慶良間諸島や久米島をはじめ、沖縄の離島への玄関口として知られる沖縄県那覇市の泊ふ頭(とまりふとう)旅客ターミナルビル「とまりん」。2026年5月23日、その「とまりん」に直結する好立地に「サウスゲートホテル沖縄」がオープンしました。
沖縄とアメリカのカルチャーが融合した“チャンプルー文化”をテーマとする館内は、洗練されたデザインが魅力。さらに、サウナ界のレジェンドが監修した本格サウナや、テラスから望む絶景、沖縄料理を豊富に取りそろえた朝食ビュッフェなども滞在を彩ります。
離島観光の拠点としてはもちろん、ホテルステイを楽しみたい人にもぴったりの「サウスゲートホテル沖縄」滞在記をお届けします。
アクセス・チェックイン
那覇空港から好アクセス。チャンプルー文化が息づくホテルへ
「サウスゲートホテル沖縄」へは、那覇空港からバスで約30分。バス停「泊高橋(とまりん前)」で下車すると、目の前がホテルです。タクシーを利用すれば、那覇空港から約10分とアクセスも良好。大きな荷物がある場合や、移動時間を短縮したい時にも便利です。
また、沖縄都市モノレール(ゆいレール)「美栄橋」駅からは徒歩約10分。国際通りなど那覇市内の人気スポットへのアクセスもしやすく、観光の拠点としても便利な立地です。
ホテルは、泊ふ頭旅客ターミナルビル「とまりん」に直結。渡嘉敷島や座間味島などへ向かう船が発着するため、離島巡りを予定している人にとってはうれしい立地です。
アートや観葉植物がアクセントを添えるロビーは、洗練されたモダンな雰囲気。レトロなマリンランプなど、チャンプルー文化を感じさせるインテリアがロビーに配され、到着した瞬間からワクワクしてきます!
チェックインは、フロントもしくはセルフチェックイン機で。セルフチェックイン機を利用する場合は、宿泊者情報を入力してルームキーを受け取れば手続き完了です。
ルームキーは数種類用意されており、思わず写真を撮りたくなるようなおしゃれなデザインです。
歯ブラシ、カミソリ、シャワーキャップなど、必要なアメニティはロビーのアメニティバーから自由に選べます。子ども用のスリッパやナイトウェアも用意されていますよ。
ちなみに、チェックイン時間前に到着したら、セルフロッカーに大きな荷物を預けて観光に出かけることも可能です。
例えば、早朝に那覇空港へ到着したら、まずはホテルへ。ロッカーに荷物を預けたら、とまりんから船で離島へ出発できます。たっぷり遊んだ後はそのままホテルへ戻れるのも、とまりん直結の「サウスゲートホテル沖縄」ならではです。
さらに、セルフロッカーはチェックアウト後も利用できるため、最終日まで身軽に観光を楽しめます。
客室
グランドツイン(ベイサイド)
「サウスゲートホテル沖縄」の客室は全13タイプ。今回は「グランドツイン(ベイサイド)」に宿泊しました。
客室には、コンクリートの質感を生かした沖縄らしいデザインと、レトロアメリカンなムード漂うモスグリーンの壁を採用。館内のコンセプトである“チャンプルー文化”が客室にも息づいています。
おしゃれな客室に胸を弾ませながら窓の外に目を向けると、目の前には沖縄の青い海が広がります。離島へ向かうフェリーや海外から寄港した客船など、行き交う船を眺めているだけでも飽きることがありません。
部屋の広さは約28平米(定員3名)。コンパクトながらも余裕を持たせたレイアウトで、窮屈さは感じません。大浴場を備えているため客室はシャワーブースのみで、トイレは独立型。
客室には、日本発のコスメブランド「oltana(オルタナ)」のハンドソープやボディミルク、シャンプー、トリートメント、ボディソープを用意。なかでも、ビターオレンジとイランイランが香るハンドソープは、手を洗うたびに心地よい香りに包まれ、気分をリフレッシュさせてくれます。
ナイトウェアは上下に分かれたセパレートタイプ。さらりとしたリネン素材で、沖縄の夜も快適に過ごせます。
全客室には「ReFa(リファ)」のドライヤーを用意。コンパクトで軽量なため扱いやすく、快適に髪を乾かせました。
飲料水は環境に配慮し、ペットボトルではなく各フロアに設置されたウォーターサーバーから、客室備え付けのウォータージャグに汲むスタイル。客室にはマグカップが用意されていますが、外出時に水を持ち歩きたい場合は、水筒やマイボトルを持参すると便利です。
グランドバンク(シティサイド)
