旅の楽しみ方

熊野古道巡りにも!世界遺産のふもとでキレイを磨く大人のおこもり旅

日本最古といわれる花窟(はなのいわや)神社があり、今も神話が息づく町、三重県熊野市。熊野市駅から車で約10分の場所にある「世界遺産リゾート 熊野倶楽部」は、熊野の山々と広大なみかん畑を望む、オールインクルーシブのリゾートホテル。オールインクルーシブには、夕食時のフリードリンクやBarの利用、ハイブランドアメニティ、熊野名産の夜食などがすべて宿泊料金に含まれ、快適なおもてなしを約束してくれます。
今回、温泉やスパでリラクゼーションを堪能する「おこもり旅」を体験してきました。自分へのご褒美に、心と身体をキレイにする旅へ出かけませんか?

広大な敷地で熊野の大自然を満喫

熊野古道 熊野倶楽部 外観

東京ドーム4つ分とも言われる広大な敷地内には、湯ノ口温泉を楽しめる温泉棟、全室スイートの宿泊棟、食事処や体験棟が点在しています。レンタサイクルや万歩計の貸し出しサービスもあるので、心地よい風を感じながらの散策もおすすめ。

チェックインは木の温もり溢れる憩いの場で

熊野古道 熊野倶楽部 総合案内処の「帳場(ちょうば)」

まずは総合案内処の「帳場(ちょうば)」でチェックイン。書籍や史書が揃うライブラリーやカフェスペースも備わっているので、ほっと一息つける、くつろぎの時間を過ごすこともできます。

熊野の山々を望める「やすらぎの座 風待舞台」

熊野古道 熊野倶楽部  やすらぎの座 風待ち舞台デッキ

帳場の2階へ上り、目の前に七里御浜と熊野の山々を望むウッドデッキの展望台「風待舞台(かぜまちぶたい)」へ。昼間は美しい山の景色を楽しみ、夜は満点の星空をのんびり眺めるのもおすすめです。


宿泊棟は全室スイートで寛げる

熊野古道 熊野倶楽部  宿泊棟のあるエリアへ

総合案内処から外へ出て、宿泊棟のあるエリアへ。熊野倶楽部は全室スイートで4種類のお部屋があります。小高い丘に建つ「宿坊やすらぎの座」には洋室タイプのお部屋にテラスと露天風呂が備わり、「はなれ咲ら村」はコテージタイプの和洋室です。

熊野古道 熊野倶楽部  熊野特産「みかん」の樹

各客室前には熊野特産である「みかん」の樹が植えられ、中には実を付けている木もありました。みかんの収穫時期には、自由に収穫をして食べることもできます。散歩しながら手軽にフレッシュなビタミンが摂れるなんて嬉しいですね。


熊野杉を贅沢に使った部屋で宿泊

熊野古道 熊野倶楽部  露天風呂付き隠れ「満月庵(まんげつのいおり)」

今回宿泊するお部屋は、露天風呂付き隠れロイヤルスイートのコテージ「満月庵(まんげつのいおり)」。80平米の広々した空間に、熊野杉を使用した露天風呂が備えられています。自分だけの空間で四季の風景を楽しみながら、ゆっくりバスタイムを堪能することができます。

また、アメニティは「L'Occitane(ロクシタン)」など、上質なブランドのものを用意してくれているのも嬉しいポイント。季節に応じてお肌が喜ぶプレミアムコスメを届けてくれます。

熊野古道 熊野倶楽部 部屋 露天風呂付き隠れのコテージ 満月庵

室内は熊野杉を贅沢に使用した空間です。ミニキッチンも備えられたリビングにはソファが配置され、足を伸ばして寛げる畳のスペースも。お部屋からの景色も美しく、心和むひとときを過ごせそう。

熊野古道 熊野倶楽部  やすらぎの座 部屋 ローベッド

部屋の奥へ行くとローベッドを配した寝室があり、全体的にゆったりとスペースが取られた造りになっています。ほんのりと熊野杉の香りが漂い、深い眠りへと導いてくれそうです。

熊野古道 熊野倶楽部  浴衣

また、お部屋には作務衣と可愛らしい花柄の巾着袋が用意されており、館内では作務衣を着てどこにでもいけます。作務衣のほかに浴衣を借りることもできるのでお好みで選ぶこともできますよ。


