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楽天トラベルトップ > FINDING JAPAN & ME ココロが動く、を探しに行こう > #04 わざわざ行きたくなる場所がここに。冬仕度をした秋田が、待っています。

FINDING JAPAN & ME  ココロが動く、を探しに行こう

すぐ手に入るものより、苦労して手に入れたもののほうが、なぜか愛着がわく。
スピードや効率化が求められる時代だからこそ、
時間をかけることや不便なことが、ちょっぴり新鮮で楽しいのかもしれません。
今回訪れたのは、11月下旬、冬仕度をはじめたばかりの秋田県の雪深い地域。
そこには、代々受け継がれている、冬を過ごすための知恵と楽しみ方がありました。
一面の雪景色の中、人里はなれた「秘湯」でほっこりすれば、自然と笑顔になれますよ。 photo by Takaaki Koshiba , realization & text by Yukiko Hirano

#04 寒い冬に、わざわざ行きたくなる場所がここに。冬仕度をした秋田が、待っています。

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秘湯へようこそ!寒い冬にわざわざ行きたい場所が、秋田にありました。

最初に訪れたのは、創業300年以上、秋田県を代表する吟醸蔵「秀よし」へ。酒名「秀よし」は、秋田佐竹藩主より拝命されたそう。

入口には、酒の仕込みに使用される地下水を飲むことができます。奥羽山脈がもたらす伏流水が数年の時を経ておいしい水になるそう。思ったほど冷たくなく、まろやかな味。

通り土間を抜けて、蔵に入るとふんわり甘い香りが漂います。酒造りは冬が最盛期。なぜなら、雪が降れば空気が乾燥し雑菌が繁殖しにくいと同時に、酒蔵の中が酒造りに適した温度に保たれるからだそう。

「酒造りの要は麹にあり」というほど、杜氏が心を込めて麹造りを行います。一粒一粒がばらけるように、手作業で行い、2日間かけてようやく麹が完成します。

「そえ」「なか」「とめ」の三段階で仕込みを続けることで、常に活性をさせていきます。かき混ぜるのも重労働。こうして手間ひまをかけ、おいしい日本酒が誕生します。

「自分が生まれ育った食に合わせて酒造りをしているので、味がぶれないんです」と語る鈴木直樹さん。だからこそ「地酒」なのだそう。

角館へ移動し、昼食は「あきた角館 西宮家」で。大正ロマンあふれる空間にぴったりの、人気メニュー・西宮家ハヤシライス。

水だけで時間をかけて抽出するダッチコーヒー。鮮やかな紅葉お庭を眺めながら、ゆっくりと時間が流れていきます。

秋田藩の支藩として栄えた城下町、角館。取材で訪れた時はちょうど紅葉の終わり。冬は、白い雪と黒塀のコントラストが美しいとのこと。そして、春は桜が咲き乱れます。

角館の積雪は1m〜1.5m。雪の重みで家屋が破壊されるのを防ぐために、家の周囲に板をめぐらせた「雪囲い」をして冬支度を行っています。

角館で唯一座敷に上がって見学ができる「石黒家」は、約200年前の建造で角館に現存する最古の家屋。欄間には、長寿の願いを込めた亀の透かし彫りが。隣の壁にうつる亀を見て、質素倹約の中でも楽しんでいたそう。

屋敷内に飾られた菊の花。現在も石黒家の末裔家族がここで生活しています。

12代目当主の石黒直次さんと今回案内してくれた息子の石黒直伸さん。「寒さを楽しみながら、角館の雪景色をぜひ見に来てください」。

農作業ができない冬に手仕事としてはじまったといわれる農村の手工芸「イタヤ細工」。イタヤカエデの若木を裂いたもので、様々なものを作ります。

木のぬくもりを感じながら一つひとつ手で編んでいく…こうして子どものおもちゃ「イタヤ馬」が完成しました!

