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2016.1.9 楽天トラベルニュース・FINDING JAPAN&ME号外 vol.72
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下呂温泉は日本三名泉のひとつとして名高い由緒ある湯の里。温泉街をのんびりと歩きながら、宿のお風呂や足湯で湯めぐりを楽しめます。もちろん、魅力は温泉以外にも。それは郷土のおいしい料理だったり、冬の夜空を彩る花火だったり。大切な人と出かければ、ふたりの距離がさらに近づく、冬の下呂温泉へ。
地元素材たっぷりの、イタリアンに舌鼓。
旅の始まりは、素敵なランチから。下呂駅に到着後、温泉街のイタリア料理店「LA VITA é bella」へ。冬は薪ストーブが焚かれる店内でいただいたのは、彩り豊かなパスタとピッツァ。地元で採れたみずみずしい野菜が、お皿のそこかしこに散りばめられていました。食後は「下呂温泉 足湯の里 ゆあみ屋」の足湯に浸かりながら、名物のほんわかプリンでスイーツタイム。デザートはさっきもおいしくいただいたけれど、甘いモノはやはり別腹なのです。
〜下呂温泉で出会ったものたち〜
陶器の絵付け体験で、思い出の品をゲット。
坂道をゆっくり上っていくと、辿り着いたのが「下呂温泉合掌村」。敷地内には茅葺屋根の古い民家が立ち並び、いにしえの集落に迷い込んだかのよう。ここでは陶器の絵付け体験ができると聞き、ふたりで挑戦することに。それぞれが相手のために絵を描いたマグカップは、思いがけぬプレゼント交換になりました。ほかにも影絵劇を鑑賞したり、風情ある縁側で休憩したり。昔に遡ったかのような村内では、時間が穏やかに過ぎていきます。
〜下呂温泉で出会ったものたち〜
冬の夜空に煌めく、ロマンチックな花火鑑賞。
夕方、滞在先の宿「水明館」にチェックイン。案内された客室では、温泉街と飛騨川を望む絶景が待ち受けていました。夕食はフレンチのコース料理。メインは飛騨牛の網焼きで、柔らかなお肉は感激もの。食事を終えても、楽しみはまだ続きます。それは、下呂温泉の冬花火。ふたりで見上げる澄んだ夜空が次々と花火で彩られるのは、とてもロマンチック。鑑賞後は、宿のお風呂へ。名湯にのんびり浸かっていると、体の芯までホカホカに。
〜下呂温泉で出会ったものたち〜
温泉街の散策中、珍しい手湯を発見。
翌日はチェックアウトを済ませてから、再び散策を楽しむことに。温泉街を歩いていると、あちこちで足湯を見かけます。そのひとつ「田の神の足湯」の前には、ユニークな手湯が。冬は凍えた手をすぐに温めてくれるので、とっても重宝しそう。旧飛騨街道沿いで見つけたのが「奥田又右衛門膏本舗」。下呂膏の名で親しまれる貼り薬の老舗です。風格のある建物が、長年たくさんの人を癒し続けてきた下呂温泉の歴史を偲ばせてくれます。
〜下呂温泉で出会ったものたち〜
湯めぐり手形で、下呂の良質な湯を満喫。
下呂温泉でぜひ利用したいのが、湯めぐり手形。1枚で3軒のお風呂に入れるお得な温泉パスポートです。湯めぐり手形でおじゃましたのは「下呂温泉 山形屋」。広々とした内湯と開放的な露天風呂を堪能しました。下呂温泉は栃の実のお菓子が名物と聞き、訪れたのが「尾張屋製菓」。栃の実せんべいや蒸しパンを作る工場には、甘い香りが。何よりも、仲良く製造に励むご夫婦の姿が印象的。身も心もほっこり温まる、ふたり旅になりました。
〜下呂温泉で出会ったものたち〜
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吉祥寺に下呂温泉のアンテナショップがオープン!
昨年9月、東京・吉祥寺に誕生したのが下呂温泉のアンテナショップ「いでゆ千年のかおり 〜白鷺伝説〜」。店内には飛騨の地酒やトマトジュース、鶏ちゃんなど下呂の特産品が勢ぞろい。東京で気軽に下呂温泉に触れられる新スポットへ、ぜひ!

JR中央線 井の頭線「吉祥寺駅」徒歩約3分 ダイヤ街東急チェリナード・アーケード街
http://www.gero-spa.com/topic/detail/715
【東京から下呂温泉まで】
東京(東海道新幹線)→名古屋(高山本線)→下呂温泉 ※約3時間30分
東京(北陸新幹線)→富山(高山本線)→下呂温泉 ※約4時間30分
【大阪から下呂温泉まで】
大阪(東海道新幹線)→名古屋(高山本線)→下呂温泉 ※約2時間30分
良質な湯が湧き、おいしい料理が食べられ、街歩きが楽しい下呂温泉。シーズン問わずおすすめですが、ふたり旅なら3月までの冬花火はお見逃しなく! (写真:佐藤和恵、構成・文:小久保敦郎)

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