- 戦国時代、『日本史』を記した宣教師ルイス・フロイスに
“日本最大の海賊”と言わしめた「村上海賊」。 村上海賊は、尾道・今治をつなぐ「芸予諸島」を本拠地として活動。
理不尽に船を襲い、金品を略奪する「海賊」(パイレーツ)とは対照的に、村上海賊は掟に従って航海の安全を保障、海の交易・流通の秩序を支える海上活動を生業としていました。
急流が渦巻く地形を巧みに活かして、中世の瀬戸内海航路を支配した村上海賊。
芸予諸島には、活動拠点として築いた海城群、寺社など数多くの史跡や文化の名残りが色濃く残っています。
- 日本遺産(Japan Heritage)に認定
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地域の歴史的魅力や特色を通じて 日本の文化・伝統を語るストーリーを「日本遺産」として文化庁が認定しています。
村上海賊は、2016年に 日本遺産に認定されました。
『日本最大の海賊』の本拠地・芸予諸島―よみがえる村上海賊『Murakami KAIZOKU』の記憶
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村田吉弘(菊乃井 主人)
京都(祇園の老舗料亭「菊乃井」)生まれ。立命館大学在学中、フランス料理修行のため渡仏。大学卒業後、名古屋の料亭「加茂免」で修行を積む。
1993年「株式会社菊の井代表取締役」に就任。
1976年、「菊乃井木屋町店」を開店。
2004年「赤坂菊乃井」を開店。自身のライフワークとして、「日本料理を正しく世界に発信する」「公利のために料理を作る」。また「機内食」(シンガポールエアライン)や「食育活動」医療機関や学校訪問・ 講師活動を通じて、「食の弱者」という問題を提起し解決策を図る活動も行う。
2012年「現代の名工」「京都府産業功労者」、2013年「京都府文化功労賞」、2014年「地域文化功労者(芸術文化)」を受賞。
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村田吉弘(菊乃井 主人)
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三國清三(オテル・ドゥ・ミクニ、オーナーシェフ)
1954年北海道増毛町生まれ。15 歳で料理人を志し、札幌グランドホテル、帝国ホテルにて修業。
1974年駐スイス日本大使館の料理長に就任。大使館勤務の傍ら、フレディ・ジラルデ氏に師事する。その後も、トロワグロ、オーベルジュ・ドゥ・リル、ロアジス、アラン・シャペル等の三つ星レストランで修業を重ねる。
1985年東京・四ツ谷にオテル・ドゥ・ミクニをオープン。
1999年料理人の育成や子どもの味覚教育等に取り組む組織、日本フランス料理技術組合を発足。
2007年厚生労働省より卓越した技能者「現代の名工」として表彰される。
2011年フランスヴェルサイユ宮殿にて、フランス料理がユネスコ世界無形文化遺産へ登録されたことを祝したガラ・ディナー「世紀の晩餐会」が開催され、料理をサポートするグランシェフの日本代表として参加。
2013年フランスの食文化への功績が認められフランソワ・ラブレー大学にて名誉博士号を授与される。
2015年フランス共和国よりレジオン・ドヌール勲章シュバリエを受勲。この勲章はナポレオン・ボナパルトにより1802年に創設されたフランスの最高勲章で、日本の料理人へは初めての授与。現在、子供の食育活動や、復興支援活動「子どもたちに笑顔を!」笑顔プロジェクトを継続している。
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三國清三(オテル・ドゥ・ミクニ、オーナーシェフ)
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- 村田吉弘氏 開発おこぜ茶漬け 高級魚おこぜをつかった贅沢な茶漬け。ご飯の上の「おこぜそぼろ」は、焼いたおこぜの身と実山椒をほぐし、入れ酒をして煎り上げたもの。「おこぜ茶だし」をかけていただきます。
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- 三國清三氏 開発鶏鍋の塩レモン味 チキンブイヨンに鶏もも肉と野菜のうま味がたっぷりのお鍋を1ヶ月熟成の「塩レモン」で仕上げてます。グリーンレモンの酸味が鍋によく合い、爽やかな香りが食欲をそそります。
