旅の楽しみ方

勝沼で日帰りドライブデート!ぶどう狩り、ワイナリーを巡る旅へ

ぶどうの郷と言われる山梨県甲州市勝沼町。丘に囲まれた甲府盆地はぶどうの栽培に適しており、気軽にぶどう狩りが楽しめる農園も数多く集まっています。明治時代には日本で初めてのワイン造りも行われ、巨大なワイン貯蔵庫での試飲や地産ワインのお土産選び、さらにワインに合う食事や、ぶどうを使ったグルメやスイーツも楽しめる、まさにぶどう尽くしの町! 首都圏から日帰りで訪れることのできる勝沼のおすすめドライブルートをご紹介します。

首都圏から約1時間半!ぶどうの町・勝沼

勝沼ぶどう郷

山梨県甲州市勝沼町までは、東京から車で約1時間半。首都高速道から中央自動車道に乗り継ぎ「勝沼」ICを下車、さらに約5分走ればぶどう園の広がるエリアに到着します。首都圏からのアクセスが便利なだけでなく、町内はとてもコンパクト。ぶどう園、ワイナリー、レストランなどが近距離に密集しているので、移動時間のロスが少ないのもうれしいところです。今回ご紹介する勝沼町内のルートも、移動にかかる走行時間は車で合計20分以内程度なので、週末の大切な時間をめいっぱい楽しむことができますよ。

勝沼のぶどうは旬が長い!

勝沼のシャインマスカット
シャインマスカット

勝沼町の代名詞ともいえるぶどうは、様々な品種が栽培されているため初夏から晩秋まで長きに渡って旬が続きます。7月下旬の「デラウェア」に始まり、8月に入ると大粒でジューシーな「サニールージュ」「巨峰」や香り高い「シャインマスカット」、9月には糖度の高い「スチューベン」や勝沼が起源とも言われる「甲州」など、食べたい品種に合わせてぶどう狩りの予定を立てることもできます。

※天候によって生育状況は異なります。ぶどう狩りが体験できる品種について、事前に各農園のWebページを確認するか、お問い合わせください。

やっぱり外せない!「古寿園」でぶどう狩りに挑戦

ぶどうの品種が豊富な勝沼で、やっぱり楽しみたいのがぶどう狩り。さっそく農園へ向かいましょう。

勝沼ぶどう郷 古寿園

どの農園に行けばよいか迷ってしまうという方におすすめなのは、「古寿園(こじゅえん)」です。勝沼ICから車で約5分のところにあるこちらは、明治時代から100年以上続く、歴史あるぶどう園。約20種にもおよぶ豊富なぶどうを、長い歴史で培ったノウハウでおいしく育て上げています。ぶどう狩りだけなら予約は不要(ぶどう棚下のバーベキューなど食事は要予約)。ただ混雑時は入場制限される場合もあるため、不安であれば電話予約をしておきましょう。

採ったぶどうをその場でいただく「40分間食べ放題コース」だけでなく、量り売りで1房から持ち帰り可能な「もぎ採りコース」があるのも人気の理由。「ぶどう狩りを楽しみたいけれど、その場でたくさん食べきれない」という方や、お子さん連れにもぴったりなコースが用意されているのです。

勝沼ぶどう郷 古寿園の種無し巨峰

受付でぶどうの品種を決めたら、係りの方と一緒にすぐ横の農園へ。写真は「種なし巨峰」。巨峰の場合、より黒いものの方がよく熟れていて食べ頃なんだとか。採り方や、どのぶどうが食べ頃かなど丁寧に教えてもらい、いざぶどう狩りです。

勝沼ぶどう郷 古寿園の種無し巨峰

片方の手でしっかりとぶどうを支えながら、ハサミで茎をカット! 腕にずっしりと重さを感じます。

勝沼ぶどう郷 古寿園

食べ放題コースの場合は、採ったらそのまま畑でぱくり。もぎ採りコースの場合は、計量を済ませた後に持ち帰るだけでなく園内の休憩スペースでいただくこともできます。採れたてぶどうは、みずみずしくとてもジューシー! 自分で収穫したぶどうを、木陰に用意された椅子でいただけば、格別においしいこと間違いなしです。冷やして食べたい方は、氷と一緒にお皿に乗せてもらうことも可能です。

勝沼ぶどう郷 古寿園の量り売りぶどう

持ち帰りの価格は品種ごとに異なり、小房品種のデラウェアや甲州は1キログラム(およそ3~5房)あたり1,000円~、高級品種の種なし巨峰やピオーネは1キログラム(およそ2房)あたり1,500円~が目安です。写真のような傷がつきにくいカゴに入れてもらえるので、帰ってからでも良い状態のぶどうがいただけますよ。持ち帰る量が多い場合は、配送も対応してくれます。

古寿園

住所
山梨県甲州市勝沼町勝沼3245
電話
0553-44-0002
時間
9:00~18:00
定休日
不定休(1月1~10日は休業)
アクセス
中央自動車道「勝沼」ICから車で約5分
駐車場
普通車約50台、無料
ぶどう狩り
7月下旬~11月上旬(食べ放題は品種により異なり、大人750円~、小人550円~、幼児350円~)
その他詳細
古寿園 公式Webページ

