」「オープン」の3つあり、違いは以下の通りです。
「エリート」:賞金レース対象の参加者
「エイジ」:年齢枠別に上位3名が表彰される(賞金は無し)
「オープン」:レースタイムに関係なく、完走することが目的。一般の参加やチームを組んで協力してエントリーするのはこの枠です。

一般レーススタート
嶋選手がスターターを務めました

ロープを使った障害物

2. レースの実態を代表的な障害物と合わせてご紹介!

今回はスタジアム内とその周辺、さらにとなりの競技場の中を通るコース。 スタジアムレースということで、スタンドの階段の上り下りが多いレイアウトになっていました。

コースマップ

朝8時。スタート地点には、アスリートな雰囲気な人から、友人同士の参加で和気あいあいとしている人まで様々。レース当日は早朝から雪が降るような寒い日。参加者の皆さんは、身体を冷やさないようにしながら自分のスタート時間を待っていました。

スタートは1分置きに約15名ずつ一斉にスタートするウェーブスタート式です。エントリー時にチーム登録をするとチームメンバーが同じ時間にスタートできます。
今回のレースでは東北楽天ゴールデンイーグルスの嶋基宏選手がスターターを務めました。

スタート前の最初の障害物
スタートライン前の0番目の障害物

スタート前の掛け声で士気を高める様子
スタートの掛け声で参加ボルテージを上げます

スタート前にスパルタンレースおなじみの「WHO AM I!?」「I‘M SPARTAN!!」「AROO AROO AROO」の掛け声が響きます。

一般レーススタートの瞬間
いっせいにスタートします

今回のスタジアムレースは全長約5kmのコースの中に21個の障害物(雪により1障害物中止)があり、それらをクリアしながら進んでいきます。今回の障害物のほとんどが「腕・腕力」が必要なものでした。

腕を使った障害物
重りを引っ張る障害物に挑戦する参加者

レースによって障害物は変わりますが、毎回必ず設置される代表的な障害物もあります。
「今回はクリアできなかったけど、次回はクリアできるようになりたい」と思う参加者も多く、定番の障害物は次回参加へのモチベーションにもなっているようです。

障害物がクリアできない場合は、「バーピー」というペナルティを行えば、障害物をクリアしたことになり次に進めます。
バーピーはスクワットのようなもので、「腕立てをして立ち上がって両手を上げてジャンプ」これで1セットです。
スタジアムレースではバーピーを 15回こなすことがクリアの条件でした。(通常のレースでは30回)

障害物をクリアできなかったためにバーピーをする参加者

バーピーをやりきる体力さえあれば完走できるので、必ず全ての障害物をクリアできる身体能力が必要というわけではありません。

ここからは、代表的な障害物を紹介していきます。

【スタジアムレース限定障害物】

1番目の障害物

スラムボールを頭上まで持ち上げる参加者

■Slam Ball
スラムボールを頭上まで持ち上げる動作を15回行う。1つ目の障害物とあってまだ楽しむ余裕がある部分かもしれません。男女で重さの違うボールが用意されています。

8番目の障害物

負荷のかかる腕立て伏せに挑戦する参加者

■Push Up Station
腕立て伏せを決められたフォームで15回。胸が地面につかなければならず、ついた時点で両手を地面から離す。自分の身体の重みが一番の障害物となります。

9番目の障害物

太い縄で縄跳びをする参加者

■Jump Rope
両足にバンドを巻いて、縄を15回飛びます。縄は重く、滑り、通常の縄跳びとはかけ離れたものでした。

スタジアムならではの階段

スタジアムスタンド内を走る参加者

■ランコース
観客席がランコースとなっていたので、スタジアム観客席内を縦横無尽に走っている姿が見られました。 普段走る場所ではない、スタジアムならではのコースを楽しんだようです。

【基本的に常設の障害物】

■Multi Rig
スタートから6番目の障害物。
吊革をつたって、最後のベルを鳴らせばクリアになる 障害物です。チャレンジは1回のみ。

吊革の高さが低く、背の高い男性は地面に足をつけないように浮かせて進むのが難しそうでした。
腕だけではなく腹筋も使う障害物です。

不安定な吊り輪をつかんで進む参加者
チーム参加のメンバーは失敗しても楽しそう

■Sandbag Carry
16番目の障害物。
男女別に用意された重りを持って決められたコースを進みます。

コースはスタジアム内まで続き、休憩しながら進む参加者が多く見られました。

男女別重さの違った袋を運ぶ
重りを手に持ったり、頭に載せたりして運ぶ参加者

■Hercules Hoist
19番目の障害物。
ロープを引っ張って、重りを 上まで引き上げる障害物です。こちらも男女違った重さとなっています。
レース終盤の腕が疲れている頃に立ちはだかる難所で、多くの参加者が一番辛かったと言っていました。

最後のほうの障害物
最後の力を振り絞って重りを引っ張る

■A Frame Cargo
最後の障害物。
ゴール目前にある、高さ3m以上あるネットの山。不安定なベルトを登りつつ、さらに高さへの恐怖心も襲ってくる障害物。登るよりも降りる時のほうが怖いようです。
これをクリアすればいよいよゴール!