ファミリーや友人同士の旅行には、「グランドバンク(シティサイド)」を。下段に2台、上段に1台のベッドを配置したバンクベッドタイプの客室です。秘密基地のような雰囲気があり、大人も子どもも思わず上段に上ってみたくなります。
「サウスゲートホテル沖縄」の客室はすべて9〜15階に位置するので、眺望も抜群です。
サウスゲートスイート
全216室のうち、限定1室の特別な客室が「サウスゲートスイート」。最上階15階に位置し、リビング+ベッドルームに加えてサウナやビューバスまで備わったラグジュアリーな客室です。広さは約90平米、定員6名なので、グループや三世代旅行にもぴったりです。
「サウスゲートスイート」と「ジュニアスイート」は、冷蔵庫に入っている飲み物がインクルーシブ。また、各フロアの共用ウォーターサーバーとは別に、客室内にもウォーターサーバーを備えており、より快適な滞在をかなえてくれます。
客室内に洗濯乾燥機が備わっているのも、うれしいポイント。「サウスゲートホテル沖縄」では、コンフォートタイプ以上の客室に設置されています。さらに、各階には有料のランドリー設備もあるため、海遊びや長期滞在の際にも便利です。
ルーフトップテラス
街中にいながらリゾート気分。海を眺めてリラックス
客室でひと休みしたあとは、宿泊者専用のオーシャンテラスへ。
カバナやリラックスチェアに身を預けながら、泊港やその先に広がる海を一望できます。開放感あふれる空間は、那覇市内にいることを忘れてしまうほど。街中にありながら、リゾート気分に浸れました。
15〜21時はドリンクを購入することも可能。ビールやジュースなどを片手に絶景を眺める時間は極上です。
大浴場・サウナ
ととのえ親方監修。絶景とともに“ととのう”サウナ体験(2026年7月15日オープン)
「サウスゲートホテル沖縄」に宿泊したらぜひ体験したいのが、“ととのえ親方”こと松尾大さん監修のサウナ。大浴場に併設された「バスサウナ」と、水着着用で利用する「オーシャンサウナ」の2種類があり、それぞれ異なる温度や湿度を体感できます。
「バスサウナ」は男女それぞれの大浴場にあり、セルフロウリュも可能。水風呂や外気浴スペースも備わっているので、サウナ、水風呂、外気浴を心地よく巡れます。
男湯の外気浴スペースは南国植物に囲まれ、青空を見渡せる開放的な空間。日常を忘れてリトリート気分を味わえます。
2026年7月15日にオープン予定の「オーシャンサウナ」は、海を正面に望む絶景サウナ。サウナで温まった後は、隣接する「オーシャンテラス」で水風呂や外気浴を満喫できます。
目の前に広がる海を眺め、船の汽笛を聞きながら過ごす時間は格別。水着着用なので、カップルや友人同士で気兼ねなく利用できます。
ディナー
夕日とともに味わう中国料理。「THE HARBOR PLACE」へ
「サウスゲートホテル沖縄」には複数のレストランやカフェ、バーがあり、今回のディナーは「THE HARBOR PLACE」へ。アメリカンダイナーを思わせるおしゃれな空間で味わえるのは、本格的な中国料理。アラカルトからコースまで幅広くそろいます。
ディナーコース(5,000円)は、前菜盛り合わせ、点心、主菜、麺または飯、デザートで構成。
内容は季節ごとに変わり、この日は沖縄県産キハダマグロの青ネギソースや、沖縄県産シークヮーサーポン酢でいただく小籠包が登場しました。沖縄の食材を取り入れた、中国料理ならではの味わいを堪能できます。
唐辛子や山椒がピリリと効いた麻婆豆腐と相性抜群だったのが、ホテルオリジナルのカクテル「アセロラロワイヤル」(900円)。辛口のスパークリングワインに、沖縄で愛されるアセロラを合わせた甘酸っぱいカクテルです。
点心、主菜、麺・飯、デザートはそれぞれ好きなものを選べるスタイル。今回は麺・飯に中華粥をチョイスしました。ヴィーガン味噌と塩でシンプルに味付けされた中華粥は、ジャスミンライスのやさしい甘みと香りが引き立つ一品。
デザートには南国らしいマンゴープリンを選択。沖縄らしさを感じる中国料理を最後まで堪能できました。
ディナーの時間帯は、日没前後がおすすめ。というのも、「THE HARBOR PLACE」は夕日を望む絶好のロケーションだからです。この日は慶良間諸島の向こうへゆっくりと沈んでいく夕日を眺めることができ、思わず見入ってしまいました。
JAZZとカクテルで楽しむ、大人の沖縄ナイト
ディナーの後は、同じ8階にあるカフェ・イタリア料理の「NEW ORIGIN」へ。カクテルを片手に、ゆったりとした時間を過ごしました。
