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楽天トラベルトップ > FINDING JAPAN & ME ココロが動く、を探しに行こう > #10 なつかしくて、あったかい、ほっと一息できる時間

FINDING JAPAN & ME  ココロが動く、を探しに行こう

旅先で居心地がいいカフェに出会えると、旅の緊張感が解け、
ほっと一息つくことができる。
それは、喫茶店がその土地に住む人の日常を垣間見れ、
その空気感にふれられる場所だからかもしれません。
岐阜県は喫茶店の年間消費金額が日本一※1というだけあって、
街中を歩くといたるところに喫茶店の看板があります。
個性豊かな喫茶店の工夫を凝らしたサービスを満喫しながら、
なつかしくて、あったかい街へ出かけませんか。
※1総務省家計調査(都道府県県庁所在地及び政令指定都市別ランキング H21〜23平均)
photo by Takaaki Koshiba , realization & text by Yukiko Hirano & Rika Hiro

#10 “おもてなし”がつまった、岐阜のモーニング文化。
なつかしくて、あったかい、ほっと一息できる時

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歩けども歩けども、街のいたるところに喫茶店が。岐阜の人々、文化に溶け込む、昔ながらの喫茶店をめぐる旅の始まりです。

東京から新幹線とJR東海道本線で約2時間。岐阜市内で奇跡的に戦時中の空襲から逃れた川原町に到着。戦前の日本を思わせる懐かしい街並みから、今回の旅がスタート。

江戸時代には隣接する長良川の船運の湊(かなえ)として栄えた川原町は、地元の人にも愛される散策ルート。格子戸の町家や蔵などを眺めながら、一休み。

川原町を散策中に手湯を発見。斎藤道三や織田信長が天下統一を夢見た「岐阜城」のふもとに湧く、長良川温泉が楽しめます。茶褐色で ぬめりがあり、リウマチに効くとのこと。

川原町の入り口で、岐阜の名産品「水うちわ」のお店を構える、住井冨次郎商店。かき氷屋を思わせる看板が粋。「うち○」と書いて「うちわ」と読みます。

「水うちわ」以外にも、店内には「岐阜うちわ」「渋うちわ」など、手作りのうちわが並び、ほんの数分で次々に売れてしまう繁盛ぶり。店主であり職人の住井さんが、1つ1つ丁寧に仕上げています。

夏が近づくこの時期に、最も人気が高まる「水うちわ」。雁皮紙(がんぴし)という薄い和紙の両面にニスが塗ってあり、水のように透けた質感で見た目に涼しい。

川原町の中ほどに位置する古民家カフェ、その名も「川原町屋」。昔の母屋と蔵を改装した、ノスタルジックな雰囲気ただようカフェでティータイム。

土日限定のケーキをオーダー。もちっとしたぎゅうひと、生クリーム、黒豆を包んだほうじ茶ロールは、甘さ控えめの優しい味。思わず含み笑い。

母屋と蔵の間に広がる中庭は、あたたかい季節にもってこいの特等席。柔らかい日差しと吹き抜ける風の心地よさに、知らぬ間に長居してしまいました。

広い店内のあちらこちらに席があり、様々な景色を楽しめるのが川原町屋の特徴。日本の四季を味わいたい時はこの中庭で。

お腹がふくれたところで、川原町を後に。金華山の緑をそのまま映しだす、透き通った美しい長良川を超えて、「鵜飼の里(うかいのさと)」を目指します。

昔から長良川では、水鳥の「鵜」を使って鮎を獲る漁法「鵜飼」が行われてきました。喫茶店「鵜」は、鵜飼で鵜をあやつる鵜匠(うしょう)が趣味で経営している喫茶店。鵜飼で獲れた鮎の塩焼き、からあげ、ぞうすいなどが楽しめます。

喫茶店「鵜」の中庭には、鵜飼で活躍する24羽の鵜が暮らしており、食事やお茶をしている際に目が合うことも。鵜飼に使われる鵜は、カワウではなくウミウという体格の大きい鵜で、意外に気性が荒い一面も。