アロマサロンのエステでリラックス

熊野古道 熊野倶楽部  リラクゼーションアロマサロン「香療処 新姫庵」

熊野倶楽部では、館内にいながらも充実したサービスを受けることができるのも魅力のひとつ。温泉棟内にあるリラクゼーションアロマサロン「香療処 新姫庵」では那智黒石を使ったエステが受けられます。

※エステはオールインクルーシブに含まれておりません。

疲労や冷え性を癒すホットストーンマッサージを体験

熊野古道 熊野倶楽部 リラクゼーションアロマサロン「香療処 新姫庵」

こちらのアロマサロンでは、熊野特産の那智黒石を使ったホットストーントリートメントが全身・フェイシャル・フット・背中集中などで用意されています。今回、那智黒石を使ったボディトリートメント(60分間11,400円)を体験しました。

熊野古道 熊野倶楽部  リラクゼーションアロマサロン「香療処 新姫庵」

まずはカウンセリングを受け、体調で気になることや部位を伝えます。筆者はデスクワークが多く、背中の筋肉と肩が凝っていることを伝えました。それから、マッサージに使用するエッセンシャルオイルを選びます。

爽やかな香りでリラックスできるよう、グレープフルーツとローズマリーのオイルをチョイス。室内は優しいオレンジ色のライトに落とされ、静かにヒーリングミュージックが流れているので、横になっているだけで心地よくて眠ってしまいそうな雰囲気。

熊野古道 熊野倶楽部  ホットストーンマッサージ

熊野の山で産出される那智黒石は、きめが細かくなめらかな肌触りで、ホットストーンマッサージにぴったり。石を約55度に温めることで、遠赤外線を発生し、体を温めながらほぐすことができます。

ボディトリートメントコースは、まずはエッセンシャルオイルを使いながらハンドトリートメントでゆっくり、足をもみほぐします。その後、同じ部位を那智黒石でマッサージされますが、じんわりとした温かさとなめらかな石の感触は、いつハンドからホットストーンへと変わったのか分からないほど。

熊野古道 熊野倶楽部  ホットストーンマッサージ  那智黒石

トリートメント中は、那智黒石をお腹や腰、足の裏に置かれ、石の温かさが身体の奥にまで染みこんでくるような感覚。凝り固まった全身が芯から温かくなり、ふわっと軽くなるのがわかります。

熊野古道 熊野倶楽部  リラクゼーションアロマサロン「香療処 新姫庵」

足から背中、腕、肩、首と全身をくまなくほぐしていきます。特にコリが気になっていた背中は、力の強弱をつけて何度も重点的にほぐされていきます。 途中、ふと気を失いそうになるほどのリラックス感を感じながら、あっという間に1時間のトリートメントが終了。作務衣に着替え、ハーブティーをいただいたら終了です。

トリートメント後は肩、首、背中の筋肉が柔らかくなり、心なしか可動域が広がったような感じがしました。また、冷え性で悩んでいたつま先の冷えもホテル滞在中は感じなかったのも、ホットストーントリートメントの効果かもしれません。

スパの後は空を望む温泉を堪能

熊野古道 熊野倶楽部 露天風呂「新湯ノ口温泉」

温泉棟内にある「湯浴みぼっこ」。露天風呂は目前に開放的な景色が広がり、美しい星空を仰ぎ見ながら、熊野の自然に抱かれた気分を味わえます。

露天には変わり湯と寝湯があり、変わり湯は熊野特産のみかんを浮かべた「みかん湯」。爽やかな香りでリラックスでき、保湿作用が高くて美肌効果も期待できます。空を眺めながら、心と身体がゆるゆるとほぐされているのが体感できます。

熊野古道 熊野倶楽部 「湯浴みぼっこ」 温泉 新湯ノ口温泉 内湯

内湯には約700年前から湯治湯として知られる温泉「新湯ノ口温泉」の湯を運び入れています。泉質はナトリウム・カルシウム塩化物泉で、疲労回復や筋肉痛、神経痛などに効能があると言われています。

食の宝庫・熊野の食材とお酒を満喫

熊野古道 熊野倶楽部  食事棟にある「料亭穀雨」

夕食をいただきに、食事棟にある「料亭穀雨」へと向かいます。

熊野古道 熊野倶楽部  熊野灘で獲れる良質の魚介類 ディナー

熊野と言えば熊野灘で獲れる良質の魚介類をはじめ、美しい清流や山々に囲まれた豊かな自然環境の中で育てられた野菜や畜産品など、食材の宝庫。そんな熊野の恵みをたっぷりと使用した料理が味わえるのも、こちらの特徴です。

