島根県で食べたい!ご当地グルメ・旅めしランキング

島根県で食べたい!ご当地グルメ・旅めしランキング

古代からの歴史が織りなすロマンと、豊かな自然が魅力の島根県。縁結びの神様として知られる出雲大社や、世界遺産の石見銀山など、見どころは多彩です。また、夕陽の名所でもある宍道湖(しんじこ)、「神々の島」と呼ばれる隠岐諸島などの美しい景観も存分に味わえます。そんな島根県の人気ご当地グルメを、飲食店情報サイト「楽天ぐるなび」の会員にアンケート調査しました。郷土の味から注目のグルメまで、島根のご当地グルメトップ10をご紹介します。

 

※「旅行・観光の際に食べたことがある/食べたい料理」「おすすめしたい郷土料理」の結果を合わせたランキング(楽天ぐるなび調べ)
※アンケート調査期間:2023年11月13日~20日

 

1位

出雲そば

出雲そば
931票

島根県の出雲地方で広く食べられている郷土そばです。一番の特徴は黒みを帯びた麺。挽きぐるみと呼ばれる製法で、殻付きのそばの実を丸ごと挽き込むため独特の色合いに。お重に入ったそばに冷たいつゆをかけて食べる「割子そば」と、ゆで上げたそばを水洗いせず、とろみのついたそば湯と一緒に食す「釜揚げそば」があります。

 

2位

松葉ガニ

松葉ガニ
569票

山陰地方では、成長した雄のズワイガニを「松葉ガニ」と呼び、甘みのある上品な味わいは冬の味覚の王様。特に隠岐諸島の近海で獲れたものは「隠岐松葉ガニ」のブランドで珍重されています。一般的な底引き網漁ではなく、海中にかごを沈める漁法で獲るため、身や脚に傷がつきにくく、姿や鮮度が抜群の状態で出荷されるのも人気の理由です。

 

3位

鯛めし

鯛めし
454票

他県に見られる鯛と米を一緒に炊き込む鯛めしとは異なり、茶漬け風であることが大きな特徴。明治から続く松江の老舗旅館の初代板前長が考案したと言われます。そぼろ状にした鯛の身と、裏ごししたゆで卵や薬味をご飯の上に美しく並べ、熱い出汁をかけて味わいます。「同じ鯛めしでも県によって違いがあっておもしろい」との声も。

 

4位

大和シジミ

大和シジミ
444票

島根県の宍道湖は大和シジミの産地で、全国の漁獲量の4割を占めます。日本海の海水と、一級河川の斐伊川などから流れ込む淡水が入り混じる汽水湖(きすいこ)のため、大和シジミが生育しやすい環境。粒の大きさや味の良さに定評があります。漁師が一つひとつ手で選別し、基準をクリアしたものだけに「宍道湖しじみ」のブランドが与えられます。

 

5位

しまね和牛

しまね和牛
426票

島根県で育った去勢・未経産の黒毛和牛のブランドです。奥出雲地方では古くから「たたら製鉄」が盛んで、輸送手段として牛や馬が飼育されてきた歴史があり、時代を経て和牛の産地の下地となりました。自然豊かな島根で丁寧に育てられたしまね和牛は、きめ細かい霜降りと鮮やかな赤身、コクのある風味豊かな味わいが魅力です。

 

6位

隠岐牛

隠岐牛
421票
画像提供:ZIPANG

海と山が間近に接し、手つかずの自然が残る隠岐諸島。その風光明媚な環境でのびのびと育った和牛です。一般的に国産和牛は、生まれた場所と肥育される場所が異なることが多いのに対し、隠岐牛は生まれも育ちも同じ隠岐。まさに正真正銘のブランド牛といえます。規格が厳しく、出荷頭数が少ないことから「幻の和牛」の呼び声も。

 

7位

出雲ぜんざい

出雲ぜんざい
366票

島根県出雲市はぜんざい発祥の地と言われています。起源は、出雲の神事で振る舞われた神在(じんざい)餅。それが地元ことばで「ぜんざい」に訛り、京都に伝わったのだとか。定番の温かいぜんざいに加えて、近年は冷やしぜんざいや氷ぜんざいも人気です。「甘さで疲れが癒やされた」との声もあるように、観光の合間のおやつにもぴったり。

 

8位

松江ラーメン

松江ラーメン
319 票

さっぱりとした塩味のスープがどこか昔懐かしい、島根県のご当地ラーメン。豚骨や鶏ガラでだしをとる店が主流で、中には日本海で獲れたアゴや宍道湖産のシジミからとった出汁を使う店も。かえしと呼ばれる塩ダレは加えず、出汁の段階から塩をきかせるのが特徴です。中太の縮れ麺に、各店こだわりのスープがよく絡みます。

 

9位

さざえ丼

さざえ丼
255票
画像提供:ホテル海音里

隠岐諸島の近海では、禁漁期の5、6月を除き、ほぼ年間を通してサザエが豊富に獲れます。そんな隠岐名物を使ったご当地丼。甘辛く煮詰めたサザエをご飯にのせたり、卵とじにしたりとバリエーションはいろいろ。極めつけは殻ごとの壺焼きをご飯に盛り付けた豪快な丼もあり、店ごとにオリジナリティあふれるさざえ丼を楽しめます。

 

10位

あご

あご
251票

あごとはトビウオのこと。島根県の県魚にもなっているほど、地元で親しまれる魚です。漁期は5月から9月にかけてで、店先にあごが並び始めると夏の到来を感じさせます。淡白で上品な白身は、刺身や塩焼きで味わうのがおすすめ。すり身を炭火で焼いた「あご野焼き」や、近年は煮干しに加工した「あごだし」も人気です。

 

 

column

 

伝統の「どじょうすくい」にちなんだグルメを満喫

「どじょうすくい踊り」で知られる安来節(やすぎぶし
)は、島根県安来市に江戸時代から伝わる民謡。ユーモラスな踊りで全国的に知られ、安来節の公演を楽しめる「安来節演芸館」もあります(2024年5月26日にリニューアルオープン予定)。

安来市は実際にどじょうの養殖が盛んで、市内のどじょう料理店では定番の柳川鍋や、島根の山の幸がふんだんに入ったけんちん汁などを味わえます。近年は、官民一体でどじょうを使ったご当地グルメの開発にも注力。「安来ドジョウ寿司」や「安来ドジョウのオムライ寿司」など、趣向を凝らしたメニューが観光客に好評です。

島根県で食べたい!ご当地グルメ・旅めしランキング
出典:農林水産省Webサイト
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