自然豊かな大阪・北摂の吹田市・箕面市でしたいこと〜“もうひとつの万博”にも思いをはせて〜

自然豊かな大阪・北摂の吹田市・箕面市でしたいこと〜“もうひとつの万博”にも思いをはせて〜

提供:ことりっぷ

 

「大阪・関西万博」が開幕し、話題の大阪。この機会に訪れてみたい人も多いのでは。今回は自然豊かな北摂エリアにある吹田市とお隣・箕面市のスポットをまとめてご紹介します。

吹田市は、55年前の1970年の大阪万博の会場となり、現在もその面影を残す場所。当時に思いをはせたり、花や新録を満喫したり、すてきな一日を過ごしてくださいね。

 

 

ついに開幕♪「大阪・関西万博」の見どころをチェック

ついに開幕♪「大阪・関西万博」の見どころをチェック

まずは現在、開催中の万博について。2025年4月13日、ついに開幕した「大阪・関西万博(2025年日本博覧会)は、160以上もの国や地域、国際機関が参加するグローバルな祭典。10月13日までの184日間にわたって文化や科学技術、未来像を紹介します。

会場は大阪市西部の大阪湾に浮かぶ「夢洲」。約155haもの広さを持ち、さまざまな見どころやお楽しみにあふれています。ぜひチェックしてみましょう。

 

【吹田市】1970年の万博のパビリオンを継承した建物にも注目。「大阪日本民芸館」で国内外の民芸にふれる

【吹田市】1970年の万博のパビリオンを継承した建物にも注目。「大阪日本民芸館」で国内外の民芸にふれる 上質な品が揃うミュージアムショップにも注目

大阪市・夢洲から20kmほど離れた吹田市「万博記念公園」は、1970年の日本万国博覧会(大阪万博)の跡地を整備した文化公園。一角にある「大阪日本民芸館」は万博の終了後にパビリオンの建物を引き継ぎ、柳宗悦の民芸運動の西の拠点として開館しました。

東京・駒場の「日本民藝館」と合わせた収蔵品を中心に、年に2回の特別展を開催。2025年7月15日までは大阪・関西万博の開催を記念した特別展を開催中です。

 

 

【吹田市】ポピー&ネモフィラフェスタ開催中、藤まつりももうすぐ♪ 春らんまんの「万博記念公園」で花さんぽ

【吹田市】ポピー&ネモフィラフェスタ開催中、藤まつりももうすぐ♪ 春らんまんの「万博記念公園」で花さんぽ 写真提供:万博記念公園マネジメント・パートナーズ

約260haもの広大な敷地を生かし、四季を感じる自然豊かな場所となっている「万博記念公園」。園内各所で四季を通じてさまざまな花が咲き誇る花の名所としても魅力的です。

「自然文化園・花の丘」では、2025年4月29日までポピー・ネモフィラフェスタを実施中。20万本のポピーと36000株のネモフィラが競演します。同じ花の丘のヤグルマギクやクリムゾンクローバー、「平和のバラ園」の藤など、この時期に見ごろを迎える花にも注目です。

 

 

【吹田市】「ノイカフェ 万博入口前店」で大阪万博のシンボル・太陽の塔を望みながらひと休み

【吹田市】「ノイカフェ 万博入口前店」で大阪万博のシンボル・太陽の塔を望みながらひと休み アーチの窓と木々の向こうに「太陽の塔」が見える

万博記念公園でひと休みするなら、中央口のゲート近くにある「ノイカフェ 万博入口前店」がおすすめ。1970年に開催された日本万国博覧会(大阪万博)に際して芸術家・岡本太郎氏が手がけた「太陽の塔」が見えるロケーションも魅力です。

 

店内で焼き上げる「ボールカステラ」。ランダムにネコ型が入るのも楽しい

メニューはカステラやフルーツ飴、ホットチョコレートなど。なかでも名物のカステラは、国産の小麦粉に白みそやごま油を合わせ、素朴な甘さとほどよくもっちりしたほかにはない食感が魅力です。