レンガ造りの蔵が目を引く、安藤醸造。明治15年から24年にかけ、火災に備えた設計で造られた蔵は、現在まで大きな修理は一度もしていないとのこと。

1階が蔵座敷、2階が収納庫になっていて、蔵座敷としては東北現存最古のもの。最近もお孫さんの結婚式をこの蔵座敷で行ったそうです。

創業嘉永6年、現在は味噌醤油、漬け物を製造している安藤醸造。無添加かつ天然の力だけで造るため、平均でも1年以上発酵にかかります。杜氏さんによって大切に寝かされているお味噌をひと口味見。ふんわり甘い香りとやさしい味がしました。

囲炉裏の火を囲みながら、あついお茶と秋田名物の漬物“いぶりがっこ”をいただきました。「こうしておしゃべりしているだけで楽しいでしょう?」冬の楽しみ方はここにあるのかもしれません。

今回ご案内していただいたのは、大女将の安藤恭子さん。寒い北国だからこそのおもてなしの心に、すっかりあたたまりました。

翌日は、温泉ファン憧れの秘湯・乳頭温泉郷へ。1週間前から雪が降り始めたそうで、11月下旬でもすっかり雪景色。

妙の湯には「金の湯」「銀の湯」と呼ばれる2つの源泉があります。混浴露天風呂はバスタオルを使用してもいいので、女性でも入りやすいのが嬉しい。

露天風呂から見えるのは先達川。雪が音を吸う、と言うように、耳を澄まして聞こえてくるのは川のせせらぎだけ。

秋田藩主も湯治に訪れたという、乳頭温泉最古の湯・鶴の湯温泉へ。古くからの湯治場の雰囲気が秘湯ムード満点。乳白色の混浴露天風呂の他、泉質が異なる白湯、黒湯など9つの風呂を楽しめます。

軒先にはつららが。1月終わり頃から2月が積雪のピークだそう。

昼食は、鶴の湯別館山の宿へ。地元で穫れた「山の芋」をすりおろして団子にしたものと、ネギ、えのき、しめじ、そして最後にせりをのせて「山の芋鍋」が完成。

塩焼きの岩魚(いわな)と山菜、“いぶりがっこ”、そして何よりも白いご飯がごちそうです。囲炉裏の火を囲みながら、身体の外からも中からもあたたまっていきました。

山を下りて田沢湖へ。迎えてくれたのは天然記念物・秋田犬。耳がピンとして、しっぽがくるりとしているのが特徴。田沢湖共栄パレスで無料で見学できます。

田沢湖畔にひっそりと佇む木造校舎。昭和49年に廃校となった小学校の校舎を修復し、平成16年から「思い出の潟分校」としてよみがえりました。初めて訪れる場所なのに、なぜか懐かしい気持ちになります。

湖畔の杜レストランORAEで、地元で穫れた野菜と自家製の地ビールを召し上がれ。2011年全国酒類コンクールで最高賞、審査員特別賞を受賞した「Hot&Cool」と、2009年全国酒類コンクール上海大会で総合第1位に輝いた「味わい天涯(てんや)」。

水深423.4mで日本一の深さを誇る田沢湖。美しさと若さを願ったばかりに龍となり、田沢潟の主となって湖底深く沈んでいったという、伝説のたつこ姫の像が神秘的。

あなたも伝説のたつこ姫に!?

田沢湖にせり出すように立つ、御座石神社の朱塗りの鳥居。瑠璃色の湖を見つめていると、時間が経つのを忘れてしまいます。今頃はきっと真っ白な雪に包まれていることでしょう。

今回訪れた場所
  【秋田県大仙市】
酒蔵 秀よし
住所:鈴木酒造店 住所:秋田県大仙市長野字二日町9
    【秋田県角館町】
あきた角館 西宮家
住所:秋田県仙北郡角館町田町上丁11-1
    【秋田県角館町】
武家屋敷「石黒家」
住所:秋田県仙北市角館町表町下丁1
 
  【秋田県角館町】
安藤醸造
住所:秋田県仙北市角館町下新町27
    【秋田県乳頭温泉郷】
乳頭温泉郷 妙乃湯温泉
日帰り入浴大人700円。住所:秋田県仙北市田沢湖生保内字駒ケ岳2-1
    【秋田県乳頭温泉郷】
乳頭温泉郷 鶴の湯温泉
日帰り入浴大人500円。住所:秋田県仙北市田沢湖田沢字先達沢国有林50
 
  【秋田県乳頭温泉郷】
乳頭温泉郷 鶴の湯別館 山の宿
住所:秋田県仙北市田沢湖田沢字湯ノ岱1
    【秋田県田沢湖】
思い出の潟分校
住所:秋田県仙北市田沢湖潟字一の渡226
    【秋田県田沢湖】
湖畔の杜レストラン ORAE
住所:秋田県仙北市田沢湖田沢字春山37-5
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