九十九島の秋と冬は複雑に入り組んだリアス海岸と島々がもっとも豊かな表情を見せる季節です。展望台からの絶景に酔いしれたり、遊覧船で島を間近に感じたり、さまざまな九十九島を楽しみましょう。
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船越展望所から見た夕景 - 市内に点在する絶景の展望台「九十九島八景」の中では標高がもっとも低いため、九十九島が眼前に迫り、迫力のある眺望が楽しめます。ここから見る九十九島の夕景は、まさに息をのむ美しさ。雨の日も幻想的で、まるで墨絵のようです。青空の残像が映った紅赤色の空が島影を覆っていく様子が眼前に広がります。
- 住所:長崎県佐世保市船越町147
問い合わせ:0956-22-6630
(佐世保観光情報センター JR佐世保駅構内)
駐車場:11台(無料)
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九十九島遊覧船パールクィーン - 海の女王をイメージした、その名にふさわしい優雅なパールクィーン。青い海と緑の島々を巡る日中の通常便と、九十九島に沈む美しい夕日を見る期間限定のサンセットクルーズ(ゴールデンウィーク、8~10月の週末)があります。
- 住所:長崎県佐世保市鹿子前町1008
問い合わせ:0956-28-1999
(九十九島パールシーリゾート内遊覧船事務所)
料金:大人(高校生以上) 1,400円/小人(4才~中学生) 700円
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九十九島リラクルーズ食事付きプラン - 大型の遊覧船が行けないコースを巡り、四季折々の九十九島を間近に見られるガイドツアー。船長の肉声ガイドを聞きながら九十九島の景色を堪能できます。11~3月期間限定で食事付プランも運航。九十九島の冬の味覚カキやヒオウギ貝などを炭火で焼いていただきます。通常便は所要時間約50分、食事付きプランは約2時間30分。
- 住所:長崎県佐世保市鹿子前町1008
問い合わせ:0956-28-1999
(九十九島パールシーリゾート内遊覧船事務所)
料金:[食事付き]大人(高校生以上) 5,200円/小人(4才~中学生) 3,200円
[通常便]大人(高校生以上)2,050円/小人(4才~中学生)1,030円
「海風の国」佐世保と小値賀を深く知るためには、ガイドの詳しい案内を聞きながら各所を巡るのがおすすめです。バスや遊覧船に乗って、佐世保と小値賀の歴史や、美しい景観をじっくり体験してみましょう。
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SASEBOクルーズバス海風(うみかぜ) - 豪華なオリジナルバスで港まち佐世保の代表的なスポットや、西海国立公園九十九島を巡るバスツアー。海軍さんの港まちの足跡をたどりながら、市街地と九十九島を一望できる展望地「弓張岳」へむかうコース、九十九島八景のひとつ「展海峰(てんかいほう)」で九十九島の絶景が一望できるコース、限定日運行、海上自衛隊艦船見学付きのプレミアムコースなど選べる4コースがあります。
- 問い合わせ:0956-22-6630(佐世保観光情報センター)
料金:大人(中学生以上)1,800円/小人(小学生)900円
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SASEBO軍港クルーズ - 往時の「軍港」の歴史を今に伝える「港まち佐世保」。海軍工廠に由来する造船所「佐世保重工業(通称SSK)」や五島、西海、平戸の島々を航路で結び、様々な船舶が行き交う佐世保港を出発し、ガイドの案内を聞きながら各所を巡るクルーズです。アメリカ海軍や海上自衛隊の艦船、佐世保重工業ドック・クレーンなど、海から佐世保港を観ていただけます。
- 問い合わせ:0956-22-6630(佐世保観光情報センター)
料金:大人(中学生以上)2,000円/小人(小学生)1,000円
身体障害者割引:大人(中学生以上)1,000円/小人(小学生)500円
※2017年12月30日(土)~2018年2月25日(日)は冬季運休。
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小値賀島ガイドツアー - 日本の西、東シナ海に浮かぶ五島列島。その北端に位置するのが小値賀島です。火山でできた小値賀島は、その独特の景観美から、島全体が西海国立公園に指定されています。「小値賀島ガイドツアー」では、小値賀島内の景勝地や歴史のポイント等を巡りながら、景観や歴史についてガイドの方から話を聞くことができます。
- 問い合わせ:0959-56-2646(おぢかアイランドツーリズム)
料金:大人(中学生以上)4,000円/小人(小学生)2,000円
独特な環境と歴史に育まれた佐世保独自の絶品グルメ。秋冬のあったか港まちグルメと、九十九島がもたらす味わい深い旬の海産物を堪能しましょう。
- 海軍さんのビーフシチュー