旬の地元野菜を楽しめる、大人気ランチ店「カフェ カーサ・ダ・ノーマ」

ぶどう狩りを楽しんだら、ランチを食べに向かいましょう。古寿園から車でわずか2分ほどのところにある、「カフェ カーサ・ダ・ノーマ」です。

勝沼ぶどう郷 カフェ カーサ・ダ・ノーマ

国産ワイン発祥の地である勝沼のワイナリーは、ワインに合う食事や、ぶどうなど地場産素材を使ったメニューを提供する飲食店を併設しているところも多数。こちらのお店も、大正13(1924)年創業の老舗ワイナリー「原茂ワイン」が直営しています。

長いとおよそ2時間待ちにもなるという大人気店ですが、カフェオープンの11時入店の場合のみ事前予約が可能。それ以外は、1階にあるネームリストに名前と電話番号を記入すると、順番前に電話をかけてもらえます。ワイナリー開店の9時に記入、電話連絡をもらってからお店へ戻れば、大切な時間を無駄なく楽しめます。

勝沼ぶどう郷 カフェ カーサ・ダ・ノーマのパンの気まぐれブランチ

おすすめは「パンの気まぐれブランチ(1,850円・税別)」。3種類のパンと、ソーセージ、ミニスープなど、地元の旬の食材を使ったメニューで、様々な味を少しずつ楽しむことができます。季節により異なりますが取材日には、歯ざわり抜群のマイタケが香ばしい「マイタケのグリル」や、しっかりとしたお芋をさっぱり爽やかに仕上げた「サツマイモのレモン煮」など、シンプルながら素材の良さが引き立つ繊細なお料理ばかり。お食事としていただくのはもちろん、ワインとのペアリングでいただくワイナリーならではの楽しみ方もおすすめです。

勝沼ぶどう郷 カフェ カーサ・ダ・ノーマのぶどうジュース

ドライバーにも安心の、100%のぶどうジュース(648円・税別)も人気。とろっとするほど濃厚なジュースは、ぶどうをそのまま食べるよりもぎゅっと旨味が凝縮されています。

勝沼ぶどう郷 カフェ カーサ・ダ・ノーマの店内

木のぬくもりがあふれる落ち着いた店内。窓の外に目をやればぶどう棚ののどかな風景が広がります。ゆったりとしたランチタイムをお過ごしください。

カフェ カーサ・ダ・ノーマ

住所
山梨県甲州市勝沼町勝沼3181
電話
0553-44-5233
時間
11:00~17:00(LO16:00)
定休日
4~11月:月曜日(祝日の場合は営業)
12~3月:休業
アクセス
中央自動車道「勝沼」ICより車で約5分
駐車場
乗用車約20台、無料
その他詳細
カフェ カーサ・ダ・ノーマ 公式Webページ

ふわふわのパンケーキにぶどうがたっぷり!「カフェ ビィーニョ」

勝沼ぶどう郷 葡萄工房ワイングラス館

ランチ後の別腹には、カフェスイーツを。向かったのは、車でおよそ7分のところにある「葡萄工房ワイングラス館」です。

勝沼ぶどう郷 カフェ ビィーニョ

ワイングラスや、天然石、ガラスのアクセサリーなどの販売を行っている店内の一角にあるのが、パンケーキ専門店「カフェ ビィーニョ」。ぶどう畑に囲まれたクラシカルな店内で、こだわりのパンケーキをいただけます。

勝沼ぶどう郷 カフェ ビィーニョ

自慢の「ふわふわパンケーキ」(950円・税別)は、やわらかい生地を崩さないように、ナイフではなくフォークを2本使っていただきます。別添えのキャラメルソースとクリームをつければ、口のなかでとろけていきます!

勝沼ぶどう郷 カフェ ビィーニョの「季節のフルーツパンケーキ」

ふわふわなパンケーキをさらに彩る勝沼らしい一皿、「季節のフルーツパンケーキ」(1,450円・税別)も見逃せません。8月中旬から10月中旬までのフルーツはぶどう。生育状況に合わせた数種類のぶどうの実とぶどうソースの相性は抜群! 冬はかき、春先はいちご、初夏はももに変更となります。ぶどうや様々なフルーツの生産地である勝沼ならではの、こだわりスイーツをぜひ味わってみてください。

葡萄工房ワイングラス館/カフェ ビィーニョ

住所
山梨県甲州市勝沼町休息1709
電話
0553-20-4681
時間
9:30~17:30(LO16:30)
定休日
年中無休
アクセス
中央自動車道「勝沼」ICから車で約10分
駐車場 
普通車約80台、無料
その他詳細
カフェ ビィーニョ 公式Webページ

約200種のワインが自慢!スイーツや露天風呂も楽しめる「ぶどうの丘」

勝沼ぶどう郷 甲州市勝沼ぶどうの丘

カフェ ビィーニョから車で約8分。最後に立ち寄るのは「甲州市勝沼ぶどうの丘」です。町を一望できる丘の上にあり、巨大なワイン貯蔵庫を始めとして、レストランや温泉、お土産物屋などを擁する複合施設。ぶどう尽くしの旅をまだまだ楽しみましょう!

