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Enjoy Your Life ! 農泊 ワーケーション&マイクロツーリズムを楽しもう!

Recommend マイクロツーリズム

日本で唯一2つの海を持つまちで、
暮らすように過ごす旅
北海道八雲町

日本海と太平洋を望むことができるまち・八雲町。(出典:八雲町ホームページ)豊かな海山川からの自然、そしてそれを活用した一次産業の農業・畑作・漁業、そして開拓の歴史や文化など「田舎」の良いところ全てが揃っています。この町では、ゆっくりと過ごすことで見えてくる新しい旅があります。都会の喧噪から離れて、「田舎」を暮らすように、この地域の新たな魅力を再発見していきましょう。

近場の魅力再発見

地元の人たちとの交流が図れることは、普通の観光旅行とは違ったまちの魅力を知ることができます。このエリアの新しい魅力は、この町の地のモノや自然を感じられる様々な体験プログラム。一次産業がまちの根幹を担う八雲町で、農漁業などの体験を通じて地元の方とふれあうことで、八雲町の美味しいもの、素晴らしい景色、何ものにも代えがたい体験をして魅力を発見してください。

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1日目 Day 1

まずは八雲町を知ること。歴史を学びながらまち巡り八雲町木彫り熊資料館・八雲町立資料館
(木彫り熊・歴史文化見学)

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新しい発見をするためにも、まずは、地元の歴史を学ぶことが大事です。八雲町の歴史を知るには「八雲町木彫り熊資料館」と「八雲町立郷土資料館」に立ち寄りましょう。北海道の地名はアイヌ語に由来するものが多いのですが、八雲町は違います。また、北海道の観光土産として知られている木彫り熊の発祥は八雲町なのです。そこには、北海道の開拓の歴史と深く根付いています。その歴史を紐解くことで、これまでと違った旅が始まるはずです。

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説明をしてくださったのは学芸員の大谷茂之さん。「八雲町が北海道木彫り熊の発祥の地です。旭川は八雲町が始めてから2年後に木彫り熊を始めました。元々は農村の生活の貧しさを救いたいという尾張徳川義親公の発案です。冬期間の農民の副業として推奨したのです」と大谷さん。八雲の木彫り熊の特徴を教えてもらうと「細かい毛立てを行う『毛彫り』ともう一つはカットした面で表現する『面彫り』の2つですね」とのこと。一体一体の木彫り熊の表情が違うので、よくよく見ていくと、非常に趣があって、今まで気づかなかった魅力が発見できます。

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木彫り熊資料館と繋がっている郷土資料館には開拓の歴史を物語るものが展示されています。「八雲町の開拓が北海道の他のエリアと違うのは、官費に依らない民間資本によることだったことです」と大谷さん。八雲は旧尾張藩士族の集団移住により本格的に開拓されました。明治維新によって失職した旧家臣団を憂い、尾張徳川家第17代当主徳川義勝は、徳川家が150万坪の土地を無償で払い下げました。その代わりに開拓にかかる費用はすべて徳川家が負担するというものだったそうです。そしてこの八雲の名称は、この徳川義勝の意向によって命名されました。

体験ポイント

館内には八雲町の歴史を知る貴重なものが展示されています。北海道のお土産の代表格の「木彫り熊」が八雲町発祥というのも驚きですが、開拓の歴史が他のエリアと違うことも、はじめて知りました。歴史好きには新しい魅力を感じられる場所です。

施設概要

住所 北海道二海郡八雲町末広町154
交通 八雲駅から車で約5分
入館時間 9:00~16:30
休館日 月曜、祝日、12/29~1/5
宿泊予約はこちら
徒歩で約1分

四季折々の景観を楽しめる町民憩いの庭梅村庭園(庭園)

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愛知県より八雲へ移住してきた梅村多十郎氏の屋敷の庭として造園された庭園です。八雲町指定文化財として指定され、2001年梅村家の好意により町が譲り受けました。園内にはいろいろな種類のツツジのほか、アカマツ、サクラ、モミジ、イチイ等の樹木が植えられて四季折々の庭園の表情を楽しめます。あまり知られていませんが、池泉回遊式の庭園の中心の池は湧き水で満たされ、1年中枯れることはありません。

