
千葉県・成田市にある「インターナショナルリゾートホテル 湯楽城」は、都心から抜群のアクセスながら、非日常感を存分に味わえるホテル。総工費24億円ともいわれる豪華な温浴施設「東京 湯楽城」が併設されており、宿泊者は何度でも利用することができます。さらに、プールやジムなども無料で使用可能!もちろん、お楽しみのバイキングもあります。そんな、東京駅から1時間半で行ける広大なリゾートホテルの滞在記をご紹介します。
アクセス

千葉県成田市の「インターナショナルリゾートホテル 湯楽城」へは、東京駅や成田空港・京成成田駅から直通のバスが出ています。東京駅からはハイウェイバスでおよそ1時間半、成田空港・京成成田駅からは無料のシャトルバスで15分〜50分ほどです。
自家用車の場合は「富里」ICから約7分。広々とした駐車場があり、なんと宿泊者は14日間も無料で駐車することができます。海外旅行前後に利用される方も多いのだそう。
チェックイン

チェックインは15時から。ただし、13時オープンの温浴施設「東京 湯楽城」はチェックイン前でも利用可能。ゆっくり滞在を楽しみたい方は、一足はやく「東京 湯楽城」へ行ってしまいましょう。
「東京 湯楽城」
豪華なプロジェクションマッピングも!楽しい館内

総工費24億円ともいわれる、豪華絢爛な「東京 湯楽城」は、まるでテーマパークのような巨大な温浴施設。ホテルに併設されている規模だとは思えない、一日中楽しめる施設です。

エントランスから豪華絢爛!巨大なシャンデリアに迎えられ、一気に非日常の世界へと誘われます。

重厚感のある広々としたロビーを通り、脱衣所へ向かいます。

浴衣に着替えたら、満点の星空をモチーフにした「星空の足湯」ゾーンを通って、いよいよ異世界へとワープ!

トンネルを抜けると、そこはレトロ×ファンタジーの不思議な世界!江戸の町並みを再現した「東京小町」が広がります。天井には、息をのむような美しいプロジェクションマッピングが!エイやくじらが悠々と頭の上を泳ぎます。

館内にはフォトジェニックなスポットがいっぱい!浴衣姿で記念撮影をしてみましょう。

「東京小町」の中心には大きなステージもあり、ショーが行われる日は大盛り上がりだとか!


神社やゲームセンターなど、見る場所や遊ぶ場所もいっぱい。


卓球や、ハンモックでリラックスしながら漫画を楽しめるスペースもあります。


キッズスペースや授乳ルームもあるので小さな子ども連れでも安心です。
大浴場

不思議な町並みを通り抜けた奥に、浴室があります。お風呂は全部で6種類。内湯にあるのが低温風呂、マイクロバブル風呂、にがり風呂(白湯)です。マイクロバブル風呂は目に見えないほどの微細な気泡が身体を刺激。身体を芯から温めてくれます。にがり風呂に含まれているにがりは「ラ・メール(母なる液)」とも呼ばれ、デトックスやストレスの緩和、肌の保湿効果もあるのだとか。

園庭風の露天風呂も楽しめます。

屋根が付いているので、雨が降っても安心。

深いお風呂を楽しみたい方は、森の湯(壺湯)に入ってリラックス。ホホバオイルが配合されているので、肌がうるおいます。

サウナや広い岩盤浴場も併設。岩盤浴場は女性専用のスペース(脱衣所直結)と、男女共有のスペースにあります。
レストラン

たっぷりと汗をかいたら、「東京小町」のレストランでお腹を満たしましょう。冷たいビールやデザートも良いですが、サウナに入ったなら「サウナ飯」を食べたいところですよね……。

そんなあなたへのおすすめは「マーラータン」(1,300円)。本格シビ辛の「ガチ中華」をいただくことができます。コクがあるスープのなかには、卵、ソーセージ、キノコ、カニカマ、湯葉、豆苗などの具材がたっぷり。タンパク質もビタミンもたっぷり取れるうれしい一品です。発汗作用のある香辛料がたっぷり入っているので、食べていると舌はびりびりと痺れ、額からは汗が。サウナ後の体に染み渡ります。

広々とした休憩所があるので、汗が引くまでは休んでいきましょう。宿泊日は「東京 湯楽城」に何度も自由に入ることができます。閉館は22時までなので、夕食後にもうひと風呂浴びることも可能です。
客室