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- 三國清三氏 開発玉子グリーンレモン 国内産の希少種「グリーンレモン」を美味しいおやつに。溶き卵とバター&グラニュー糖にグリーンレモンをたっぷり使用したクリームは、クラッカーとベストマッチ。
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- 三國清三氏 開発グリーンレモンティー 香り高い生のグリーンレモンをはちみつと一緒に煮出しています。すりおろした生姜も加わり、ほっとする美味しさ。体があたたまり、旅の疲れもほぐれそう。
急流体験(急流観潮船)
- 体験
日本三大急潮のひとつ「来島海峡」の潮流を間近で体験!世界初の三連吊橋「来島海峡大橋」や、日本一の海事都市「今治」の象徴である造船所群を海上から見学。村上海賊の拠城跡「来島」や、明治時代に建てられた芸予要塞の砲台跡が残る「小島」など、見どころ満載の体験型クルーズです。
- 愛媛県今治市吉海町名4520-2
営業時間:9:00~16:00頃
定休日:元旦 ※12月~2月は団体予約(5名様以上)のみ運行
お問い合わせ:0897-84-3710
潮流体験(能島水軍 潮流体験船)
- 体験
能島村上海賊の本拠地「能島」は天然の要塞といわれ、島の周囲の最大10ノット(時速約18km)にもなる激しい潮流。観光船に乗って迫力ある潮流が体験できます。乗場前に、村上水軍博物館があるので見学してから乗船すると、より一層深い歴史を体感することができるでしょう。
- 愛媛県今治市宮窪町宮窪1293-2(村上水軍博物館前)
営業時間:9:00~16:00 (2名様から運航)
定休日:月曜日(祝日の場合は翌日)
お問い合わせ:0897-86-3323
村上水軍博物館
- 見学
能島村上家伝来の貴重な品々の展示、鎧や小袖の着付け体験など、大人も子どもも楽しめる水軍博物館。能島村上海賊の活躍を古文書や復元品を通して紹介するだけでなく、最新の発掘成果や研究成果も随時紹介しています。
- 愛媛県今治市宮窪町宮窪1285
営業時間:午前9:00~17:00 (入館は16:30まで)
定休日:月曜日(祝日の場合は翌日)、12/29~1/3
お問い合わせ:0897-74-1065
因島水軍城
- 見学
「村上海賊」の貴重な資料を展示した、日本で唯ーの水軍城。村上海賊の甲冑や太刀、城跡の出土品などを展示しています。城のふもとの「金蓮寺」には村上水軍代々の墓があるので、お城とあわせて巡るのもおすすめです。
- 広島県尾道市因島中庄町3228-2
営業時間:9:30~17:00 ※1/2、1/3は10:00~15:00
定休日:木曜日(祝日の場合は営業)、12/29~1/1
お問い合わせ:0845-24-0936
大山祇(おおやまづみ)神社
- 神社
大山積神を祭神とする、全国の山神社、三島神社の総本社であり、しまなみ海道でも有数の観光スポットです。村上海賊が氏神として崇めたとされ、使用されたとされる武具類が奉納されています。
- 愛媛県今治市大三島町宮浦3327
営業時間:参持自由(閉門は17:00)
定休日:無休
お問い合わせ:0897-82-0032
平山郁夫美術館
- 見学
瀬戸田町出身の日本画家・平山郁夫の子供時代の作品やシルクロードの大作などを展示。幼少年期や青年期の作品からは、故郷・生口島の風土がいかに画家の感性に影響を与えたか、いかにして画家になったかをうかがい知ることができます。本画と同じ大きさで作られる最終的な下絵(大下図)の展示も見ごたえがあります。
- 広島県尾道市瀬戸田町沢200-2
営業時間:9:00~17:00(入館は16:30まで)
定休日:無休
お問い合わせ:0845-27-3800
因島公園
- 絶景
因島の南に位置する天狗山(約207m)一帯が公園になっています。春は1000本もの桜、秋は紅葉を楽しむことができる場所で、ここから見る夕日は「因島八景」に選定されています。公園内には因島ゆかりの作家の句碑があり「つれしおの石ぶみ」や林芙美子「放浪記」の石碑など文学も楽しむことができます。
- 広島県尾道市因島土生町
定休日:無休
お問い合わせ:0845-26-6111(因島観光協会)
亀老山展望公園
- 絶景
大島の南端に位置する、標高約307.8mの亀老山にある展望公園。しまなみ海道随一の眺望といわれ、来島海峡大橋や瀬戸内海の島々を眺めることができます。天気の良い日は、西日本最高峰の石鎚山まで見渡すことができます。夕景も美しいので夕日が沈む前に訪れるのもおすすめです。
- 愛媛県今治市吉海町南浦487-4
定休日:無休
お問い合わせ:0897-84-2111(今治市役所 吉海支所 住民サービス課)