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離れからのモミジが内観の雰囲気と調和して素晴らしい景色が見えます。6月にはツツジ、秋はモミジと四季折々の景観を楽しめますが、ここの魅力は、ふすまや欄間の模様や窓越しに見える景色です。撮影する角度や季節によって、鮮やかな写真が撮影されるのは、あまり知られていないかもしれませんね。

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池には鯉が泳いでいます。鯉へのエサやりも無料で体験できます。「冬はどうするのですか?」と聞くと、「なにもしませんよ。冬の間もたくましく生き抜いて、春になったら元気に泳いでいます」と大谷さんが教えてくれました。

体験ポイント

庭園内は自由に散策ができます。町の人たちがゆっくりおしゃべりを楽しみ、散策もしているので、地元の人との交流ができる場所でもあります。庭園見学の休憩施設「梅雲亭」では、旧梅村邸の欄間や座敷飾りなどを建物内部から見ることができ、北海道にもあまりない庭園として価値があります。

施設概要

住所 北海道二海郡八雲町末広町151-1
交通 八雲駅から車で約5分
閉館時間 9:00〜17:00【5/1~10/31】、10:00~16:30【11/1~4/30】
休館日 月曜(月曜祝日の場合は翌日)【5/1~10/31】、月曜・祝日【11/1~4/30】、12/29~翌3/31【冬季休館】
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車で3分

湯船型のスペースで八雲の食材をランチRESTAURANT SENTŌ(レストラン)

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ランチは、今回宿泊する「Yakumo Village SENTŌ」内の「RESTAURANT SENTŌ」にて。この場所、20年前まで銭湯として利用されており、昔の名残のまま、リノベーション。湯船の中にテーブルを設置するなどその当時を彷彿とさせる造りになっており、旅行者や近くの人たちにもまだまだ知られていない隠れたスポットです。

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八雲の食材をふんだんに使った料理を楽しめるこのレストランのおすすめは、八雲産の豚肉と八雲岡田牧場の卵を使用した、本ロースカツ丼950円。ロース肉3切れと思う無かれ、この卵の下にもびっしりロースカツが敷き詰められていて、お腹も心も大満足です。

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八雲町・松永農場の白い黄身の卵「遊楽卵」を使用した白いオムライス900円は一番の人気メニューです。ふわふわトロトロのオムライスをぜひ味わってみてください。

体験ポイント

その土地で育てた食べ物はその土地でいただくのが一番美味しい、まさに地産地消を体感できるレストランです。八雲町のネギを使用した「ネギ丼」や八雲町の牧草だけを食べて育った牛肉を使用した「ガパオライス」など「メイドイン八雲」も食べて体感してください。

施設概要

住所 北海道二海郡八雲町末広町30
交通 八雲駅から徒歩で約5分
営業時間 11:00~18:00(火曜~日曜)、18:00~22:00(金曜日)
定休日 月曜
 
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車で10分

まさかのシーンに遭遇!和牛のお世話体験北村牧場(黒毛和牛のお世話体験)

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地元の旅だからこそ、じっくりと体験を楽しみたい。ぴったりなのが「和牛のお世話体験」。受け入れ先である北村牧場は、代々酪農家ではなく新規就農をして9年目の北村卓馬さんがはじめた牧場で、250〜260頭の黒毛和牛を育てています。生後10カ月まで育てて、肥育農家へ素牛として出荷します。販売された素牛の中にはブランド牛として販売されることもあるのです。そんな牧場で、普段は見るだけの牛のお世話を体験します。

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まずは、エサやり。おそるおそる牛にエサをあげますが、徐々に慣れてくると、エサを与えるだけで、「もっとちょうだい!」とエサの入ったボウルが牛たちに奪われそうで、大きな牛たちの力を感じます。