8階には「THE HARBOR PLACE」をはじめ、「The Sail Kitchen」など複数のレストランやカフェ・バーが集結。ドリンクは共通メニューから注文できます。
ビールやワイン、ウイスキーをはじめ、沖縄県産のラムやジン、泡盛まで幅広いドリンクがそろいます。なかでも一押しは「とまりんサワー」(900円)。泡盛にシークヮーサーと月桃の花の香りを合わせた、沖縄らしさを感じる一杯です。
月桃のやさしく甘い香りが心地よく、美しい景色とともに旅気分をさらに盛り上げてくれました。
また、那覇の人気沖縄そば店「OKINAWA SOBA EIBUN」が監修する「みなとそば by EIBUN」のメニューも、「The harbor place」以外のすべてのレストランで注文可能。沖縄県産親鶏を丁寧に煮出した鶏清湯(とりちんたん)スープを使った「鶏出汁EIBUNそば」(1,600円)など、ここでしか味わえない一杯をいただけます。
「NEW ORIGIN」では毎晩JAZZの生演奏を開催。地元バンドが奏でる音楽に耳を傾けながらカクテルを味わう時間は、旅の夜をより特別なものにしてくれます。
もちろん、客室からも夜景を眺められます。「グランドツイン(ベイサイド)」の窓の外に広がるのは、港の灯りが海面に映り込む幻想的な景色。
泊港周辺は、琉球王国時代から海外との交易で栄えてきた歴史を持つエリアです。そんな背景に思いを馳せながら眺める夜景は、旅の印象をより深いものにしてくれました。
朝食
沖縄料理もステーキも!「The Sail Kitchen」の朝食ビュッフェ
翌朝は「The Sail Kitchen」で味わう朝食ビュッフェからスタート。沖縄料理をはじめ、彩り豊かなサラダや焼きたてフレンチトースト、サーターアンダーギーなどがずらりと並びます。
和食も洋食も充実していて、ついあれもこれもと手が伸びてしまうほど。種類豊富な料理に、朝からテンションが上がります!
ゴーヤーチャンプルーやクーブイリチー、ジーマーミ豆腐など、沖縄らしい料理がずらり。好みの具材を組み合わせて作るタコライスや沖縄そば、スパムおにぎりも用意されており、自分だけの組み合わせを見つける面白さもありました。
ステーキやガーリックシュリンプといったアメリカンなメニューを朝から味わえるのも、「The Sail Kitchen」の特徴。焼きたてのミディアムレアステーキは、沖縄らしいステーキ文化を感じる一皿。朝とは思えない満足感でした。
好きな具材を自由に盛り付けられる海鮮丼も見逃せません。海ブドウをたっぷりのせれば、沖縄らしさあふれる一杯の完成です。
キッズルーム
チェックアウト前にも便利。親子で過ごせるキッズルーム
チェックアウトまでのちょっとした時間、子ども連れに重宝するのが「キッズルーム」。小さな子どもが遊べるおもちゃや絵本が用意されており、親子でゆったり過ごせます。
海の生き物のぬいぐるみが並ぶ空間は見た目もかわいらしく、フォトスポットとしてもぴったりです。
館内施設
思わず手に取りたくなる、こだわりのお土産がずらり
最後はショップでお土産探し。日本最古のショッピングセンター「プラザハウスショッピングセンター」の代表・平良由乃さんがディレクションを手掛ける空間には、思わず手に取りたくなるアイテムが並びます。
沖縄のホームメイドスイーツやアメリカンな輸入菓子など、ここでも“チャンプルー文化”を感じることができました。
快適な滞在はもちろん、離島観光の拠点としても便利な「サウスゲートホテル沖縄」。「とまりん」直結という立地に加え、サウナやルーフトップテラス、個性豊かなレストランなど、ホテルステイそのものを満喫できます。
カクテルを片手に海を眺めながら過ごす時間は格別で、1泊ではもったいないと感じるほど。連泊して、渡嘉敷島や座間味島、阿嘉島、粟国島、渡名喜島などの離島を巡るのもおすすめです。那覇の新たな注目ホテルを拠点に、心躍る沖縄旅へ出かけてみてください。
サウスゲートホテル沖縄
- 住所
- 沖縄県那覇市前島3-25-1(泊ふ頭旅客ターミナルビル内)
- アクセス
- 那覇空港から車で約10分、ゆいレール「美栄橋」駅から徒歩約10分
- チェックイン
- 15:00
- チェックアウト
- 11:00
- 客室数
- 216室
- 駐車場
- とまりんパーキング(600台収容)隣接
取材・撮影・文/小浜みゆ


