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瀬戸内海の多島美や瀬戸内ブルーが訪れる人を癒し、近年サイクリングスポットとしても注目を集める、しまなみ海道・瀬戸内エリア。レンタサイクルで島風をあび、ソウルフード広島お好み焼きを堪能。ココロもカラダも解放すると思わず涙がこぼれる…しまなみデトックス旅へ。
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| カフェもホテルも自転車に乗ったままで“サイクルスルー” |
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| 島の人々とのふれあいも楽しい因島でソウルフードを |
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| 日が沈んでまた昇る。当たり前のことに感謝したくなる景色 |
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| 癒し力満点。“うさぎの楽園”大久野島へ |
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| 心が洗われる。瀬戸内随一の多島美を眺めに |
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おのみち転転(ころころ) 港おさんぽライトアップ
尾道駅前広場からオリーブ広場（ONOMICHI U2周辺）まで光で彩られる「港おさんぽライトアップ」が開催中。港周辺ウッドデッキや樹木がLEDでライトアップされるほか、千光寺山の「玉の岩」の伝説をイメージし、1万6千球のLEDが使用された直径約2メートルのオブジェ「光の珠」などが設置され、尾道の夜の「おさんぽ」を盛り上げます。（12月26日(金)まで） |
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【東京〜広島までのアクセス】
・飛行機：羽田空港→広島空港(約1時間半) ・新幹線：東京→広島(約4時間)
【大阪〜広島までのアクセス】
・新幹線：新大阪→広島(約1時間半)
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初めて旅した美しいしまなみ海道エリア。ここでしか見られない景色の数々に感動してばかり。次に訪れる時までに脚力をつけて島と島を自転車で走破してみようと心に決めました。
(写真：佐藤和恵、構成・文：荻野淳子) |
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この旅の始まりの地点、尾道で最初に訪れたのは、今年3月にオープンしたばかりの複合施設「ONOMICHI U2」。海運倉庫だったところを改装したそうで、その開放的な空間は、温かみのある間接照明を多用しながらも倉庫の雰囲気が生かされていてとてもスタイリッシュ。ホテルのチェックインもカフェのオーダーも自転車に乗ったままでOKという、しまなみ海道サイクリストにとって欠かせないNEWスポットです。
魅力的な島々をつなぐしまなみ海道では、各地にあるレンタサイクルスポットで自転車を借りて巡ることもできます。因島大橋を渡り訪れた因島で、私もレンタサイクルで島内を散策することに。お腹がすいて訪れた、お好み焼き屋さん。ボリューム満点の広島お好み焼きに舌鼓を打ちつつ、次々訪れるなじみのお客さんに混じってする女将さんとの会話も楽しく、かけがえのない旅の思い出に。
この日宿泊したのは、しまなみ海道を見下ろす因島公園内にある「ホテルいんのしま」。宿からは島影に沈む夕陽の美しい眺望が楽しめます。雲間から光を射す太陽と赤く染まる海の様子をじっと眺める時間は、普段の慌しい日々からそっと開放してくれます。夜明けとともに島々を明るく照らす朝日も美しく、絶好のロケーションの中での滞在を楽しみました。
翌日訪れたのは“うさぎ島” として近頃話題の大久野島。島のいたるところにたくさんのうさぎが生息していて、とても人懐こく、人を見つけると近寄ってくる子も。手の甲をまずはうさぎの鼻のあたりに差し出して触れ合い、うさぎの警戒心を解くのがお作法なのだそう。くんくんとじゃれてくるその可愛い姿にすっかり癒されます。
次に目指したのは“瀬戸内海随一の多島美が見られる山”と称される「筆影山」。展望広場へ到着するとぱっと目の前が開け、見えてきたのは、穏やかな海に点在する島々が美しい瀬戸内ブルーの大パノラマ。遠くは四国までが見渡せます。手すりにそっと腰かけて、行きかう船をぼーっと眺めていると思わず涙がこぼれてくる…心が洗われる景色でした。