イートイン、テイクアウトどちらもOKで、系列店の焙煎所のコーヒーやオリジナルジャムなどの販売も。シーンに合わせて立ち寄ってみましょう。

 

 

【吹田市】体験型施設「NIFREL」でいろいろな感性にふれて

【吹田市】体験型施設「NIFREL」でいろいろな感性にふれて 電車でも車でもアクセスしやすいのもうれしいポイント

万博記念公園に隣接する日本最大級の大型複合施設「EXPOCITY」には、生きものに癒やされる施設もあります。

「NIFREL(ニフレル)」は、水族館や動物園、美術館などのジャンルを越えた体験型施設。“生きているミュージアム”をコンセプトに、生きもののの個性や多様性に注目した現代アートのような展示が魅力です。

 

入口に入ってすぐ別世界が広がる「いろにふれる」エリア

気候区分や地域に分けて展示することが多い動物園や水族館ですが、こちらでは「いろ」「わざ」「かくれる」などのテーマ別に構成。

空間全体のデザインや音、光、アートと生きものの関係など、すみずみまでこだわった展示が魅力です。

 

 

【箕面市】新緑の箕面大滝へ。レトロな「YUZUYAカフェ」で名産のゆずスイーツに舌鼓

【箕面市】新緑の箕面大滝へ。レトロな「YUZUYAカフェ」で名産のゆずスイーツに舌鼓 川に面したテラス席にはホタルが訪れることも!

「日本の滝百選」にも選ばれている「箕面大滝」も、ぜひ訪れておきたいスポット。この時期はまばゆい新緑に落差33mのダイナミックな流れが映え、轟音や水しぶきを間近に感じます。

滝までのアクセスは、大阪市内から30分足らずの阪急箕面駅から、箕面川沿いの遊歩道「滝道」で40分〜50分。気軽に行けて大自然が味わえる場所として愛されています。

 

自家製ゆずバターも美味しい「クロッフル ボックス セット」

川沿いに点在する飲食店のひとつ「YUZUYAカフェ」は、1910年築の旅館を復元したという和建築の1階にあるお店。箕面駅からは徒歩5分です。

メニューは2階のフレンチレストランのシェフが監修。特産品である実生ゆずを使ったスイーツ、ドリンクなどが揃います。

 

 

【箕面市】ハイキングを兼ねても♪ 花とダルマのお寺「勝尾寺」で勝運祈願

【箕面市】ハイキングを兼ねても♪ 花とダルマのお寺「勝尾寺」で勝運祈願 約8万坪もの境内にはお堂や塔がたくさん。桜やシャクナゲ、新緑、あじさい、紅葉、雪など四季の風景が美しい

箕面大滝のある箕面公園とともに「明治の森箕面国定公園」に指定されている市北部の低山地帯。文化財も点在し、ハイキングにもぴったりです。

その中のひとつ「勝尾寺(かつおうじ)」は、勝運のご利益で知られ、名だたる武将にも愛された高野山真言宗の寺院です。

 

「六十四卦ダルマみくじ」は中のおみくじを出したら境内に置いてOK。あちこちに小さなダルマがたたずむ

現在も、人生のさまざまな場面で勝ちを求める参拝者でにぎわうこちら。花の名所としても有名なので、祈願はもちろん植物を愛でに訪れるのもおすすめです。
標高は400mほどありますが、箕面大滝からの徒歩ルートや北大阪急行電鉄・箕面萱野駅からのバス、車などさまざまな方法でアクセスできるので、体力や予定に合わせて訪れることができますよ。

いかがでしたか?
今回は、過去に「ことりっぷweb」で紹介した中から、北摂エリアの吹田市・箕面市のおすすめスポットまとめてご紹介しました。最新の情報をご確認のうえ、おでかけくださいね。

 

 

文:高柳涼子

 

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