- 東郷平八郎が日本に伝えたというビーフシチュー。佐世保では明治時代の海軍レシピ本をもとに各店がアレンジを加え、味もベースもさまざまに工夫された「海軍さんのビーフシチュー」として楽しめます。
- レモンステーキ
- 食べやすい薄切りの牛肉と、しょう油ベースでレモン果汁たっぷりの爽やかなソースが特徴。熱々の鉄板の上で、ジュージュー音を立てて運ばれてきます。余ったソースをご飯に絡めて食べるのが佐世保流。
- 海軍さんの入港ぜんざい
- 日本海軍時代、母港に帰港する前夜に無事に帰還できたお祝いの意を込めて船中で振る舞われていた「ぜんざい」。その習慣は現在の海上自衛隊にも受け継がれています。各店それぞれに個性があり、甘さもさまざまです。
- 九十九島かき
- 九十九島かきは、入り組む海岸線に迫る山々、洋上の島々から養分をたっぷり吸収。小粒で食べやすく、殻いっぱいに身がつまり、プリッとした食感と濃厚な味わいが特徴です。
- 九十九島とらふぐ
- 養殖とらふぐの生産量が日本一の長崎県。九十九島とらふぐは風味と身の締まりをよくするため、佐世保産の早摘みみかんを加えた特別飼料で育てられます。特有の歯ごたえが絶品です。
- 長崎ハーブさば
- 4種のハーブを配合したエサで、風味豊かな味を引き出したのが、長崎ハーブさば。青魚特有のクセがなく食べやすいと好評です。刺身は臭みがまったくなく、甘みが口の中に広がります。
佐世保・小値賀では、地元を体感できるイベントが数多く催されます。YOSAKOIさせぼ祭りを始め、さまざまなイベントが開催されるこのタイミングに、是非足を伸ばしてみて。
- 東京都の渋谷ヒカリエで開催された「みかわち焼展」でも人気を集めた豆皿500種類が勢揃い。伝統的な唐子(からこ)や花柄から現代的な絵柄まで見るだけでも楽しい展覧会です。気に入った豆皿は購入もできます。
開催日:2017年10月1日(日)~2018年3月31日(土)
会場:三川内焼伝統産業会館
問い合わせ:0956-30-8080(三川内焼伝統産業会館)
- 九州ではもっとも大きなよさこい祭りのひとつで、佐世保の一大行事でもあります。熱気あふれるYOSAKOIの演舞が一番の魅力。メイン会場の名切グラウンド(名切お祭り広場)をはじめ、佐世保市内13会場(予定)で約200チームの演舞が楽しめます。老若男女とわず、音楽に合わせて鳴子をならしながら力強く踊る姿は、圧巻です。
開催日:2017年10月20日(金)~22日(日)(20日は前夜祭)
会場:長崎県佐世保市街地一帯
問い合わせ:0956-33-4351
(YOSAKOIさせぼ祭り実行委員会事務局)
- 地元佐世保の農水産加工品・地酒・銘菓などの特産品をお得に購入できる大物産展です。「かっちぇて」とは方言で「仲間に入れて」という意味。SASEBOグッズがもらえるクイズラリーや、地元のよかもんが当たるステージイベントもあります。「よかもん、うまかもん」を一堂に集めたフェアで、もっと佐世保のことを知れるはず。
開催日:2017年10月28日(土)~29日(日)
会場:島瀬公園(長崎県佐世保市島瀬町)
問い合わせ:0956-30-7744 (佐世保物産振興協会)
- 島瀬公園をメイン会場に、中心商店街の公園や街路、アーケード街がイルミネーションに彩られる、佐世保の冬の風物詩です。土日祝日を中心に、「きらきらチャリティ大パーティ」や「クリスマスマルクト(市場)」、「クリスマスの佐世保に雪が降る」、「きらきらウェディング」など、賑やかな催しも開催されます。
開催日:2017年11月16日(木)~12月25日(月)
会場:島瀬公園・佐世保公園他
問い合わせ:0956-24-4411
(きらきらフェスティバル実行委員会)
- 毎年11月下旬に開催されている、小値賀町恒例のイベント。小値賀町の農水産物の展示販売や、加工品の販売が行われます。日用品バザーや飲食コーナーが設けられる他、小値賀町が誇るゆるキャラ「ちかまるくん」や「自然児戦隊☆おぢか島ん」によるヒーローショーなど、お子さんも喜びそうな催しものも。
開催日:2017年11月26日(日)
会場:小値賀町総合体育館(北松浦郡小値賀町前方郷)
問い合わせ:0959-56-3111
(ふるさと産業まつり&ふれあい広場実行委員会事務局)
- 飛行機でのアクセス
- 東京(羽田) ⇔ 長崎空港 約95分
名古屋(中部) ⇔ 長崎空港 約80分
大阪(伊丹) ⇔ 長崎空港 約65分
神戸 ⇔ 長崎空港 約70分
※長崎空港から佐世保駅(西肥バスセンター)までバスで約90分、佐世保駅みなと口まで乗合ジャンボタクシーで約55分 - 自動車でのアクセス
- 福岡 → 九州自動車道 → (鳥栖JCT)長崎自動車道 → (武雄JCT)西九州自動車道 → 佐世保みなとIC(約1時間30分)
佐賀 → 九州自動車道 → (鳥栖JCT)長崎自動車道 →(武雄JCT)西九州自動車道 → 佐世保みなとIC(約1時間) - 電車でのアクセス
- 福岡(博多駅) → 特急みどり → 佐世保駅(約1時間50分)
長崎(長崎駅) → 快速シーサイドライナー →佐世保駅(約1時間40分) - ※小値賀島へは、佐世保港からフェリーなるしおで3時間または高速船シークィーンで1時間半、福岡県・博多港からフェリー太古で約5時間