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鳥のさえずり、心地よい潮風、あざやかな草花……。
海や山に囲まれた三重県は、豊かな自然、古から続く歴史や伝統、
その土地で穫れた旬な味覚の数々に恵まれています。
ふと気が付けば五感が研ぎ澄まされ、ココロもカラダも満たされる旅へ。
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旅の最初は、“お伊勢さん”と親しまれている伊勢神宮がある三重県伊勢市へ。「赤福 五十鈴川店」では、夏期限定の「赤福氷」をいただくことができます(〜10月中旬頃まで)。
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抹茶蜜のかかったかき氷。昭和36年、二見浦で海水浴のお客様にと考案したのが始まりで、以後改良を加え現在の「赤福氷」となったそう。夏の涼を感じるのにぴったり!
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かき氷の中に入っているのは、冷たい氷になじむよう特製した餡と餅。ふんわり溶けていく氷になめらかで溶けにくい餡と冷たくても固くならないもっちもっちの餅がアクセントで美味しい!
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店頭では、お餅の上にこし餡をのせた餅菓子「赤福餅」がずらり!お土産の定番として人気です。
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伊勢と鳥羽を結ぶ、全長16.3kmのドライブウェイ「伊勢志摩スカイライン」をドライブ。山頂展望台にある「展望足湯」に浸かりながら、景色を楽しみます。
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伊勢志摩や伊勢湾の大パノラマが広がる展望台には、昔懐かしい形をしたポストがあり、「天空のポスト」と呼ばれています。
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散策路で見つけたハンモック。景色を見ながら思わずうとうとしてしまいそうな、心地よさ。
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ランチは、鳥羽市にあるタラサ志摩ホテル&リゾートへ。目の前には海が広がる自然豊かな環境で、本格的なタラソテラピー(海洋療法)を楽しむことができます。
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レストラン「ルミエール」のルミエールコースをオーダー。海を見ながらいただく、伊勢志摩の新鮮な魚介と有機野菜を使った彩り鮮やかなフランス料理に心が溶きほぐれていきます。
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館内には、草間彌生さんの代表作「南瓜」のオブジェをはじめ、奈良美智、村上隆、シャガール、アンディ・ウォーホルなどの現代アート作品が38点展示されています。
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まるで美術館のような館内に、時間が経つのを忘れてしまいそうでした。
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続いて、「鳥羽湾めぐりとイルカ島」のクルーズへ出発!鳥羽の名勝三ツ島をはじめとした美しい鳥羽湾を遊覧しながら、イルカ島へ向かいます。
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イルカ島で下船をしたら、リフトに乗って展望台へ。見下ろす海の青さと潮風が気持ちいい!
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イルカ島で下船し、アシカショーを見学。輪投げやボール遊びなど、コミカルな演技と仕草に癒されます。
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イルカの泳ぐプールでイルカのおでこをタッチ。大人しくてとってもいい子です。
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続いて、イルカのエサやりにも挑戦!お魚を口元に落としてあげるとパクリと上手に食べていました。
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この日宿泊したのは、志摩市にある「HOTEL NEMU」。伊勢志摩国立公園内にあり、森と海に囲まれた空間で自然の美しさを身近に感じることができます。
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夕食は、スタイリッシュな雰囲気の「レストラン里海」で和食懐石を。伊勢海老、鮑、松阪牛をはじめとする伊勢志摩の里海の素材を活かした繊細で華やかな料理を堪能しました。
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ナチュラルカラーを使用した広々とした部屋は、落ち着いた雰囲気。大きな窓から海と森を臨むことができます。
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恵みの湯には、天然温泉「潮騒の湯」とミキモト コスメティックスが共同開発した「真珠の湯」「合歓の木湯」があります。3種類の湯をめぐりながら、心身ともにリラックス。
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翌朝は鳥のさえずりとともに早起きして、広大な敷地内をお散歩。
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丘の上に建つ「ヨガテラス」で朝ヨガに参加。自然と一体になれるような贅沢なひとときに、心身ともにリフレッシュできました。
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続いて向かったのは、萬古焼(ばんこやき)の里である、四日市市の「光風窯陶芸倶楽部」へ。1日陶芸体験で気軽に陶芸を楽しむことができます。
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今回挑戦したのは、土をのばして板状にし、好きな模様をつけてお皿もしくは鉢を製作する「うつわコース」(要予約)。陶芸家の熊本栄司さんに指導してもらいながら、手を動かします。
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約30分ほどで世界に1つのうつわが完成!焼き上げたものを自宅に送ってくれます(6週間〜)。できあがりが楽しみです。
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ギャラリーには、オリジナリティあふれる陶芸作品が並びます。萬古焼きは、焼き方にも形にもとらわれない自由な発想から生まれた焼き物と言われるのも納得。
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ランチは、四日市名物のとんてきを食べに中華料理「一楽」へ。とんてきとは四日市市で古くから食されている料理で豚肉のステーキのことを言います。
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とんてきは、分厚い豚肉をにんにくと一緒に濃い目のたれでソテーし、たっぷりの千切りキャベツを添えるのが定番。ボリュームたっぷりに見えますが、割とあっさりとしているので女性でも完食!