不安定なベルトを登る
ゴール直前の障害物

ゴールの瞬間はみなさん、達成感に満ち溢れた笑顔の方ばかりでした!
この様子を見ていると、「次は参加者に…!」という思いが芽生えてきます。

ゴールの瞬間は笑顔に溢れた参加者が多い

完走者にはメダルと完走Tシャツが渡されます。

「最後の重りを引っ張る障害物が一番しんどかった!」
「いや、俺はウンテイかな、全然だめだった」
「重りを運ぶのは前回より休憩回数が減った」
などなどレースを振り返りつつもお互いの完走を称えあう光景が多く見られました。

ゴール直後にメダルがもらえる

3.初めてでも完走できる?どのくらいの体力があればいい?

完走者の方に伺ったところ、普段全く何もしてません!という方もいました。
ジムのウェイトトレーニングを日課にしています!という参加者ばかりかと思っていたので意外でした。

バーピーさえ行えばクリアしたことになるので、必ずしも普段から鍛えてなければ完走できないことではないようです。
オープンでチーム参加している方は、自分のバーピーを他の人が代わりにクリアして次に進むという「バーピーシェア」もあります。

スタート前のガッツポーズ

レース中にオフィシャルカメラマンが構えている

「バーピーシェア」だけでなく、チームで参加すると、他のチームメンバーがクリアするまで待ってくれていたり、協力して障害物を越えたりして、チーム全員で力を合わせて完走を目指すことができます。その様子が何より楽しそうでした。

初めてスパルタンレースに参加するなら、チームを組んで参加するのがよいかもしれません。

協力しあって障害物を乗り越える

チーム参加メンバーがクリアするのを見守る

4.親子で楽しめる!キッズレース

スパルタンレースでは毎回キッズレースも同時開催されており、親子でそれぞれエントリーしている参加者も多いようです。
今回のスタジアムレースでは5~12歳のお子様が1~2kmのコース内にある9つの障害物を越えるレースが行われました。

キッズレース伴走して参加

5~10歳のお子さんが参加するには保護者の伴走が必要なため、近くでお子様の成長を見られます。お子さんだけでなく親も楽しめるレースになっています。

銀次選手がスターターを務めました
キッズレースのスターターは銀次選手が務めました

キッズレースではお子様の成長を見ることができる
競技場内ではキッズレースとスプリントレース両方観戦可能

キッズレースが行われた競技場会場は、「スパルタン・スプリント」のコースにもなっているので、参加しているお父さんを応援しているお子さんの姿もありました。

キッズメダル

キッズレース表彰式

キッズレースのメダルはこちら。大人のレースで渡されるメダルとデザインが少し異なります。 銀次選手は表彰式にも駆けつけてくれました。

5.会場のイベントをご紹介

会場では参加者・観戦者共に楽しめるステージイベントやブースも豊富です。

イベントは、ウォーミングアップも兼ねた筋トレや、バーピーを上手くできるコツの伝授などがあり、多くの参加者でにぎわっていました。

ステージイベントの様子

13時過ぎには嶋選手とエリートレース1位のRobert選手の対談が行われ、レースの話やお互いのお子様の話などで会場は盛り上がりました。

嶋選手とRobert選手のトークイベント

ユニフォーム交換

イベントの最後にはお互いのユニフォーム交換が行われ、ステージイベントは終了しました。

スパルタンレース障害物

今後の国内レース開催情報は公式HPにて随時発表されるそうです。

URL:http://spartanracejapan.info/


初参加に不安な方はボランティアで参加してイベントの雰囲気を見てから参加を決めるのもよさそうです。ボランティアに参加するとその次以降のレース参加料(オープンのみ)1回分無料になります。

今回初めてスパルタンレースの様子を見て、障害物をクリアできなくてバーピーをするのは恥ずかしい、と最初は思っていました。しかし、多くの参加者は失敗しても笑顔でバーピーをしていて、それすらも楽しんでいるように見えたのが印象的です。
ゴールした方の中に「6回もバーピーしてしまった」と言っている方がいましたが、次回はバーピーの回数を減らしたい!という思いでまた次の参加を考えているようでした。

反った壁を超える参加者

レースの様子を動画で撮影する参加者

過酷な障害物レースという面もありつつ、チームメンバーと力を合わせて完走することもできるという、様々な魅力があるスパルタンレース。チャレンジしてみたいと思われた方は、ぜひ次回のスパルタンレースに参加してみてください。

もし、参加を決めたなら、まずは次回レースに向けて、基礎体力を上げるための日々の行動に意識を傾けていきましょう!
また、一緒に参加してくれそうな友達に声をかけておくのもいいかもしれません。

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