熊野古道 熊野倶楽部  晩御飯 伊勢海老、カンパチ、モンゴウイカ、トンボマグロの鮮魚

今回は「味覚会席三昧会席」をいただくプランです。前菜からコースが始まり、お造りには伊勢海老、カンパチ、モンゴウイカ、トンボマグロの鮮魚が豪快に盛りつけられます。

熊野古道 熊野倶楽部  やすらぎの座 晩御飯 ライブキッチン
熊野古道 熊野倶楽部 晩御飯 美熊野牛のステーキ

ライブキッチンで調理しているところが見られる美熊野牛のステーキ。熊野の大自然と綺麗な湧き水によって、柔らかな肉質と濃厚な味を楽しめます。女性でもペロリと食べれてしまう美味しさです。

熊野古道 熊野倶楽部 晩御飯 旬の松茸ごはん

取材時は松茸が旬の時期だったので、食事の締めは松茸ごはん。ここならではの、新鮮で栄養満点なお食事を堪能することができました。宿泊プランには食事中のドリンクもすべて含まれているので、熊野の地酒を合わせてみるのもおすすめですよ。

夕食の後は里山Barで地酒を楽しむ

熊野古道 熊野倶楽部 里山Barで地酒

懐石料理を堪能した後は、食事棟の一階にある「里山Bar」で、熊野の地酒を楽しんでみてはいかがでしょうか。

熊野古道 熊野倶楽部 里山Barで地酒

熊野市のお隣、御浜町尾呂志地区の米で醸された地酒「颪(おろし)純米大吟醸」をはじめ、三重県や和歌山県の地酒や焼酎などを取りそろえています。

熊野古道 熊野倶楽部 里山Barで地酒

このBarの利用もすべて宿泊費に含まれています。話に花が咲きそうな居心地良い空間で、ゆっくりお酒を楽しめるのは嬉しいですね。

地の恵みたっぷりの朝食でパワーチャージ

熊野古道 熊野倶楽部 温泉棟の隣にある食事処「馳走庵」で朝食

温泉棟の隣にある食事処「馳走庵」では朝食がいただけます。朝食はビュッフェ形式で、熊野の野菜や海産物を使った素朴な料理が並びます。

熊野古道 熊野倶楽部 食事処「馳走庵」で朝食

熊野灘で取れた魚の干物、彩り豊かな小鉢の数々、新鮮野菜のサラダ、熊野のみかんを100%使用したフレッシュジュースなどがいただけます。

熊野古道 熊野倶楽部 食事処「馳走庵」で朝食

レストランスタッフが目の前で焼いてくれる旬の干物が、レストラン内に美味しい匂いを漂わせていました。

熊野古道 熊野倶楽部 食事処「馳走庵」で朝食

朝食はこのような感じにセレクト。伊勢名物の伊勢うどんもあったり食べ応え抜群。熊野近郊でとれた新鮮な野菜もたっぷりいただけました。一品一品が身体に染みわたり、一日の活力を生み出してくれそうです。

熊野古道ツアーなどアクティビティも充実

熊野古道 熊野倶楽部 熊野古道ツアー
熊野古道ツアー

朝食をいただき、お部屋で少し寛いだらチェックアウトの時間です。チェックアウト後は世界遺産・熊野古道を歩くツアーや、熊野川を伝統的な帆掛け船・三反帆で遊覧するツアー、那智黒石加工体験などさまざまな体験プランも用意されているので、こちらのチェックもお忘れなく。

※ツアーはオールインクルーシブに含まれておりません。

熊野古道 熊野倶楽部

町中の喧騒から離れ、山々に囲まれた澄んだ空気の中、虫の声を聴きながら過ごした2日間。温泉やエステで癒しを体感し、広い施設内を歩き回ることで健康的な時間を過ごすことができました。さらに、熊野の豊かな食材を使った食事や美味しい地酒でお腹も満腹になり、心身ともにリフレッシュ。 都会で忙しい日々を暮らす人にこそ選んで欲しい宿でした。

住所
三重県熊野市久生屋町1430
総部屋数
40室
交通アクセス
JR熊野市駅より車で約10分/送迎バス有り
宿泊料金
おひとり様 14,352円~(2食付2名1室利用時・消費税抜)

取材・写真・文/家田美央

※掲載内容は公開時点のものです。ご利用時と異なることがありますのでご利用の際は公式ホームページなどでご確認ください。
※宿泊価格は2019年3月10日時点の楽天トラベルでのおひとり様あたりの最低料金です。ご予約時と異なることがありますので予めご了承ください。

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