午後7時をまわり、やっと日が落ちてきた頃、本物の「鵜飼」をみるために船で長良川へ。浅瀬で船底が川底につく手前のところを、ゆっくりと進んでいきます。

観光客用の屋形船も続々と出港。鵜飼が始まるまで、長良川の上で金華山を眺めつつ、お酒や食事を楽しみます。

鵜飼が始まり、「ほうっ」という、鵜匠の鵜をはげます声が川に響きます。この日は風が強く、闇に浮かぶ「かがり火」が舞って、息を呑むほど幻想的な夜に。

上流から休まず鮎を獲りつづける鵜をみて、「がんばれ!」と子供たちの応援する声が。その声に応えるように、鵜が水面から顔を覗かせます。

約1時間の鵜飼も終盤。舟人の肩越しに花火が上がりました。毎夜鵜飼後に上がるこの花火で、観光客も地元の人も夏の訪れを感じます。

旅の疲れを長良川温泉で癒し、迎えた2日目の朝。ホテルの部屋から金華山の朝日が。

ホテルを後に、長良橋通り沿いを歩いていると、「楽市楽座」をあらわす像が。岐阜は昔、織田信長の楽市楽座令の経済効果で繁栄したそうです。

本日最初の目的地である、喫茶店「Doど(どど)」に到着。岐阜では遠目からでもモーニングをやっていることが分かるよう、街の喫茶店の多くが「黄色い回転灯」をつけているそう。

アイスコーヒー1杯を注文してついてきたのは、厚切りトースト、ポテトサラダ、茶碗蒸し、お味噌汁、オレンジの計5品。ドリンクの注文のみで黙ってこれだけついてくるのが、岐阜のモーニング文化。

赤だしのお味噌汁はほっとする優しい味。常連のお客さんが通路をはさんで談笑する店内は、「The 昭和の喫茶」を思わせる懐かしい雰囲気。入り口には週刊誌と新聞が常備。

マスターは、ちょうど宅配のお弁当を盛り付け中。「モーニングは儲からないけれど、常連さんがいるからやめられない」と言いながらも、常連さんのことを考え日替わりでメニューを考えているそう。マスターの優しさに心があたたまりました。

朝からお腹いっぱいになり、運動がてらに訪れたのは「金華山ロープウェー」。ふもとの岐阜公園と金華山の山頂を結びます。

ロープウェーから眺める新緑豊かな金華山。眼下には長良川と、平地のため遠くまで見渡せる岐阜の街並みが。約3分で山頂に到着。

山頂の澄んだ空気の中、長良川のきれいな水でつくった「長良川サイダー」で乾杯。甘すぎず、本当に水に近い自然な味。山道を登ってかいた汗もひんやり。

山頂を降りたふもとの岐阜公園で、熟睡する猫。見てるこちらも眠くなる穏やかな気候でした。

岐阜市を後に、訪れたのは水の都「大垣市」。江戸時代から明治にかけて水運としてにぎわった場所。当時物資と人を運んだ船が水門川に残されています。

散策しながら訪れたのは、窓が1つもなく、一見隠れ家のように見える「DOUMOカフェ」。

店内は、間接照明に照らされた薄暗い大人の雰囲気。お客さんが1人の時間をじっくりと味わえるよう、マスターがこだわった静かな空間。

自慢のミラノブレンドは、時間がたっても味が酸化しない、おしゃべり好きな女性に嬉しい珈琲。ついつい私たちも話に花が咲き思わず長話。地元の人々に愛される岐阜の喫茶店文化が、この旅で分かったような気がしました。

今回訪れた場所
  【岐阜県岐阜市】
川原町
住所:岐阜県岐阜市湊町・玉井町・元浜町
    【岐阜県岐阜市】
住井冨次郎商店
住所:岐阜県岐阜市湊町46
    【岐阜県岐阜市】
川原町屋
住所:岐阜県岐阜市玉井町28
 
  【岐阜県岐阜市】
鵜の庵 鵜(鵜飼の里)
住所:岐阜県岐阜市長良中鵜飼94-10
    【岐阜県岐阜市】
岐阜市鵜飼観覧船事務所
住所:岐阜市湊町1-2
    【岐阜県岐阜市】
Doど
住所:岐阜県岐阜市金竜町2-17
 
  【岐阜県岐阜市】
金華山ロープウェー
住所:岐阜県岐阜市千畳敷下257
    【岐阜県大垣市】
船町港跡
住所:岐阜県大垣市船町4丁目
    【岐阜県大垣市】
DOUMOカフェ
住所:岐阜県大垣市楽田町8-43-1
 
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