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和牛のお世話ということだけでも体験したことはあまりないですが、時にはめったに見ることができないシーンに出会えることも。取材時に、「この子、もうすぐお産なんですよ」と牧場主が話してくれたお母さん牛。「出産シーンはまさか見られないだろう」と思っていたら、突然お母さん牛の出産が始まりました。呆然としている間に、目の前であっという間に雄の子牛を取り上げました。出産に疲れ切り、お乳をあげる余裕も子牛の体を舐めてあげることもしない場合、牧場主が初乳として人口ミルクを与えます。タイミングが合えば、生命の誕生という非常に貴重な場面に出会えるかもしれません。

体験ポイント

八雲町の基幹産業となっている酪農業。見るだけで終わらず、実際に牛舎の掃除やエサやりを体験してみると、牛たちもそれぞれ個性があったり、直に触れないと分からない酪農の魅力を再発見できます。

施設概要

住所 北海道二海郡八雲町熱田
交通 八雲駅から車で約10分
営業時間 要予約
※体験の予約は「Yakumo Village SENTŌ」(電話番号:0137-66-5526)へ。体験日時は応相談
 
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車で10分

生まれ育った故郷へ戻ってくる奇跡!遊楽部川(鮭の遡上めぐり)

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鮭の遡上は、地元の人も時期を逃すとみられない、秋の風物詩。八雲町を流れる遊楽部川は、秋には10万匹もの鮭が遡上し、自然産卵をする貴重な場所です。国道277号線と道道八雲北檜山千にある「清流立岩橋」は別名「サケ見橋」として欄干が整備されており、鮭の遡上を肉眼でもはっきりと見ることができます。

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(画像提供:Yakumo Village SENTŌ)

上流の建岩橋や大富橋では、鮭の遡上のほか、産卵後の鮭が見られるかもしれません。産卵を終えた鮭はそこで一生を終えます。産卵後の鮭は「ホッチャレ」と呼ばれます。これは、産卵後の鮭は脂が抜けてしまって味が落ちるので誰も獲らずに「放っておく」ということから生まれた言葉だという説があります。鮭の遡上を狙い、国の天然記念物でもあるオオワシやオジロワシも多数飛来するのもこの時期です。

体験ポイント

鮭が自然産卵をする貴重な場所で遡上を目の当たりにできます。また、その時期の鮭を狙うオオワシなども見られることもあります。大自然の壮大な連鎖をこの場所で感じることができるのは、これまであまり気づかなかった自然体験です。

施設概要

住所 北海道二海郡八雲町
交通 八雲駅から車で約10分
宿泊予約はこちら
車で10分

八雲のあらたな魅力を発信するゲストハウスYakumo Village SENTŌ(宿泊)

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ゲストハウスとレストランを兼ねているこちらは、レストラン部分が20年前までは銭湯だった建物を、ゲストハウス部分が銭湯の大家さんの暮らしていた築100年以上前の民家をリノベーションした施設となっています。八雲町の農漁業などの体験を通じて地元の人と交流を図る様々なプログラムが用意されている「八雲体験プログラム」の窓口となっていることもあり、オーナーや宿泊者同士が、この地域で体験したこと、できることで、話が弾むゲストハウスとなっています。この場所で、知らなかった情報をあらたに聞いてみるのもいいでしょう。

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「ただいま!」と言いそうになってしまうゲストハウスの供用部分。ここでテレビを見たり、本を読んでくつろいだり、他の宿泊者とおしゃべりをしたりなど過ごすことができます。冷蔵庫や電子レンジ、コンロも完備されているので簡易的な調理もここでできます。

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畳敷きの和の雰囲気が感じられるドミトリータイプのお部屋には4人が宿泊可能です。このほか個室も用意しています。ここを拠点に町歩きをしたり八雲体験プログラムに参加したり、八雲発見の拠点となっています。

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夕食は昼食をいただいた「RESTAURANT SENTŌ」にて。地元の食材がふんだんに使われたボリューム満点のコースです。前浜で獲れた魚介類や野菜などを使ったメニューが楽しめます。地元のビールと一緒に合わせていただきましょう。

