平松礼二画伯のアトリエを見学万葉集にも詠まれた温泉として、芸術家や文豪たちから愛されてきた湯河原。由緒あるこの地に開館した「町立湯河原美術館」は、世界的に活躍する日本画家の平松礼二画伯の作品や湯河原に所縁の深い画家の作品などを展示しており、平松画伯のアトリエも一般公開しています。
足湯もあるテラス席が人気美術鑑賞を楽しんだ後は、1階のミュージアムカフェ「and garden」でひと休み。このカフェは、とうふ・生ゆば専門店「湯河原十二庵」がプロデュース。秘伝豆のソフトクリーム(350円)や秘伝豆の濃厚ソイラテ(600円)、豆乳スープを中心としたランチなど、体にも優しいメニューが味わえます。カフェや庭園は観覧券なしで利用可能です。
庭園に面したオープンテラスは、おいしい空気を吸いながらリラックスできる癒し空間。庭園側からも入店できますので、ベビーカーやワンちゃん連れの方もOK。湯河原の温泉を利用した無料の足湯も用意されています。
MUSEUM CAFE and
garden
TEL/0465-63-8686
営業時間/10:00~16:30(L.O.16:00)
定休日/美術館の休館日と同じ
- 日本画家の平松礼二画伯に、アトリエを作られた経緯や湯河原の魅力について、お話を伺いました。
- --湯河原にアトリエを作られた、そのきっかけを教えてください。
- 2002年に湯河原ゆかりの美術館(当時の名称)で企画展「日本画・革新への潮流 平松礼二展」が開催されました。それを機会に足を運ぶうち、湯河原の歴史ロマン、海・山・水・湯の大自然に魅了され、足繁く通いスケッチに没頭しました。そのうち、この町に日本の美とこころを日本画で描き残そうと考えました。町の協力もあって見える日本画アトリエを続けています。
- --「湯河原十景」をはじめ湯河原町を題材にした数多くの作品を描かれている平松先生にとって、特に「湯河原」とはどのような場所でしょうか。
- 歴史ロマンと海・山・水・湯が一体となった自然郷は、日本人の心のふるさとです。日本のふるさとの原景がここにあると思い描き残したいのです。ここでは、心を癒す・思索する・創造する・自然と共生するなど、人間の一番大切な栄養素がいっぱいあります。心の宝石箱です。
- --平松先生ご自身によるアトリエ案内やアトリエ自体の公開など、積極的に取り組んでいらっしゃいますが、アトリエを訪れる一般の親子やお子さまにどのように楽しんでいただきたいでしょうか。
- 絵画には一般的に西洋画と日本画があります。西洋画は十分普及していますが、日本画は制作過程が複雑で、特殊なジャンルに見られがちです。思い切って日本画の魅力を、題材・画材・技法とその歴史を公開することで、もっと馴染みやすくなるようにと実践公開しています。来場者からはその都度質問が相次ぎ、楽しんでいただいています。
町立湯河原美術館
住所/神奈川県足柄下郡湯河原町宮上623-1
TEL/0465-63-7788
開館時間/9:00~16:30(入館は16:00まで)
※平松礼二公開アトリエ9:30~15:30(作品製作中など見学不可の場合あり)
アクセス/JR湯河原駅より「奥湯河原」「不動前」行きバス約12分。「美術館前」下車すぐ
家族みんながアーティスト!「体験陶芸ごえんず」は絵付けや、手びねりの陶芸体験ができる人気の施設です。手びねりは電動ロクロではなく手回しロクロを使うので、子どもでも比較的簡単に作れるのが魅力。初めて陶芸に挑戦する人でも、お皿や湯のみなどが作れます。
「赤土をギュッギュってして、コロコロしたのが楽しかった。」と子どもたち。「小学校1年生の子どもでも、こんなに立派なお皿を作れるなんて驚きました。子どもは楽しく、大人はレベルの高い作品づくりを楽しめる。三世代の家族全員が夢中になれる体験ってなかなかないですよね。」とお父さん。体験後「完成したコップでおいしいビールを飲むのが楽しみです。リフレッシュできました。」とおじいさん。良い想い出が作れたようです。
体験陶芸ごえんず
住所/神奈川県足柄下郡湯河原吉浜1847-40
TEL/0465-87-5939
受付時間/10:00~18:00
料金/手びねりコース体験料 4,000円/1人(2作品製作希望+1,000円)+送料700円~
絵付けコース体験料 2,000円/1人(2作品製作希望+1,000円)+送料700円~
アクセス/JR湯河原駅からバスで約7分(真鶴駅行き)、「白沼田」下車徒歩約1分
JR湯河原駅よりタクシーで約7分
楽しくおいしい想い出づくり「和菓子処 味楽庵」は湯河原名物の「みかん最中」や「きびもち」など職人の手作り和菓子を販売しているお店。店舗内では和菓子作り体験も行っており、職人さんから直接教えてもらえます。子どもでも簡単に美しい季節の和菓子が作れます。