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鈴鹿市で訪れたのは、開運みちびきの神様で知られる「猿田彦大神」を主神として祀る椿大神社(つばきおおかみやしろ)。縁結びや夫婦円満を願う女性から支持されています。
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「かなえ滝」の写真を携帯電話の待ち受けにすると、恋愛成就などの願いを叶えると云われています。
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猿田彦大神の妻神・天之鈿女命を主神として祀る別宮「椿岸神社」。芸道の祖神、鎮魂の神、夫婦円満、縁結びの神として、女性が多く参拝に訪れます。
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椿形の「椿恋みくじ」。開いたら元に戻せないほど、見事な折り方!相性のいい星座など具体的に記されています。なかにはチャームが入っているので、お守りにして。
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家庭円満を願うなら「夫婦守」を。白無垢&羽織のデザインがキュート!友人の結婚祝いにもぴったりです。
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参拝後は、境内にある茶室「鈴松庵」へ。この茶室と庭園は、松下幸之助氏が茶道の発展を祈念して椿大神社に寄進されたもので、鈴鹿の"鈴"と松下幸之助翁の"松"をもって鈴松庵と命名されました。
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風情ある景色を楽しみながら、お呈茶をいただきます。心地よい静けさに心がおだやかになりました。
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いなべ市の自然の中にある「Patisserie Cafe こんま亭」で、ひとやすみ。できる限りいなベ市の素材を使ったというスイーツは、地元の人がひっきりなしに買いに訪れます。
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ショーケースにはケーキや焼き菓子が並びます。カフェスペースもあり、出来たてのスイーツとともに挽きたてのコーヒーや紅茶・オーガニックハーブコーディアルなどをいただけます。
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パイで包んだシュークリーム「いなべの小キャベツ」は、外はサクサク、中はとろ〜り。みんなで仲良く取り分けて食べて欲しいという願いを込めた、大きいサイズ「いなべのキャベツ」もあります。
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大安町石榑産のかぶせ茶、大安町の産みたて赤卵、菰野町の低温殺菌牛乳を使った「いなべの茶っぷりん」。かぶせ茶のほろ苦さ、卵とミルクの風味が優しく口の中にひろがる、まろやかなおやつぷりんです。
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スタッフの方が持っているものは「いなべのキャベツ」(写真左)。1人用の「いなべの小キャベツ」(写真右)と比べると、ものすごい大きさ!地元の人たちの笑顔にあふれるお店で、ほっと一息つくことができました。
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旅の最後は、桑名市にある花のテーマパーク「なばなの里」へ。四季折々の花々に囲まれながら、のんびり散策することができます。
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地上45mの高さまで上昇し、雄大な風景を望むことができる移動式展望台「アイランド富士」。頂上では360度展望台自体が回転します。
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1年を通して楽しめるのは国内最大級のベゴニアガーデン。1万2千株の花々が咲き誇る様子は、まるで楽園のよう。
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9000平米の温室には、スタンドタイプ、ハンギングタイプなど様々な方法で展示されています。咲き誇る花々をバックにした記念撮影スペースやカフェスペースも。
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里内にはレストランも豊富。「長島ビール園」では、併設の醸造所で本場ドイツの味にこだわって作った出来たての地ビールをいただけます。
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地ビールを飲みながら、ココロとカラダが満たされた三重県の旅の思い出に酔いしれました。