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食事と合わせて楽しみたいのが、フルーティな地ビール「熊石伝説」。八雲町熊石地区で取水されている「熊石海洋深層水」を原水として仕込み水に使用して作られています。熱処理をしていないのでビール酵母がそのまま生きています。新鮮な魚介類と一緒に美味しくいただきましょう。八雲町情報交流物産館「丘の駅」で手に入れることができます。

体験ポイント

客室は男女混合ドミトリータイプ、女性専用ドミトリータイプ、個室を用意。「八雲体験プログラム」は様々なものを用意してくれているので、八雲の町歩きをしながら、体験プログラムを行うなどスケジュールなども柔軟に対応してくれます。

施設概要

住所 北海道二海郡八雲町末広町30
交通 八雲駅から徒歩で約5分
チェックイン 15:00~22:00
チェックアウト 10:00
料金 ドミトリータイプ素泊まり1名3,000円、個室素泊まり1名4,000円
料金は2020年12月上旬時の料金となります。
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2日目 Day 2

ネギの美味しさにびっくり!
軟白ネギ収穫体験森岡農園(軟白ネギ収穫体験)

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2日目も、地元だからこそ知れる八雲町の農業と漁業の旅。まずは八雲町落部地区で新規就業した森岡大地さんが営む森岡農園で収穫体験。実家は函館ですが、代々続く土地が八雲町にあるということから、7年前に八雲町へ移住、5年前に独立。研修先の農家さんでメインに育てていた軟白ネギを育てています。「八雲町の気候は軟白ネギに適していています。冬メインに出荷しますよ」と森岡さん。実際に収穫体験をしてみました。

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まずは路地ネギを収穫体験。土の中に埋まっている部分が深く、しっかりと根を張っているので、収穫するのもかなりの力が必要です。名人は触っただけで、どれが太くて美味しいネギかがわかるそうです。

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ビニールハウス内で育てられている軟白ネギは、ネギの白い部分を遮光することによって白い部分を長くする栽培を行います。そのためやわらかく、甘みが強いネギとなります。路地ネギに比べ、細いのも一目瞭然です。体験して、話を聞くことであらためて地元の食材の違いがわかるものです。

マイクロツーリズムの体験ポイント

薬味の印象が強いネギでしたが、メインになり得るほどにその美味しさが際立つ軟白ネギ。それもそのはずで、とても手間ひまが掛かっていました。白い部分を長くするため、そして甘みとやわらかさを出すためにあえて遮光フィルムを掛ける、収穫は常に手作業など、ネギ収穫を体験してその苦労が理解できます。

施設概要

住所 北海道二海郡八雲町落部入沢
交通 八雲駅から車で約30分
営業時間 要予約
※体験の予約は「Yakumo Village SENTŌ」(電話番号:0137-66-5526)へ。体験日時は応相談
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車で5分

八雲の海辺で、地のモノのセリ見学落部漁協(セリ見学)

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森岡農園から車で約5分、落部漁協のセリを見学させてもらうことも、八雲体験プログラムで事前に予約をすれば、時期と時間によって体験できます。この日はカニやカレイ、ボラ、ホッケ、カジカなどが水揚げされていました。

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「これからの水産業はサービス業だと思っています」と、見学を案内してくれた舘岡さん。たくさん魚を獲って、利益度外視で売るのではなく、自分が獲った魚がその後どうなって、どのような評価を受けるのか、そうすると自分が獲った魚をより丁寧に扱うようになるし、それがまた高い評価を得ることとなり、ものの価値を高めるということに繋がると考えているとのこと。地元の人の思いに気づかされます。

体験ポイント

2つの海を持つ八雲町だからこそ、漁業がさかんなことは分かっているつもりでも、実際の漁業現場では、新しい価値を生み出そうと常に考えていて、この土地に住んでいる人の話を聞くことの面白さがこの見学にはあります。

施設概要

住所 北海道二海郡八雲町落部
交通 八雲駅から車で約30分
営業時間 要予約
※体験の予約は「Yakumo Village SENTŌ」(電話番号:0137-66-5526)へ。体験日時は応相談
宿泊予約はこちら
車で15分

