大分県で食べたい!ご当地グルメ・旅めしランキング

別府や湯布院など全国的に有名な名湯がそろう大分県。豊かな漁場で知られる豊後水道に面し、さらに畜産業も盛んで、山海の幸が豊富なグルメ県でもあります。温泉街の旅館やホテルに泊まってゆったりとグルメを楽しむのも大分旅行の醍醐味。そんな大分県のご当地グルメを、飲食店情報サイト「楽天ぐるなび」の会員にアンケート調査しました。郷土の味から注目のグルメまで、大分の旅めし人気トップ10をご紹介します。

 

※「旅行・観光の際に食べたことがある/食べたい料理」「おすすめしたい郷土料理」の結果を合わせたランキング(楽天ぐるなび調べ)
※アンケート調査期間:2023年11月13日~20日

 

1位

とり天

とり天
671票

とり天は鶏肉の天ぷらのことで、県内全域で日常的に食べられている郷土料理です。食べやすく切ったむね肉やもも肉にニンニクや醤油で下味をつけ、薄めの衣でカラッと揚げて完成。天つゆによく合い、大分特産のかぼすを絞ればより爽やかでさっぱりとした味わいに。大分の飲食店や居酒屋にも必ずといっていいほどある定番メニューです。

 

2位

関さば

関さば
536票

県内有数の漁港、佐賀関(さがのせき)で水揚げされるブランドサバです。大分県と愛媛県を隔てる豊後水道は潮の流れが速く、プランクトンが豊富な好漁場。そのため、関さばは一般的なマサバと比べて大ぶりで身が引き締まり、金色がかった色合いは脂がのっている証。冬から春にかけてが旬です。現地で味わうならぜひ刺身で。

 

3位

関あじ

関あじ
462票

関さばは冬が旬なのに対し、関あじの旬は夏。豊後水道の速い潮にもまれた艶やかな見た目が特徴です。新鮮な関あじを堪能するなら、こちらも刺身がおすすめ。青魚特有の臭みが少なく、ピンと引き締まった食感と、口の中で広がる脂の甘みは格別です。大分特産のかぼすを絞ってどうぞ。「普段食べるアジとは別物!」という感嘆の声も。

 

4位

中津・宇佐からあげ

中津・宇佐からあげ
392票

1位のとり天と並び、大分のソウルフードと呼ぶべき一品。「からあげグランプリ」で最高賞に何度も輝き、唐揚げの聖地として中津と宇佐の名を全国に知らしめました。ニンニクなどの薬味がきいた醤油ベースの下味を、あらかじめ肉にしっかりしみ込ませてあるのが特徴。衣は薄く、サクッとした食感で身もやわらかく、つい箸が進みます。

 

5位

豊後牛

豊後牛
354票

県内で生産される黒毛和種の牛肉で、「おおいた豊後牛(ぶんごぎゅう)」としてブランド化されています。おいしさの秘密は、豊かな自然と温暖な気候。九重山(くじゅうさん)や鶴見岳などの火山に抱かれた高原の肥沃な大地で、伸び伸びと育てられています。きめ細かな霜降り肉の旨みとやわらかさを楽しめる、すき焼きやしゃぶしゃぶがおすすめです。

 

6位

鶏めし

鶏めし
309票

鶏肉やゴボウ、人参などを具材に加えた、甘めの味付けの炊き込みご飯。大分市の吉野地区で古くから受け継がれる郷土料理です。ご飯を先に炊き、甘辛く煮た具材を混ぜ込むタイプも。おにぎりにして食べるのが一般的で、吉野地区にある保存会の売店では握りたてを購入できます。素朴ながらも鶏の旨みがご飯にしみてクセになる味わい。

 

7位

かぼす

かぼす
291票

大分県の特産品であるかぼす。国内生産量の実に95%以上を占め、そのほとんどが県内で消費されます。ほどよい酸味と甘さのバランスが特徴で、刺身や焼き魚に絞ったり、焼酎の割り材にしたりと、大分では毎日の食卓に欠かせない調味料のような存在。瓶入りのかぼす果汁や、かぼすを使ったドレッシングはお土産にも人気です。

 

8位

地獄蒸し

地獄蒸し
270票

地獄蒸しの地獄とは、温泉の蒸気が吹き出す噴出口のこと。この高温の蒸気を利用して肉や野菜などを蒸し上げます。本場の別府・鉄輪温泉(かんなわおんせん)には、食材を選んで完成するまでの工程を体験できるお店も。最近は地獄蒸しプリンも人気で、アンケートの回答でもプリンを推す声が。「おんせん県」ならではのユニークな名物料理です。

 

9位

だんご汁

だんご汁
256票

大分を代表する郷土料理のだんご汁。だんごといっても球状ではなく、小麦粉生地を手で薄く帯状に引き伸ばした、麺のような形が特徴です。このだんごを季節の野菜や根菜と一緒に煮込み、味噌で仕立てます。味がしみただんごは適度にコシがあり、具だくさんで食べ応えも満点。ホテルや旅館の朝食でも定番の一品となっています。

 

10位

フグ

フグ
221票

大分のフグのおいしさは、関さばや関あじと同じく、豊後水道が大きく影響しています。一帯はフグの餌となるアワビやサザエなどが豊富で、速い潮流によって身が引き締まり、独特の豊かな風味と歯ごたえを生み出します。特に県南部の臼杵港(うすきこう)で水揚げされるフグが珍重されています。フグの刺身にはもちろん、特産のかぼすが好相性。

 

 

column

 

由布院を訪れたら、まずは「湯の坪街道」へ

大分の名湯の1つ、由布院温泉。その観光通りの「湯の坪街道」と呼ばれる通りは、食べ歩きや散策を楽しめるスポットとして近年人気を集めています。

風情ある街並みに、テイクアウトフードの店や飲食店、土産物ショップなどがずらり。どら焼きや抹茶ジェラートといった和スイーツの専門店もあれば、名物のとり天や、豊後牛を使ったメニューを味わえるお店も。おしゃれな雑貨店や昔ながらの醤油店などもあり、お土産探しにぴったりです。雄大にそびえる由布岳を眺めながらそぞろ歩きを楽しめば、お腹も心も満たされること間違いなし。

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