長崎県で食べたい!ご当地グルメ・旅めしランキング

長崎県で食べたい!ご当地グルメ・旅めしランキング

かつて江戸時代に海外交易の唯一の窓口だった長崎。今でも建物や街並みに異国の面影を色濃く残しています。また横浜や神戸と並ぶ三大中華街でも知られ、和洋中の文化の融合や、三方を海に囲まれた地形が固有の食文化を育みました。そんな長崎県のご当地グルメを、飲食店情報サイト「楽天ぐるなび」の会員にアンケート調査。郷土の味から注目のグルメまで、長崎の旅めし人気トップ10をご紹介します。

 

※「旅行・観光の際に食べたことがある/食べたい料理」「おすすめしたい郷土料理」の結果を合わせたランキング(楽天ぐるなび調べ)
※アンケート調査期間:2023年11月13日~20日

 

1位

ちゃんぽん

ちゃんぽん
1,363票

長崎を代表する名物グルメのちゃんぽんは、中国・福建省の麺料理をルーツとして、より濃厚なスープとたっぷりの具材、独特のコシがある太麺を合わせた一品。中華鍋で一緒に煮込むことで、炒めた具の香ばしさとスープの旨みが麺にしみ込んで奥深い味わいに。島原や大村など、地域ごとに伝わるご当地ちゃんぽんを食べ比べるのもおすすめです。

 

2位

長崎カステラ

長崎カステラ
1,115票

ポルトガルから伝来したといわれるカステラ。柔らかくしっとりした食感で幅広い世代に人気の銘菓です。長崎カステラの特徴の1つが底のザラメで、これは古くから交易で砂糖をふんだんに使えた歴史を物語るもの。店ごとの違いを食べ歩いて見つけるのも、長崎旅行ならではの楽しみ。2月の春節(中国の旧正月)の前後には、季節限定の桃カステラも登場します。

 

3位

皿うどん

皿うどん
1,025票

ちゃんぽんと双璧をなす長崎の人気ご当地麺料理です。油で揚げたパリパリの細麺に、片栗粉でとろみをつけた具材たっぷりの五目あんをかけたものが有名。ほかに、ちゃんぽんと同じ太い麺を使った焼きちゃんぽんも、地元で「太麺皿うどん」と呼ばれ、親しまれています。ウスターソースや酢で味変を楽しめるのも皿うどんの魅力。

 

4位

佐世保バーガー

佐世保バーガー
877票

米軍基地がある佐世保では戦後、地元の飲食店が駐留軍人向けにハンバーガーの提供を始めました。これが現在の佐世保バーガーの起源です。「手作りであること」「注文を受けてから作り始めること」などのルールに則ったバーガーは、店ごとに工夫が凝らされ個性豊か。アンケート回答では「ご当地バーガーでナンバーワン!」と推す声も。

 

5位

角煮まん

角煮まん
634票

豚の角煮をふんわり&もちもちとした生地で包んだ、ちょっとぜいたくなおまんじゅう。じっくりと時間をかけて煮込んだ厚切りの豚バラ肉は、とろけるような食感とやや甘めの九州風の味付けがポイント。テイクアウトして中華街を散策しながらの食べ比べも楽しめます。駅や空港にも専門店があり、冷凍品はお土産に最適です。

 

6位

トルコライス

トルコライス
508票

「大人のお子様ランチ」とも称される、長崎市内の喫茶店が発祥のご当地洋食メニュー。ピラフ、スパゲッティ、ポークカツをワンプレートに盛り合わせた料理です。カツのソースはデミグラスが基本形で、カレーをかける店も。アンケートで「ボリュームがすごい!」と驚きの声も寄せられたように、お腹を空かせて味わいたい一品です。

 

7位

五島うどん

五島うどん
396票

1000年以上前の遣唐使の時代に五島列島に伝わったとされ、日本三大うどんの一つに数えられます。細麺でありながら、強いコシが最大の特徴。今でも機械に頼らず、熟練した職人による手延べ式の製法で作られています。「地獄炊き」と呼ばれるグツグツと煮えたぎる鍋から直接麺をすくい、焼きあごの出汁につけて食べるのが本場流。

 

8位

卓袱(しっぽく)料理

卓袱(しっぽく)料理
362票

中国や西欧の料理を日本風にアレンジした、江戸時代が起源の宴会料理。大人数で円卓を囲み、大皿に盛られたコース料理を取り分けて食べるのが特徴です。現在では割烹料理店のほか、観光客向けにホテルや旅館で提供されるのが一般的。結婚披露宴などの冠婚葬祭の席では今でも欠かせない、長崎の生活に根付いた料理でもあります。

 

9位

レモンステーキ

レモンステーキ
322票

4位の「佐世保バーガー」と並び、今や全国区となった佐世保発祥の名物グルメ。戦後、米軍基地界隈で流行ったステーキを日本風にアレンジして提供したのが始まりだとか。食べやすく薄切りにした牛肉を鉄板で焼き、食べる直前にレモン果汁入りの和風ソースで仕上げます。最後に鉄板に残った肉汁を、ライスと絡めながら食べるのが佐世保流。

 

10位

壱岐牛

壱岐牛
280票

玄界灘に浮かぶ壱岐島(いきのしま)で生まれ育ち、厳しい基準をクリアした牛が名乗れるブランドです。温暖な自然環境や、潮風でミネラルを多く含んだ牧草が、肉質の柔らかさや繊細なサシ、コクのある旨みをもたらします。年間の出荷数は約900頭という希少さ。壱岐市のほか、長崎市内にも壱岐牛を扱う店があるので旅行前にぜひチェックを。

 

 

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長い歴史を紡ぐ中華街には名物グルメが勢ぞろい

長崎には横浜や神戸と並ぶ日本三大中華街の一つがあり、長崎新地中華街と呼ばれています。長崎はかつて鎖国下でも中国との貿易港として栄えたことから、ほかの2都市の中華街と比較してはるかに長い歴史があるのが特徴。東西と南北、合わせて約250mの十字路で形成され、コンパクトで歩きやすいのも魅力です。

中華料理や中国雑貨の店が並び、ちゃんぽんや皿うどん、角煮まんなどご当地グルメが勢ぞろい。中国の旧正月にあたる2月には長崎ランタンフェスティバルが開催され、今や長崎の冬の風物詩に。異国情緒に浸りながらグルメも満喫できる人気スポットです。

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