非日常・絶景の旅

1度は見たい絶景!大洗磯前神社とオーシャンビュー風呂から眺める日の出

関東屈指の日の出スポットとして名高い茨城県にある大洗磯前神社の「神磯の鳥居」。おすすめの撮影ポイントや周辺の観光スポットを紹介します

関東屈指の日の出スポットとして名高い茨城県にある大洗磯前神社の「神磯の鳥居」。おすすめの撮影ポイントや周辺の観光スポットを紹介します

東京駅から特急「ひたち」と鹿島臨海鉄道大洗鹿島線を乗り継いで約2時間半。車なら都心から約2時間と、1泊の小旅行や日帰り旅行も十分可能な茨城県の大洗町。
「大洗磯前神社」(おおあらいいそさきじんじゃ)の「神磯の鳥居」(かみいそのとりい)は、絶好の日の出スポットとして知られ、神社も関東を代表するパワースポットとして有名です。冬は大洗名物のあんこう鍋が味わえ、近年では大洗を舞台にしたアニメ『ガールズ&パンツァー』(通称ガルパン)の聖地としても脚光を浴びています。
今回は、そんな大洗でフォトジェニックな写真を気軽に撮影でき、冬の味覚も満喫できるおすすめのモデルルートをご紹介します。

大洗駅から大洗磯前神社へのアクセス

鹿島臨海鉄道大洗鹿島線の大洗駅

絶景日の出スポットへの旅は、鹿島臨海鉄道大洗鹿島線の大洗駅からスタート。駅前ではガルパンのキャラクターたちが描かれたパネルがお出迎え! 駅から3kmほどのところにある「神磯の鳥居」と「大洗磯前神社」へは、ここからバスかタクシー、自転車などで向かいます。
バスなら大洗町循環バス・海遊号に乗って16分ほどの「大洗磯前神社下」で下車。自転車は駅のレンタサイクルを利用するのが便利です。利用時間は8時半~16時で、料金は500円と気軽に借りられます。

神磯の鳥居へは先に見える大洗マリンタワーが目印
先に見える大洗マリンタワーが目印

自転車で「神磯の鳥居」を目指すルートはいくつかありますが、今回はもっとも分かりやすい道順をご紹介。まず駅を出たら、駅を背に真っ直ぐ伸びる通りを海の方向へ進みます。

大洗マリンタワーの交差点

5分ほど進むと、前方に大洗のシンボル「大洗マリンタワー」が見えてきます。この交差点で左折し、右手に海を見ながら大洗マリンタワー前の通りをひたすら直進。天気がよければ気持ちよくサイクリングが楽しめるでしょう。

大洗ホテルの外観

10分ほど進むと、前方に「大洗ホテル」が現れます。ここまで来たら「神磯の鳥居」と「大洗磯前神社」はもう目の前。

大洗磯前神社の一の鳥居

「大洗磯前神社」の一の鳥居。かつては木造でしたが腐朽により昭和36年に鉄筋コンクリート製に再建されたそう。高さ約15.6mと堂々たるたたずまいです。神社はここから5分ほど坂道を登った先にあります。

大洗磯前神社の二の鳥居

神社への坂道を登らず、大洗ホテル前の通りを真っ直ぐ進むと、すぐに海に向かって構える二の鳥居が現れます。

二の鳥居と道路をはさんだ前が神磯の鳥居

二の鳥居と道路を挟んだ前に「神磯の鳥居」への小道が。ここを降りていくと、いよいよ撮影スポットです。

いざ神磯の鳥居で日の出を撮影!早めの場所取りが吉

日の出時刻の神磯の鳥居

撮影した12月中旬の日の出時刻は6時44分。写真は早朝6時ごろの様子です。曇っていますが、空が明るくなってきていることがわかります。
カメラの場所決めやセッティングなどの時間も計算に入れて、撮影ポイントへは日の出時刻の1時間前か、遅くとも30分前には到着するようにしましょう。可能なら、前日に下見しておいてもいいかもしれません。

神磯の鳥居にはたくさんのカメラマンが

人気撮影スポットだけあって、平日の早朝でも人がたくさん!
朝日と鳥居が重なる正面のポイントが特に人気で混みあいますが、鳥居が画面の端に入るアングルも広々とした風景が強調できておすすめです。
色々なポイントから撮影して、お気に入りのアングルを見つけてみましょう。できれば、手ぶれを防ぐために三脚を持参したいところ。冬場の早朝はかなり寒いので、防寒対策も念入りに!

