
提供:ことりっぷ
今や名古屋の定番土産として不動の人気を集める海老せんべい「ゆかり」。
そのメーカーとして知られる「坂角総本舖」が、海老グルメのテイクアウトショップをオープンさせました。
えびせんべいのメーカーとして素材・食感・味にことんこだわった品々は、せんべいとはまた違った海老の魅力を感じることができますよ。
海老せんべいの老舗「坂角総本舖 葵店」の一角にオープン
名古屋市営地下鉄「千種駅」から徒歩すぐの場所にある「BANKAKU KITCHEN」は、「坂角総本舖 葵店」の一角にオープンした、海老を使ったさまざまな商品が並ぶテイクアウトショップ。
お店のインテリアも特徴的で、ナチュラルカラーで統一された曲線のデザインが印象的な内装は、しなやかな体を持つ海老がモチーフとなっています。
130年以上海老せんべいを作り続けてきたメーカー「坂角総本舖」の看板商品は「ゆかり」。
その時期に一番おいしい産地の天然海老をたっぷり使用し、乾燥や熟成など7日間以上かけて作り上げた海老せんべいとなっていて、海老の香ばしさが凝縮した唯一無二の味わい。名古屋土産の定番商品として、多くの人に知られる逸品です。
ポップでかわいいインテリアにも注目を
「BANKAKU KITCHEN」には、そんな海老せんべい一筋のメーカー「坂角総本舖」ならではの海老グルメが並んでいます。
海老カツサンドや海老クリームコロッケなど、親しみのあるメニューですが、どれも味や食感をとことん追求して作り上げたものばかり。
若い世代に気軽に立ち寄ってもらいたいと、スタッフのユニフォームもカバーオール&海老をモチーフにしたスカーフといういで立ちで、お店のインテリアやパッケージも、ポップでかわいいデザイン。さりげなく海老がデザインされたショッパーもとってもかわいいですよ。
海老の旨味が凝縮したもっちり生地のカレーパン
お店の人気商品が、海老カレーパン。カレーパンというと揚げパンが多いですが、こちらのカレーパンはオーブンで焼き上げた、ヘルシーな焼きカレーパン。
パン生地も、もっちりとした食感のフォカッチャ生地となっていて、中のフィリングとの相性も抜群。トマトの酸味も感じる、濃厚な海老の旨味が詰まったカレーがたっぷり入っています。
「〈焼き〉海老カレーパン」(1個378円)
カレーには「ゆかり」などえびせんべい製造時に大量に廃棄される海老の殻をパウダー状にして、海老の香りをプラスするなど、海老せんべいのメーカーならではアイデアが詰め込まれています。
海老の食感や旨味をしっかり感じられる贅沢海老グルメ
左から「海老カツ」「海老コロッケ」「海老ライスコロッケ」
ぎっしり海老と帆立の身が詰まったぷりぷり食感の「海老カツ」や、ライスにも海老ブイヨンの旨味が染み込んだ「海老ライスコロッケ」、ジャガイモのなめらかな食感とサクサクの衣とのコントラストが絶妙な「海老コロッケ」など、揚げ物も海老尽くし。
それぞれ海老をふんだんに使いながら、特徴ある味わいに 仕上げています。
「海老カツサンド」(1個540円)
「海老カツ」をきめ細やかな食パンで挟んだ「海老カツサンド」もあり、パンの食感や厚み、ソースなど、完成までに7年ほどかかったというこだわりの商品。
日本はもちろん世界中から美味しい海老を求め商品を作り上げてきたメーカーの、思いが詰まった品です。
パッケージも目を引く「えびせんべい」をぜひご一緒に
「ゆかり」を使った「坂角の万能海老せんカレー」はスパイスと海老が香る、かけるカレー
「坂角総本舖」は海老せんべいをもっと幅広い世代に楽しんでもらいたいと、さまざまな商品を開発していて、海老を丸ごとプレスして焼き上げたせんべいや、「ゆかり」を使ったお茶漬け、さらには海老の殻から抽出された保湿成分を配合したスキンケアアイテムなども作ってしまったのだそう。
徳川美術館開館90周年を記念し国宝の宝物をモチーフにした限定商品も
昨年は創業135周年を迎え、さまざまな記念商品もリリース。季節ごとの限定パッケージもかわいいと人気を集めています。
名古屋らしい黄金色の缶に入った「ゆかり」や、こちらのお店など直営店でしか買えない限定商品もあるので、ぜひ一緒にお土産にしてみてくださいね。
文:田口真由美