【最新】沖縄・那覇空港のお土産！一味違う逸品を現地スタッフ厳選

国内屈指のリゾート地である沖縄。本島の空の玄関口である「那覇空港」には、沖縄らしい個性豊かなお土産が勢ぞろい！　ですが、何かと慌ただしい離陸前には、どのお土産を買えばよいのか迷ってしまうことも。そこで、絶対に外さない那覇空港のお土産を、現地ライターがカテゴリー別に本気でセレクト。これを渡せば、「センスが良い」と思われるかも！　いつもと一味違う、沖縄土産の決定版です。

県民ならまず選ぶ定番のお土産。これが本当の沖縄の味！

沖縄独自の食材・田芋（たいも）で作ったコクのあるあんがたっぷり入った、県民のソウルフード。子孫繁栄の縁起物で、お祭りなどお祝いの日の行事食として愛されています。田芋のねっとりした食感とサクサクのパイで香ばしく焼き上がっており、シンプルで優しい甘みを味わえます。食べやすくくせになる味わいのため、ホールサイズやハーフでの購入がおすすめ！

やっぱり外せない、沖縄の伝統的な揚げ菓子「さーたーあんだぎー」。ドーナツ感覚でどうぞ。白糖味のプレーンと黒糖味の2種から選べます。県外の方へのお土産には、くせが少ないベーシックなプレーン味がおすすめ。食べる前にトースターかオーブンで温め直すのが県民流で、からっとしたおいしい揚げたての味を再現できます。

ブリュレとマドレーヌを掛け合わせた、沖縄産紅芋のオリジナルスイーツ。「でーじ（沖縄の言葉で「すごい」）」とある通り、紅芋の上品なおいしさを堪能できます。高級感のある本の形をしたパッケージの中は個包装。2、5、8個入りと個数のバリエーションが豊富なので、お土産としての使い勝手も抜群です。

戦後、「アメリカの豊かな食文化を沖縄の人々にも届けたい」と始まった、洋菓子や洋食の「Jimmy’s」。沖縄県民には定番の味「スーパークッキー」は、ナッツやチョコチップ、レーズンなどがゴロゴロと入ったリッチなクッキー。しっとりとした口当たりです。3種入り個包装で配りやすいのもうれしいポイント！

新たな定番となりつつあるお土産を先取りしてご紹介。これを贈れば会話も弾みます！

沖縄県初のカヌレ専門店。2019年3月、那覇空港のスイーツ専門店が立ち並ぶエリアにオープンしました。カヌレはフランス菓子ですが、沖縄県多良間産の黒糖は甘味が優しく、日本人に馴染みの良い味わい。パイナップル、沖縄珈琲、ドラゴンフルーツ&シークヮーサー、大宜味（おおぎみ）村の緑茶、泡盛（古酒）など沖縄らしさあふれる8種類がひと箱に詰まっています。

沖縄で人気のチーズケーキ専門店が手掛ける、那覇空港限定品。ふわふわなブッセにこだわりのクリームチーズがたっぷりと挟まった贅沢なスイーツです。チーズのアクセントには宮古島産の塩が使われ、甘くなりすぎず、チーズの味がしっかり感じられる絶妙なバランスを作り上げています。要冷蔵品で、ひんやりと冷たい口当たりも人気の秘訣。

沖縄の海で風化したサンゴを約200度まで熱し、その熱で生豆を焙煎した35（スリーファイブ）COFFEEのコーヒー豆。じっくりと時間をかけて熱し、コーヒー本来の旨味を引き出します。特に「アイランドブレンド」は香り豊かでまろやかな苦みのあるバランスの良い豆なので、贈り物におすすめ。売上の3.5%はサンゴ再生プロジェクトに使用される、お土産を渡す相手にも沖縄の海にもうれしい新名物です。

賞味期限が短くても包装が簡易でも、自分用なら構いません！　旅の思い出にとっておきを選びましょう。

沖縄特産で「幻の豚」とも言われるあぐー豚を贅沢にも100%使用した肉味噌。良質なお肉の油が味噌にコクをもたらします。にんにくは潰さずごろっと粒ごと入っているので、スタミナも満点。おつまみとしてそのまま食べたり、ご飯に乗せたり、味付けに使ったり、アイディア次第で使い方が広がります！

沖縄の有名テーマパーク「ナゴパイナップルパーク」が運営するスイーツ店。2019年3月、那覇空港にオープンしました。ブリュレの濃厚なクリームの下に敷き詰められているのはドライパイナップル。滑らかなクリームに、南国らしさとしっかりとした歯触りを加えます。おいしくいただける賞味期限はなんと1日！　購入時にバーナーで仕上げるので、離陸前の待ち時間にいただくのもおすすめです。

