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目の前に広がる鳥取砂丘。広大な砂漠。そして日本海、緑深き山。鳥取県全域に広がる自然は、まさに悠久の時を超えて保たれ続けた自然遺産そのもの。今回は、この大自然の中を駆け巡る旅に出かけます。
鳥取空港に到着してまず向かったのは、南北2.4km、東西16kmに広がる日本最大級といわれる、鳥取砂丘。真夏の強い日差しと、爽やかな海のコントラスト。
らくだを発見！らくだの背に乗って、雄大な砂丘を眺めるのも楽しみの一つ。
鳥取砂丘の後は、山陰海岸ジオパークへ。浦富海岸エリアでのシーカヤック体験に出発！
「千貫松島」という、トンネルのように穴が貫通した洞門の島や、陸に連なる島々「菜種五島」などを回ります。
浦富海岸のもう一つの楽しみ方は、「浦富海岸島めぐり遊覧船」に乗って島を巡ること。
エメラルドグリーンの海が真近で見られます。そよ風に吹かれながら、その海の美しさに目を奪われます。
お腹がすいて、昼食を食べに向かったのは、鳥取バーガーが有名だというイタリアンレストラン、「Bar passeggiata」。
注文したのは、鳥取バーガー。バーガーとサラダ、ドリンクセットで930円。妻木黒毛和牛A4ランクのお肉は、軟らかくジューシーで美味しかったです。
次に向かったのは、大自然に囲まれた標高1,709メートルを誇る大山。車で近づいて行くうちに、山の形がだんだんはっきり見えてきて、迫力を感じました。
車を走らせて約30分程で、「大山まきば、みるくの里」に到着。芝生が一面に広がり、のどかな雰囲気が漂います。
放し飼いになっている牛と触れ合うことができます。
近くにある、山岳信仰に帰依する修験道の修行道場として栄えた大山寺を訪れました。
階段を登ると、大山寺の本堂があり、重職の大館禅雄（オオダテゼンユウ）さんに出迎えて頂きました。
大山のおいしい地ビールを提供するレストラン、「ビアホフガンバリハウス」へ。こちらは、2011年にイギリスのビアコンペティションでNo.1を受賞した、ヴァイツェン。フルーティな香りが特徴です。
宿泊は、皆生温泉で。マリンブルーの海と白色の砂浜がロマンチックな雰囲気を出しています。
翌朝は、「ゲゲゲの鬼太郎」で有名な、水木しげるロードへ。境港は、水木先生が15歳まで過ごしたというふるさと。
街を歩いていると、妖怪にばったり。鬼太郎がこっちを向いて、ポーズをしてくれました。
街中にはスタンプラリーができる場所も設けられています。
「鬼太郎」とハイチーズ！鬼太郎だけでなく、ねずみ男や目玉おやじ、猫娘など街には約180体ものブロンズ像があります。
こちらは、水木ファン、妖怪マニアならずとも見逃せない「水木しげる記念館」。記念館の前には、「鬼太郎とお父さん」の像が立っています。
「水木しげる記念館」のスタッフのみなさんと一緒に記念撮影。
次に向かったのは、鳥取港の新鮮な海の幸が豊富にそろう「かろいち」。県内外から人が訪れる人気の市場。
こちらは、夏が旬の鳥取で取れる天然の岩牡蠣、「夏輝」。レモンをかけて食べるととても新鮮な味わいがします。
「かろいち」の中にある、お食事処「いか太郎」で昼食を。鳥取名物のもさえび丼を頂きました。ぷりぷりしているエビと、カラっとあげたエビの頭の相性が抜群です。
おやつに訪れたのは、「ココガーデン」という、完全無農薬のこだわりのお菓子を提供するカフェ。副店長の村上さんが持っているのは、このカフェで一番人気のスフレパンケーキ。中までふわっとしていて、卵とバターのこくが素材の美味しさを引き立たせます。
こちらは大江ノ郷バームクーヘン。しっとり濃厚な味わいが魅力です。
旅の最後は、1930年に全線開通した若桜鉄道。当時から残されているSL列車を実際に動かしてもらい、走っている列車を見ることができました。
SL列車の中に入ってベルをならすこともできます！