太平洋から昇る太陽と鳥居が神秘的な神磯の鳥居

太平洋から昇る太陽と鳥居が神秘的な「神磯の鳥居」。平安時代に、大洗磯前神社の御祭神である大己貴命(おおなむちのみこと)と、少彦名命(すくなひこなのみこと)が降臨した地であるとされています。

日の出時刻から30分ほどが経過した神磯の鳥居の様子

日の出時刻から30分ほどが経過した様子。明るくなっていくにつれて異なった表情を見せます。この頃になるとだいぶ人も少なくなっているので、撮影しやすいというメリットも。日の出から30分~1時間ぐらい粘ってみると面白い一枚が撮れるかもしれません。

岩場に登っての撮影は禁止されている

なお、岩場に登っての撮影は危険なので禁止されています。撮影ポイントは安全ではありますが、海沿いなので十分に注意して撮影に臨みましょう。

神磯の鳥居の中に朝日が収まる人気の構図
イメージ

SNSや観光案内などでよく目にする、鳥居の中に朝日が収まる絵(イメージ写真)は人気の構図。事前に日の出の方角などが把握できるサイトで調べて臨むといいでしょう。冬場は鳥居のちょうど正面に撮影位置を構えると鳥居の真ん中に朝日が収まります。ただ人気のポジションなので早めの場所取りが必要かもしれません。

大洗ホテルのオーシャンビュー風呂で太平洋と日の出を堪能

大洗ホテルの展望浴場

今回は「神磯の鳥居」と並んで、太平洋から昇る美しい日の出を眺めることができる人気スポットをもう1つご紹介します。
「大洗磯前神社」の目の前と、撮影をするには抜群の立地にある「大洗ホテル」。ここでは宿泊者のみが利用できる、地上約25mから太平洋を一望する展望浴場が大人気 。早朝5時から営業しているため、日の出の瞬間もばっちり拝めます。

眼下に太平洋が広がる大洗ホテルの展望浴場

大洗ホテルの菊地支配人によると、眼下に太平洋が広がるこの展望浴場をお目当てに宿泊するお客様も多いとか。
また、同ホテルでは毎年11月1日~3月31日までの毎日夕方17時半から、メインロビーで「あんこうつるし切りショー 」を実施しています。このショーをお目当てに宿泊する人も多く、ホテルの名物になっているそうです。館内レストランではもちろん、あんこう鍋を食べることができますよ。

大洗ホテル

住所
茨城県東茨城郡大洗町磯浜町6881
総部屋数
99室
宿泊料金
おひとり様 8,000円~(2名1室利用時・税抜)
※宿泊価格は2019年1月10日時点のおひとり様あたりの最低料金です。ご予約時と異なることがありますので予めご了承ください。
展望浴場の営業時間
5:00~10:00/15:00~24:00 ※宿泊客のみ利用可
駐車場
あり(150台・無料)
アクセス
【車】東水戸道路「水戸大洗IC」より15分、東関東自動車道「潮来IC」より1時間30分。
【電車】鹿島臨海鉄道大洗鹿島線「大洗駅」から循環バス海遊号で「大洗磯前神社下」バス停下車徒歩約1分

関東屈指のパワースポット!大洗磯前神社で御朱印&ガルパン絵馬

大洗磯前神社の拝殿

「神磯の鳥居」を撮影したら、すぐそばの「大洗磯前神社」を参拝してみましょう。ここは856年創建という由緒正しい神社。ガルパンの作中で戦車のバトルシーンにも登場したことで有名で、近年はガルパンファンが立ち寄る人気の聖地巡礼スポットにもなっています。

神社の境内にある巨大なガルパン絵馬

神社の境内には、2014年の正月から登場した巨大なガルパン絵馬も! 大洗町の有志が奉納したもので、もともとは正月用に飾られていたのですが、神社の方によると「せっかく作ったので年間を通してお見せできるように」と通年で飾られるようになったのだとか。お正月になると「迎春」の文字が入るなどデザインも変化するそうです。

たくさんのガルパン絵馬が掲げられた絵馬掛け

巨大絵馬のほか、境内には通常の参拝客の絵馬と、ガルパンファンによる絵馬が掲げられています。本来、絵馬は年末にお焚き上げをするのが通例ですが、ガルパンの絵馬は「ファンの方の残したいという声が多いので残しています」とのこと。そのため、もともと1つだった絵馬掛けを追加して2つになっているのだそうです。絵馬は境内で500円で入手できます。

拝殿に向かって右手の建物で御朱印がもらえる

絵馬を奉納したら、今度は御朱印をもらいましょう。御朱印は、拝殿に向かって右手の建物でもらうことができます。御朱印帳は1,000円、御朱印は500円です。

大洗磯前神社の御朱印

御朱印の記帳にかかる時間は普段は1~2分ほど。近年は御朱印ブームで、大洗磯前神社でもこの1~2年で希望者が増加しているそうです。

大洗磯前神社

住所
茨城県東茨城郡大洗町磯浜町6890
アクセス
鹿島臨海鉄道大洗鹿島線「大洗駅」から循環バス海遊号で約16分「大洗磯前神社下」下車徒歩約5分。自転車で約20分

鮮度抜群!市場で大洗ならではの海鮮物を満喫

大洗海鮮市場

大洗磯前神社を参拝したら、お昼は「大洗海鮮市場」へ。神社から自転車で約10分、バスでは「大洗磯前神社下」から「漁港入口」か「魚市場前」(日曜日のみ停車)で下車してすぐです。ここは大洗漁港で水揚げされた新鮮な海産物が味わえる食堂が並ぶエリア。もちろんお土産に鮮魚や干物などを買うこともできます。