宮古島に本社を持つ塩の専門店が、2019年3月に那覇空港店をオープン。いちおしのお土産は、ソルトソムリエが厳選してブレンドしたおにぎり用の「おにぎり塩」と、8種のハーブが効いた「ドレッシングソルト」、100%沖縄産果汁にこだわった「シークヮーサー塩」の3本入りです。沖縄産のみならず、国内外の珍しい塩が集まり、試食コーナーも充実。お気に入りの味を見つけてみてください！

「カタイ！」という表記の通り、噛み応え抜群のこちらは、沖縄では一般的なおつまみ「いちゃがりがり」。細いスルメを芯に、小麦粉の衣を2度揚げした固い駄菓子です。噛めば噛むほどほのかにイカの風味を感じ、どんどんくせになっていく味わい。どれだけ固いか、自分用に買ってチャレンジしてみては？

職場や友人の集まりなど、大人数へのお土産にもこだわりたい方におすすめの厳選商品をご紹介。

北海道発祥のロイズが、南国をイメージして手掛ける「ロイズ石垣島シリーズ」。「黒糖チョコレート」は、沖縄県産黒糖の素朴な味わいがチョコレートの風味とともにバランスよく口の中で広がります。一口サイズのチョコレートが1箱に32枚入っており、配るお土産に最適。

「オリオンビール」のビール酵母入りのスナック。食感の良いポリポリとしたナッツは、食べ始めると止まらなくなります！　「アーモンドチーズ」「タコス島唐辛子」「ウコンカレー」の3種類はいずれもビールとの相性が考え抜かれたフレーバー。20袋大入りパックもあるので、ばらまきにぴったりです。

沖縄のフルーツタルト専門店「オハコルテ」自慢のタルト生地を、そのまま焼き上げたサブレ。口に入れるとほんのりバターが香り、タルト生地のおいしさをめいっぱい楽しめます。沖縄らしいブルーの包装は高級感がありながらも、30枚入り3,900円（税抜）とコスパの高さも人気を支えています。

いつもよりおしゃれなお土産。取引先や大事なご挨拶などお持たせにもぴったりです！

ヒラミレモンとは、シークヮーサーの和名。沖縄特産の柑橘果汁がキュッと味をまとめる焼き菓子です。ふんわりとした生地には、バターとシークヮーサーがたっぷり練り込まれ、口の中でほどける逸品。黄色いパッケージは沖縄のまぶしい太陽がイメージされており、開ける前からわくわくさせてくれるお土産です。

こちらも「オハコルテ」より人気商品をご紹介。自慢のサクサクなタルト生地には、くちどけの良いオリジナルクリームと、定番のレーズン他、マンゴー、蜜りんご、クランベリーのドライフルーツをたっぷりサンド。優しい甘さと食感のコントラストが楽しめます。要冷凍品なので、帰ってすぐにご家庭で楽しむお土産におすすめ。

沖縄の食材をふんだんに使ったシャーベット。「石垣島パイン」「ハイビスカス」「シークワーサー」の3種類がセットになっており、どれも爽やかな沖縄らしい味わいが楽しめます。食べる前に容器ごと凍らせる新感覚のシャーベットで、販売時は常温。長く持ち運びできるのはうれしいポイントです。

生地にチョコチップが練り込まれた柔らかなフランスの焼き菓子「ティグレ」。島こしょうを使った「ショコラ＆ピパーチ」、大宜味産しょうが入りの「ショコラ＆ジンジャー」、首里みそとバターのコクが風味高い「ショコラ＆みそ」など沖縄ならではのフレーバーがそろいます。少しずついろんな味が試せる一口サイズで、高級感あふれる包装は贈答用にぴったり。大切な方へのお土産におすすめです。

沖縄にはかわいい雑貨もたくさん。プレゼントにも自分買いにも、お気に入りの1点ものを探してみては？

沖縄の言葉で陶器の焼き物を意味する「やちむん」。手作りで1点ものの器を那覇空港でも手に入れることができるのです。特におすすめなのは、大宜味村にある工房「田村窯」の製品。県外から移住した作家が、伝統の技法に現代的なセンスを取り入れて仕上げており、力強いながらも沖縄らしい穏やかさを感じさせます。

同店では琉球ガラス製品も販売。繊細な工芸品も帰宅間近に購入できるので安心です。特に人気なのは、「serumama PLANETシリーズ」。地球や太陽系の惑星、大気のうごめきを表現した独特のグラスは、ダイナミックでありながら生活に馴染みやすくおすすめです。

那覇空港には、沖縄らしい個性豊かなお土産が満載でした。お気に入りの商品を持ち帰って、旅の楽しい思い出を振り返ってみてくださいね。

取材・撮影・文／蓮池ヒロ