鳴子は、九州の「明鳥」東京の「浅草」とならぶ日本三大草相撲の地。温泉街にある温泉神社には、1189年源頼朝の平泉征討の戦勝祈願の礼として相撲が奉納された記録が残されています。
元横綱吉葉山（後の宮城野部屋親方）や歴代の横綱、名力士も鳴子の土俵で相撲を興じた、相撲とゆかりの深い土地です。
東日本大震災の折り、甚大な被害を受けた沿岸部の約10万泊人の方々が被害が少なかった鳴子に二次避難先として身を寄せていました。
横綱白鵬関で知られる宮城野部屋が慰問で訪れた際、「宮城野部屋特製ちゃんこ」を振る舞ったところ、「こんなに美味しい鍋料理を食べたことがない、心が温まる味がする」と笑顔を咲かせました。
その後、宮城野部屋の横綱白鵬関に大崎市の宝(観光)大使を引き受けていただいた際、宮城野親方から「宮城野部屋直伝のちゃんこで訪れた方々の心を温めては」との提案をいただいて、宮城野部屋直伝「なる子ちゃんこ鍋」ができあがりました。
温かい心の交流で、人々に元気と勇気を与えた「宝めし」。ぜひお試しあれ！
「ちゃんこ」とは、もともと相撲部屋の力士が作る料理全般のこと。宮城野部屋直伝の「なる子ちゃんこ鍋」提供店には宮城野部屋の認定証があり、各宿が趣向を凝らしています。
心も体もあたたまる人々を笑顔にするちゃんこ鍋、あなたはどれにしますか？