200銘柄を自由に試飲!圧巻の地下ワインカーヴ

勝沼ぶどう郷 甲州市勝沼ぶどうの丘

まずは、ぶどうの丘の目玉である地下ワインカーヴへ。エントランスからつながる噴水広場すぐの売店内から、地下へ下りていきます。巨大なワイン貯蔵施設には、甲州市が推奨する約200銘柄・2万本のワインが一堂に揃います。見学は無料。ほの暗い室内にずらりとボトルが並ぶ様子を見て歩くだけでも圧巻です!

勝沼ぶどう郷 甲州市勝沼ぶどうの丘の地下ワインカーヴ

さらに、受付で試飲容器「タートヴァン」(1,520円)を購入すると、約200銘柄すべてのワインが自由に試飲できるという、ワイン好きにはうれしいシステムが! タートヴァンは、フランスで古くからきき酒に使われる道具。たくさんの甲州ワインをソムリエ気分で飲み比べてみてくださいね。

※ドライバーにはタートヴァンを販売いたしません。

地下ワインカーヴ

時間
9:00~17:30(最終受付17:00)
料金
タートヴァン1,520円(見学は無料)
勝沼ぶどう郷 甲州市勝沼ぶどうの丘 売店のワイン

試飲のできないドライバーの方も、地下ワインカーヴにある200銘柄のワインの他、1階売店でも個性豊かなお土産のワインを選ぶことができます。お気に入りの一本を持ち帰ってみてください。

勝沼ぶどう郷 甲州市勝沼ぶどうの丘 売店

売店には、もちろんワイン以外のお土産も揃います。果物王国・山梨らしく、ぶどうや桃など果物にまつわるお菓子が人気。

勝沼ぶどう郷 甲州市勝沼ぶどうの丘 売店のシャインマスカットワインゼリー

中でも1番人気は、「シャインマスカットワインゼリー」(760円)。「やまなしギフトコンテスト2017」で最優秀賞を受賞した逸品です。アルコールは含まれませんが、ワインの深みとシャインマスカットの爽やかな味わいがそのまま閉じ込められています。冷やしたり、凍らせたり、温めてホットワインのようにしたり、様々な楽しみ方のできるご当地ならではの銘菓です。

売店コーナー

時間
8:00~20:00
定休日
年中無休

ドライブの疲れを癒す!絶景立ち寄り温泉「天空の湯」

勝沼ぶどう郷 甲州市勝沼ぶどうの丘 天空の湯

ドライブで遊び疲れた体を癒してくれるのは、日帰り温泉施設「天空の湯」。敷地内、地下ワインカーヴのさらに奥へ進んだところにあります。

勝沼ぶどう郷 甲州市勝沼ぶどうの丘 天空の湯

露天風呂からの眺めがこちら! 甲府盆地や南アルプスを一望できる絶景が広がり、昼間はもちろんのこと、街の明かりが美しい夜景もおすすめです。およそ38~40度とゆっくり浸かれる湯温のアルカリ単純泉で、旅の疲れも癒されていきます。

天空の湯

時間
8:00~22:00(最終受付21:00)
定休日
年中無休(施設点検日は除く)
料金
大人610円、子ども(3歳~小学生)300円
貸しタオルセット300円(タオル持ち込みも可)
※利用は1人3時間まで。
※2020年1月1日より入浴料金が大人760円、子ども450円に変更されます。

湯上りには、ぶどう品種まで選べるジェラートでさっぱりと!

勝沼ぶどう郷 氷の菓子処のカベルネ味ジェラート

湯上りには、天空の湯からすぐそばの「氷の菓子処」へ。30種以上のフレーバーから選べるジェラートをいただきましょう。ここでも注目はぶどう味! ピオーネ、ゴルビー、シャインマスカットなど、ぶどうの郷らしい品種ごとのフレーバーが選べます。写真は、赤ワイン用ぶどうの代表種・カベルネ味。甘さの中に渋みを感じるさっぱりとしたジェラートです。

氷の菓子処

時間
10:00~16:00
定休日
年中無休
料金
シングル350円~、ダブル600円~(味により値段が異なります)

甲州市勝沼ぶどうの丘

住所
山梨県甲州市勝沼町菱山5093
電話
0553-44-2111
時間
8:00~20:00 ※各施設により異なる
アクセス
中央自動車道「勝沼」ICから車で約10分
駐車場
普通車約300台、無料
その他詳細
甲州市勝沼ぶどうの丘 公式Webページ

ぶどうの郷・勝沼のおすすめぶどう園やグルメ、立ち寄りスポットをご紹介しました。東京からのアクセスも良く、それぞれのスポットの距離が近いため時間を有効に使える勝沼は、日帰りドライブにぴったり。ぶどう尽くしの旅へぜひでかけてみてくださいね。

 

 

取材・撮影・文/まのあつこ

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