本館へ戻ったら、そろそろ客室へ。今回ご紹介するのは、「スタンダード」のお部屋。ダブルとツインの2つのタイプがあります。

いずれも一般的なホテルよりも客室は広め。もともとデルタ航空の関連施設だったことから、アメリカナイズされた造りになっているのです。まさにインターナショナル!デスクが大きいのでワーケーションにもぴったりです。

一部はコネクティングルームになっているので、最大6名で同時に宿泊ができます。
さまざまな館内施設
スポーツバー

1階にはスポーツバーがあり、週末のみ利用することができます。野球やフットボールなどさまざまなスポーツアイテムが飾られ、気分はまるで海外にきたよう。

貴重なジャパニーズウィスキーやオリジナルカクテルを楽しめます。カクテルは季節によってさまざまなレシピが登場するので、何度訪れても飽きることがありません。左から「Green Fantasy」「Spring Harmony」「Sparkle」「Summer Delight」(各880円)。柑橘系リキュールが効いた爽やかな味の「Summer Delight」はまさに夏にぴったりの味でした。

通常メニューの種類も豊富。良心的な価格なので、安心して楽しむことができます。スポーツ中継を見ながら盛り上がりましょう!
スポーツエリア

プールやジムが無料で使えるのも、うれしいポイント!20メートルの屋内温水プールには年中自然光が燦々と差し込んでおり、解放的な空間で伸び伸びと泳ぐことができます。
夏季は大人気の屋外プールも営業。BBQを楽しみながら水遊びを楽しめます。

マシンが充実したスポーツジムは24時間利用が可能。スポーツやダイエットを目的とした滞在もできそうです。


そのほか、テニスコートは1時間500円(5人以下)、ショートゴルフは1時間1000円で利用可能です。スポーツを楽しみたい人にとってはコスパ抜群の滞在となることでしょう。
リラクゼーション施設「魔法の森」

アロマオイルを使用したオイルマッサージを始め、指圧マッサージ、足の疲れをとる足ほぐし、ストーンマッサージなど多種多様な癒やしの時間を提供。オールハンドの施術がうれしい!
夕食ブッフェ

夕食はブッフェスタイル。なんと、ズワイガニが食べ放題に含まれるプランも!

スペアリブや牛ほほ肉の赤ワイン煮込み、麻婆豆腐、ジャンバラヤなど、がっつりしたメニューも豊富。一品一品がブッフェとは思えないほど丁寧に作られており、大満足の味わいです。

もちろんスイーツも充実。そのほか、豚骨ラーメンや、パン、サラダも豊富にそろいます。アルコールに合う冷菜類も多く、お酒を楽しみたい人にもうれしいラインナップです。
(※メニューはプラン・季節によって変わります)
噴水ショー

お腹がいっぱいになったら噴水ショーを観に行きましょう。毎日16時、18時、20時に「東京 湯楽城」の前で開催されます。

壮大な音楽とともに、空高く水柱が吹き上がります。その壮大さはラスベガス級。ときおり激しく地面に水が打ち付ける音が、迫力を増します。観覧時には水濡れに要注意!

ライトアップされた噴水はさまざまな表情を見せてくれます。友人同士で来てもカップルで来ても盛り上がること間違いなしです。今夜はちょっとスペクタクルな夢が見られるかもしれません。
朝食ブッフェ

朝食もまたブッフェスタイルで好きな料理を好きなだけ楽しむことができます。


和洋中の料理が充実。しっかりエネルギーチャージをしてホテルを後にしました。
首都圏にありながら非日常感が満載で、コスパ良く多様な楽しみ方ができる「インターナショナルリゾートホテル 湯楽城」。自分へのご褒美や気分転換、友人や家族との気軽なリゾートステイにぴったりです。次のお休みにさっそくでかけてみては?
インターナショナルリゾートホテル 湯楽城
- 住所
- 千葉県富里市七栄650-35
- アクセス
- 【車】京成成田より車で約13分
【シャトルバス】東京駅/成田空港/京成成田駅を運行 - 駐車場
- 200台(※宿泊者は旅行期間中2週間無料)
- チェックイン
- 15:00
- チェックアウト
- 11:00
- 総部屋数
- 490室
写真・取材・文/大川祥子