四国らしい八十八の風景を選定した「四国八十八景」。
思わず息をのむ絶景や、うっとりする街並みなど
「素晴らしい眺め」と「眺める場所」のどちらも魅力満点です。
今年の春休み&GWは、四国ならではの素敵な風景をめぐってみませんか?
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絶景!鳴門海峡を一望できるレストラン
眼下に広がる瀬戸内海に大鳴門橋や淡路島が一望できる素晴らしい眺め。潮の流れが激しい鳴門海峡では、鳴門を代表する鯛などを狙った釣り船も多く、景色のアクセントにもなります。落ち着いた空間で大きなガラス面や景観を損なわない柵など工夫が随所になされ、テラス席から瀬戸の風を感じながら、食事と共に眺めをゆっくり楽しむことができます。
(眺める場所:レストラン「カリフォルニア・テーブル」)
日本の秘境 奥祖谷二重かずら橋おくいや
木漏れ日をうける透明度の高い渓谷、そこに架かる二重かずら橋の様子は、秘境感たっぷり。スリル満点のかずら橋を渡りながら、あるいは青石の散らばる川に降りて美しい渓谷美を楽しめます。人力ロープウェイの野猿で対岸まで渡るのも他では体験できない遊びとして人気があります。
(眺める場所:奥祖谷二重かずら橋)
自然の造形美 阿波の土柱どちゅう
10数メートルに及ぶ土柱が何本も立ち並び、何故このようなものが出来たのか、自然の力の不思議さに感じ入る奇観。上から覗き込む眺めやライトアップも見応えがあります。遊歩道を歩いていくと展望スペースが現れます。柵は木製で、足元を照らす連続照明が低い位置に据えられ、視点場への誘導、しつらえに配慮がうかがえます。
(眺める場所:阿波の土柱展望台)
日の入り前のマジックアワー
『父母ヶ浜の夕日』ちちぶがはま
荘内半島の付け根に位置し、燧灘(ひうちなだ)に沈む瀬戸内海の夕日が美しい景観。潮が引くと広大な干潟が出現し、砂浜と海、夕日の素晴らしいコントラストが楽しめます。干潮と夕暮れが重なる場合に、遠浅でどこまでも続く浜辺に現れる大きな潮だまりを利用し、フォトジェニックな写真を撮ることができると話題にもなっています。
(眺める場所:父母ヶ浜)
絶景のパワースポット
『天空の鳥居』からの眺め(高屋神社)
標高約400mの高さにある鳥居の下からの階段の先には、2kmにわたる有明浜や石鎚(いしづち)山系の山々、観音寺市内が眺められ、遠近感と広がりがある素晴らしい風景。展望台は讃岐延喜式神社の一つとして、古くから信仰のあった高屋神社の本殿が鎮座しており、本宮の鳥居は「天空の鳥居」とも言われています。
(眺める場所:稲積山展望台)
屋島 獅子の霊厳からの夕景れいがん
高松の街並みや五色台、瀬戸内海に浮かぶ男木島や女木島などの島々を一望できます。非常に見晴らしがよく、夕日に照らされる島々のシルエットはノスタルジックな雰囲気を楽しめます。源平合戦の舞台として有名な屋島は、観光ガイドやここでしか味わえない讃岐名物、特産品も取り揃えており、訪れる方を存分にもてなしてくれます。
(眺める場所:屋島 獅子の霊厳展望台)
連なる断崖絶壁と太平洋の
広大な海原を一望
愛媛県の最南端に位置し、100mを超える断崖が続く高茂岬(こうもみさき)からの眺めは、一面に茂った緑の絨毯と青い海、遠くには九州も一望できる素晴らしさ。展望スペースには木製2段の細い柵を使用し、景観を阻害しない工夫がされています。周りには眺望を遮るものがなく、一面に広がるパノラマな風景をゆっくりと風を感じながら楽しむことができます。
(眺める場所:高茂岬)
亀老山山頂から望む来島海峡
瀬戸内海を360度楽しめると共に、来島海峡大橋の眺めは、その角度や距離感が他にはない素晴らしい風景。展望台へのアプローチはそれ自体が楽しめる構造になっています。眺望を妨げないように工夫されており、眺めを楽しむことができます。
(眺める場所:亀老山展望台)
観光列車で満喫する四国の海・山・川
(JR下灘駅)
肱川(ひじかわ)に映える大洲城や伊予灘に沈む夕日が美しい、JR観光列車のひとつ「伊予灘ものがたり」が停車するJR下灘駅は、多くの鉄道ファンの間では説明不要なほど有名な駅で、ホームに広がる美しい景観からこれまでに数々の映画やドラマに登場してきました。日中は日差しを受けた海面がキラキラと光り、夕暮れには夕日に照らされた黄金の海が光り輝く景観はどこから見ても絵になります。
(眺める場所:JR下灘駅)
海の秘境クルーズ
黒潮による造形美「足摺岬」あしずりみさき
足摺(あしずり)宇和海国立公園のシンボルである足摺岬を従来の展望台からではなく、海上から眺めることができる新しい絶景。船長さんからの説明もあります。灯台の真下には四国霊場第38番札所金剛福寺まで通じていると言われる巨大な洞窟があり、隆起と黒潮の荒波が作った迫力の大自然を体感できます。
(眺める場所:足摺岬海上遊覧船)
碧の秘境 にこ淵
庭の岩が見えるほどの透明度がある滝壺の水が、光の当たり方でグリーンやブルーに変化する幻想的な光景が素晴らしい眺め。「にこ淵(ぶち)」は美しい幻想的な碧を見ることができる神聖な場所として知られています。そこに至るまでの道のりは周りの景観を損なわない造りになっており、まるで自然の中を冒険しているかのようです。
(眺める場所:にこ淵)
「手を伸ばせば届きそう!」
天狗高原満天の星空
眺める場所である「高原ふれあいの家 天狗荘」は四国カルストの東部に位置。周りに明かりのない標高約1,300mから四季折々の満点の星を眺められます。条件が良ければ、九州南部以南以外では見られない南十字星のガンマ星(一番上の星)が顔を覗かせ、夜空に広がる星の多さに驚かされます。
(眺める場所:高原ふれあいの家 天狗荘)
徳島ラーメン
すき焼き風に甘辛く煮た豚バラ肉や生卵のトッピングが特徴のご当地ラーメン。その濃厚さから地元では白いご飯といただく人が多いそう。
骨付鶏
鶏の骨付きもも肉を1本まるごと焼き上げたご当地グルメ。豪快で噛みごたえのある通好みの「オヤ」とジューシーな味わいの「ヒナ」の2種類。
鯛めし
生の鯛を丸ごと1匹のせて炊き上げる鯛めしは東・中予地方で多く、鯛の刺身を卵や特製のタレと一緒にご飯にかけて食べる鯛めしは、南予地方が発祥。
鰹のタタキ
鮮度抜群の鰹を塩で味わう「塩タタキ」はシンプルだからこそ、素材の鮮度と味わいが命。選び抜かれた本物の鰹だけに許される究極の味わい方です。