大洗海鮮市場にあるかあちゃんの店

今回はこのエリアで行列の絶えない人気店「大洗町漁協 かあちゃんの店」へ。大洗の市場に揚がったばかりの海産物を使用した自家製のかき揚げや生しらすなどを楽しめるのが人気の理由。

かあちゃんの店のしらす2色丼定食

この日は店長おすすめの、生しらすと釜揚げしらすがたっぷりと乗った「しらす2色丼定食」(1,100円)を注文。海辺ならではの新鮮なしらすは、あっさりしつつも味わい深く、いくらでも食べられそう。ほかにも旬の刺身やかき揚げがつく「かあちゃん御膳」(1,300円)などが人気のメニュー。複数人で行っていろいろ頼んでみるのも楽しいかも。

大洗町漁協 かあちゃんの店

住所
茨城県東茨城郡大洗町磯浜町字東8253-20
営業時間
10:00~15:00
定休日
月曜日
アクセス
鹿島臨海鉄道大洗鹿島線「大洗駅」から循環バス海遊号で約5分「漁港入口」下車徒歩2分、「魚市場前」(日曜のみ停車)下車徒歩1分。自転車で約15分

大洗マリンタワー周辺でお土産をゲットしよう!

大磯のシンボル・大洗マリンタワー

お腹がいっぱいになったら、市場から徒歩で約5分の場所にある「大洗マリンタワー」へ行ってみましょう。こちらは3階に展望室があり、地上約55mの高さからの景色が堪能できます。天気が良ければ富士山や日光、那須の山々まで見渡せます。

大洗マリンタワー

住所
茨城県東茨城郡大洗町磯浜町8249-4
開館時間
【3/1~8/31】9:00~21:00、【9/1~2/28】9:00~18:00
休館日
12/28~12/30
入館料
大人(高校生以上)330円、小人(小中学生)160円、小学生未満は無料
アクセス
鹿島臨海鉄道大洗鹿島線「大洗駅」から循環バス海遊号で約5分「大洗マリンタワー」下車。自転車で約15分
ショッピングモールの大洗シーサイドステーション

大洗マリンタワーからすぐそばには、レストランやショップが入ったショッピングモール「大洗シーサイドステーション」があります。

大洗まいわい市場

ここの1階に店を構えているのが「大洗まいわい市場」。こちらでは野菜や海産物、酒類、スイーツなどさまざまな商品を扱っており、色々な楽しいお土産を選べるのが魅力。ガルパンとのコラボ商品もあるので、ファンなら一度は立ち寄りたいスポットです。

大洗まいわい市場の店内には大洗の物産やお土産がいっぱい

お店のおすすめは、茨城県名物の干し芋・紅はるかが羊羹にぎゅっと詰まった「べにこいも」(1,300円)。干し芋や釜揚げしらすなども売れ筋だそうです。

大洗まいわい市場

住所
茨城県東茨城郡大洗町港中央11-2
営業時間
10:00~19:00
定休日
無休
アクセス
鹿島臨海鉄道大洗鹿島線「大洗駅」から循環バス海遊号で約6分「大洗わくわく科学館・大洗リゾートアウトレット前」下車。自転車で約10分

茨城の冬の味覚「あんこう鍋」に舌鼓!

あんこう鍋の老舗・磯料理 山水

大洗観光なら、やはり冬の味覚「あんこう鍋」は外せません! ここ「磯料理 山水」は創業60年以上の老舗。「神磯の鳥居」のすぐそばにあり、店内から太平洋が望めるなど抜群のロケーションです。冬場はあんこう鍋を筆頭に、旬の海鮮が堪能できます。

茨城名物のあんこう鍋

お目当てのあんこうは、茨城の常磐沖から下北半島のものまで幅広く仕入れており、そのときの一番状態のいいものを使用。部位は身と皮、えらやひれ、胃袋など様々で、身はふっくらと肉厚、皮はぷりぷりの食感が楽しい! 肝がたっぷりと入った味噌ベースの出汁は、こってりと豊かな味で食べ応え十分です。

磯料理 山水の店内

基本的には2人前(6,600円)からの注文となりますが、ひとり客の場合のみ特別に1人前(3,300円)での提供も可能だそうです。締めはご飯と卵で雑炊も楽しめます。

磯料理 山水

住所
茨城県東茨城郡大洗町磯浜8249
営業時間
11:00~19:50(LO18:45)
定休日
水曜日
アクセス
鹿島臨海鉄道大洗鹿島線「大洗駅」から循環バス海遊号で約16分「大洗磯前神社下」下車徒歩約1分。自転車で約20分

あんこう鍋は大洗周辺のホテルや旅館でも振舞われるので、ゆったりと宿泊しながら旬の郷土料理を味わうのもおすすめです。

日の出の絶景撮影スポットのみならず、あんこう鍋やガルパンの聖地めぐりなど、様々な楽しみ方ができる大洗。北海道・苫小牧へ運航するフェリーのターミナルで有名な旅の玄関口ですが、都内からも行きやすいので、気軽にカメラを持ってお出かけしてみてはいかがでしょうか?

取材・写真・文/カワハタユウタロウ

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