八雲の秘湯盤石の湯(温泉)

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八雲には、あまり知られていない温泉があります。「八雲町の秘湯」ともいうべき、盤石岳の麓にある盤石の湯。収穫体験のできる森岡農園が代々持っていた土地で、現農園オーナーのおじいさまが温泉を掘り当てたそうです。「とても良い湯加減だからみんなに使ってもらいたい」とできたのがこの盤石の湯です。湯船も全て手作りで、屋根が付いた小屋のなかにあります。キャンプもできる場所で、利用者は無料で浸かることができます。

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温泉の外では川魚を釣ることもできます。「川魚は気温が下がると釣れなくなるので、温かい季節がオススメです。この場所での夏場のキャンプは最高ですよ」と地元の人が教えてくれました。

体験ポイント

まさに「秘湯」という名にふさわしい温泉です。決して大きくない温泉場で、見た目も秘湯感が漂います。ドアを開けると脱衣場があり、ノートが置いてありました。秘湯好きの方にはたまらない温泉です。

施設概要

住所 北海道二海郡八雲町落部上の湯
交通 八雲駅から車で約40分
営業時間 要予約
※体験の予約は「Yakumo Village SENTŌ」(電話番号:0137-66-5526)へ。体験日時は応相談
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車で15分

メイドイン八雲の食材でバーベキュー森岡農園(バーベキュー)

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予約必須ですが、とれたての軟白ネギを中心に、お肉をふんだんに使った贅沢なバーベキューランチが楽しめます。肉はもちろん、軟白ネギのしっかりとした味わいと甘さ、美味しさにあらためてびっくり。採れたての野菜を畑で味わう、なんとも贅沢なランチタイムをあじわえるのは、この地域ならではの体験です。自分が収穫体験した野菜も食べられるので、一層美味しく感じられました。

マイクロツーリズムの体験ポイント

収穫体験はもちろん、それをバーベキューでいただけるのはなんとも贅沢な体験プランです。森岡農園のネギはもちろんのこと、近郊の野菜をふんだんに使ったバーベキューを体験できます。

施設概要

住所 北海道二海郡八雲町落部入沢
交通 八雲駅から車で約30分
営業時間 要予約
※体験の予約は「Yakumo Village SENTŌ」(電話番号:0137-66-5526)へ。体験日時は応相談
宿泊予約はこちら
車で15分

八雲産の魚をもっと美味しく!干物作りにチャレンジ噴火湾鮮魚卸龍神丸(カレイの干物作り体験)

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最後は、地元食材を使った体験です。「Yakumo Village SENTŌ」の体験予約で、この地域で獲れたカレイを使った干物作りができます。まずは下処理を行っていくのですが、鱗、内臓を取り、血合いもキレイに洗うことが生臭さを取り除くことが重要とのこと。

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「干物とは漁師が獲ってきた魚を干し、売っていたものです。ただ、八雲町は晴れの日が少なく、天日干しにあまり向きません。そのためなんとか良い方法はないかと思い、『灰干し』のように浸透圧で水分を抜く仕組みを参考にしました。そのとき、八雲町で獲れるホタテの殻を粉砕し代用できないかと思いついたのです」とのこと。その名も「シェルパウダードライ製法」。まさに「干さない干物」です。できあがった干物は後日発送してもらえます。

体験ポイント

八雲町のホタテの貝殻を利用することで新しい価値を付加したカレイ干し体験はあまり知られていない珍しい方法。もともと宗八カレイの干物は淡泊で独特な風味がありますが、全体がとてもまろやかになっていおり、新しい味の発見があります。

施設概要

住所 北海道二海郡八雲町落部485-1
交通 八雲駅から車で約10分
営業時間 要予約
※体験の予約は「Yakumo Village SENTŌ」(電話番号:0137-66-5526)へ。体験日時は応相談
宿泊予約はこちら
営業時間等が変更になる場合があります。おでかけ前に必ず現地・施設へご確認ください。
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