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和菓子作りは難しいと思われがちですが、誰でも作れるようにアレンジしたものを、ベテランの和菓子職人さんが分かりやすく教えてくれます。体験した和菓子は「すずらん」と「バラの花」。毎月、体験内容が変わるのでいつ行っても新鮮な気持ちで取り組めます。
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本来、和菓子は専用の道具を使って作りますが、自宅でも再現できるように、ストローやスプーン、竹串などを使って和菓子の作り方を教えてくれます。時々、「お父さん、上手!」、「ここはこうしたら?」と会話しながらも、作業に夢中。
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1時間ほどで見事な「すずらん」と「バラの花」の和菓子が完成!作った和菓子は持ち帰ることも、その場でお茶と一緒に食べることもできます。自分で作った和菓子の味は格別。「おいしいね」と言いながら、笑みがこぼれます。
「子どもでもこんなに細かい作業もできて、ちゃんと本格的な和菓子が作れるなんて思ってもいませんでした」とお父さん。「難しかったけれど、バラの花が上手に作れて楽しかったです」「次は7月に七夕の和菓子を作ってみたいな」と子どもたち。何度も作りたいと思うほど気に入ったそう。達成感のある体験をした上に、おいしいものまで食べられる「和菓子づくり体験」は、ご家族を幸せな気分にしてくれるようです。
和菓子処 味楽庵
住所/神奈川県足柄下郡河原町宮上230
TEL/0465-62-5577
営業時間/8:30~18:00
和菓子作り体験/第1回AM10:30~11:30、第2回14:00~15:00(火曜日を除く)
定休日/元旦、年3回休みあり
アクセス/JR湯河原駅よりバスで約5分(「奥湯河原」「不動滝」行き)、「宮上会館」下車 徒歩1分
和菓子作り体験料/1,300円(税別)、 HPまたは電話にて予約受付
ちぼり(TIVOLI)
湯河原スイーツファクトリー五感で楽しむスイーツファクトリーをコンセプトに、子どもから大人まで楽しめるお菓子作り体験を行っています。コースは、クッキーにシュガーペンでお絵かきができる「ちぼりお絵かきクッキーコース」と、季節に合わせた模様のアイシングクッキーをつくる「ちぼりマイスターコース(月・金のみ)」の2種類。1か月前から前日までに電話や店頭での予約が必要です。
2階の「ミニ工場見学コース」では、工場見学窓からお菓子の製造風景を間近で見学できます。予約不要で入場無料。エレベーターもありますので、小さなお子さん連れのご家族でもベビーカーのままでミニ工場の見学が可能です。他にも館内には、ベビールームやキッズスペースも用意されています。
ちぼり 湯河原スイーツファクトリー
住所/神奈川県足柄下郡湯河原町土肥1-15-4
TEL/0465-63-0404
営業時間/10:00~18:00
定休日/年末年始、年間数日のメンテナンス日
体験/「ちぼりお絵かきクッキーコース」45分間、900円、3歳以上、月・金・土日祝開催
「ちぼりマイスターコース」90分間、1,600円、10歳以上、月・金のみ開催
アクセス/JR湯河原駅より徒歩約3分
※食事や部屋の写真は一例です。あらかじめご了承ください。
※販売する商品は予告なく変更する場合がございます。あらかじめご了承ください。
※「宿クーポン」は、各宿泊施設がオリジナルでご用意している割引クーポンです。
※「宿クーポン」ボタンは、2019年6月3日(月)時点で、各宿泊施設の発行状況をもとに設置しております。予約時点で宿クーポンが終了している場合がございますので、予めご了承ください。
※予約一件につき利用できるクーポンは1枚のみです。お手持ちのクーポンは併用できませんので予めご了承ください。
- 新幹線を利用
東京 → 新幹線(こだま 約40分) → 小田原 → 東海道本線(約17分) → 湯河原
東京 → 新幹線(こだま 約50分) → 熱海 → 東海道本線(約6分) → 湯河原
名古屋 → 新幹線(ひかり 約1時間25分) → 熱海 → 東海道本線(約6分) → 湯河原
新大阪 → 新幹線(ひかり 約2時間30分) → 熱海 → 東海道本線(約6分) → 湯河原
新幹線を利用 東京 → 特急踊り子号(約1時間15分) → 湯河原
東京 → 快速アクティー(約1時間25分) → 湯河原
新宿 → 小田急ロマンスカー(約1時間20分) → 小田原 → 東海道本線(約17分) → 湯河原 - 東京より 東京-湯河原 約2時間(東名厚木IC・小田原厚木道路経由) 名古屋より 名古屋-湯河原 約5時間(沼津IC・熱函道路経由)